しろ

好きなものを好きでいたい。

しろ

好きなものを好きでいたい。

記事一覧

あの瞬間

幼稚園のとき、近所のビルの駐車場で、天井を見上げてくるくる回ることにハマっていた。 コンクリートを見ながら、「私ってなんだろう」とぼんやり考えてた。 例えば姉と…

しろ
1か月前
2

スルーロマンスを読んで

はあ~!久しぶりにぞくぞくした! 面白かった!! 細胞全部で、読んでよかった!と叫んで、 これは読書感想文を書くしかないと思った次第です。 前作の「まじめな会社員…

しろ
2か月前
4

姉の結婚

帰りの船の中、気だるさとともにこんな短歌を読む。 姉が結婚した。 父母は泣き、弟夫婦も泣き、私は泣かなかった。 小さい時、一番よく泣いた私は、自分の感情が大きく…

しろ
6か月前
1

2023よかったこと。2024やりたいこと。

年の初めに100個やりたいことを書き出して、その年の終わりに振り返ると、半数以上が叶っているという話。 それを聞いて数年前まで続けていたが、またやってみようと思う…

しろ
7か月前
8

和牛解散かぁ

和牛好きだったなぁ

しろ
8か月前
2

このグラデーションのような気持ちで

この感情は「寂しさ」だ。 そう思ったら、恋人に連絡するのをとどまった。 うまくメイクができた。今日、転んでしまったよ。飲み会、疲れた。 元気にしてる?最近、天気が…

しろ
9か月前
2

パートナー探しを諦める

3連休を恋人とともに過ごした。秋晴れの気持ちの良い気候を歩く中で、より好きになる感覚があった。付き合って3か月になる。好きになる、を意図的に実施したが、私の人を…

しろ
10か月前
3

割れてしまうのはいやだから

「顕微鏡と例えていいか、分からないけど」 理系の恋人ならではの表現で、深夜の駐車場で彼の考えを話してくれた。 それは私が「恋人」といないときの「自分」を大切にし…

しろ
11か月前
13

アルバムの枚数が、思い出の量ではない。

彼とは、先日1泊の小旅行に行ったので、短歌とともに書いていく。 地元から長く離れていた彼を、ずっと地元にいた私が観光案内するような形で、行き先を決めた。 相手に…

しろ
11か月前
18

決着がついた。

前回、以下のような記事を書いた。 決戦は9月2日となったものの、予定を決めるための話し合いをした電話で、本日お付き合いすることになった。 8月26日(金)1:32 深夜も…

しろ
1年前
4

「決着をつけよう。」と握手した話

まさか自分がこんなことをするなんて、という経験は誰にだってあるだろう。私の場合はこう。 牛乳を笑うと同時に吹き出して、目の前の席の男の子に吹き掛けたこと。 占い…

しろ
1年前
6

3年付き合った彼氏と別れた29歳

3兄弟のうち、私を除く2人が今年、結婚する。 そんなめでたさと反比例して、なかなかに孤独を感じるものだから、書いて現実逃避しよう。 「孤独」からどんどん逃げよう。…

しろ
1年前
19

iPhoneを持ってきてよかったと思った。 道に迷ってしまうところだっだ。 ただひたすらに真っ直ぐ進むだけだから、と一瞬、身ひとつで歩いてみようかと好奇心に駆られたの…

しろ
1年前
1

雑記

先日、母と話していて思い出したことだが、ベトナムに20歳そこそこで行った時、たくさん写真を撮っていたはずだった。しかし、それをどこにやったかすっかり忘れていたこ…

しろ
1年前
2

痺れる足を見下ろして床につく エアコンの音は静寂となり こめかみで鳴る耳鳴りが眠気を誘う 瞼は冴えている 昔の職場から連絡があった あの人は元気だろうか 月の光が…

しろ
1年前
2

青い空を誰とみたいか

2人の男性の間で、宙ぶらりんになっている。 1人は私を女の子にさせてくれる。 恋の仕方がわからなくなってたから、恋してる感覚に戻れて、ほんとに嬉しかった。 もう1人…

しろ
1年前
3
あの瞬間

あの瞬間

幼稚園のとき、近所のビルの駐車場で、天井を見上げてくるくる回ることにハマっていた。

コンクリートを見ながら、「私ってなんだろう」とぼんやり考えてた。

例えば姉と私はそっくりだと言われる。
でも、違うにんげんだ。
なにが違う?

住んでる家も一緒で、食べるものも一緒で、
好きな遊びとかは違うけど、もしそれも同じだとしたら?他もぜんぶ私と同じだったら?

それは私といえるの?

そうして、ハッと閃

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スルーロマンスを読んで

スルーロマンスを読んで

はあ~!久しぶりにぞくぞくした!
面白かった!!
細胞全部で、読んでよかった!と叫んで、
これは読書感想文を書くしかないと思った次第です。

前作の「まじめな会社員」から思っていたことだけど、
作者のドンピシャな言語感覚がとにかくすごい。
登場人物が鮮明にそこにいるという感覚になる。

最近、人生なるようにしかならないと割り切れるようになった。

子どもが欲しいと言い続けた20代。できなかった場合

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姉の結婚

姉の結婚

帰りの船の中、気だるさとともにこんな短歌を読む。

姉が結婚した。

父母は泣き、弟夫婦も泣き、私は泣かなかった。

小さい時、一番よく泣いた私は、自分の感情が大きく動く時ほど泣けないようになってきた。

美しき、よき日。

その一方で、満たされてないような思い。

親戚のちくちく言葉を抜きにしても、私の感情は薄いモヤがかかっていた。

そのことに目を瞑り、どっぷり姉の幸せに浸っていた。姉の最良の

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2023よかったこと。2024やりたいこと。

2023よかったこと。2024やりたいこと。

年の初めに100個やりたいことを書き出して、その年の終わりに振り返ると、半数以上が叶っているという話。

それを聞いて数年前まで続けていたが、またやってみようと思う。その前に2023年を振り返ろう。

【2023年よかったこと】

1.どんな時も自分を大事にできた。
2.仕事で肩の力を抜いて、過ごすことで、コミュニケーションがとりやすくなった。
3.年度末、本当に忙しく、体調も壊していたが乗り越え

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このグラデーションのような気持ちで

このグラデーションのような気持ちで

この感情は「寂しさ」だ。
そう思ったら、恋人に連絡するのをとどまった。

うまくメイクができた。今日、転んでしまったよ。飲み会、疲れた。
元気にしてる?最近、天気が急に変わったから、片頭痛が心配だよ。

たくさんの言葉たちが、私の部屋に宙ぶらりんのまま、浮いている。

彼からの連絡が来ない夜は、初めてだった。

寂しい。でも、それを伝えるのはずるい。

私は彼に「別れよう」と言う準備をしている最中

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パートナー探しを諦める

パートナー探しを諦める

3連休を恋人とともに過ごした。秋晴れの気持ちの良い気候を歩く中で、より好きになる感覚があった。付き合って3か月になる。好きになる、を意図的に実施したが、私の人を見る目は正解だったなと、彼のやさしさに触れるたびに、好きは落ち葉のように積もっていた。

「宗教」

この2文字が私たちの間に割り込んできたとき、「ああまたか」と思った。

このまま彼を好きになる。小さな確信が私の気持ちを温かくした。多少の

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割れてしまうのはいやだから

割れてしまうのはいやだから

「顕微鏡と例えていいか、分からないけど」

理系の恋人ならではの表現で、深夜の駐車場で彼の考えを話してくれた。

それは私が「恋人」といないときの「自分」を大切にしたいと話したからだった。

彼曰く、顕微鏡でピントを合わせることは距離感に似通っているという。初めにすごく近づけて、話しながらくっきり写る範囲にする。遠くから少しずつ距離を縮めると、ガラスは割れてしまう。割れてしまうのはよくないよね。

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アルバムの枚数が、思い出の量ではない。

アルバムの枚数が、思い出の量ではない。

彼とは、先日1泊の小旅行に行ったので、短歌とともに書いていく。

地元から長く離れていた彼を、ずっと地元にいた私が観光案内するような形で、行き先を決めた。

相手にとっては私が初めてのお付き合いだということで、動物園にも行ってみたりした。(私も動物園デートは初めて)

買ったばかりの車に、慣れない運転で、しかも長距離。体力もあまりない彼が、頑張ってくれたなあと思う。

恋愛に疲れた、というと大げさ

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決着がついた。

決着がついた。

前回、以下のような記事を書いた。

決戦は9月2日となったものの、予定を決めるための話し合いをした電話で、本日お付き合いすることになった。

8月26日(金)1:32

深夜も深夜なので、眠れない。
これは書くしかない。

私たちは4月にマッチングアプリで知り合って、1月経った頃に出会った。そこから今までずっと友だちのように過ごしてきた。

私は彼のことを徐々に知っていく中で、パートナーとして良い

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「決着をつけよう。」と握手した話

「決着をつけよう。」と握手した話

まさか自分がこんなことをするなんて、という経験は誰にだってあるだろう。私の場合はこう。

牛乳を笑うと同時に吹き出して、目の前の席の男の子に吹き掛けたこと。

占いで「この恋は実りません」と言われ、その場で泣き崩れたこと。

短大時代、反省文で1万文字書かされたとき、出生から反省したこと。

他にも挙げればキリがないが、ここに、

マッチングアプリで出会った人に、駅のホームで「次回、決着をつけよう

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3年付き合った彼氏と別れた29歳

3年付き合った彼氏と別れた29歳

3兄弟のうち、私を除く2人が今年、結婚する。

そんなめでたさと反比例して、なかなかに孤独を感じるものだから、書いて現実逃避しよう。

「孤独」からどんどん逃げよう。
しばし、お付き合い頂ければうれしいです。

30代は楽しいよ!と誰だったかに言われ、ずっと楽しみにしてきた30歳に来年なる。誰かといるのだったら、そこまで年齢も誕生日も気にならないが、1人だからこそ、今回は盛大にパンチのある誕生日に

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夏

iPhoneを持ってきてよかったと思った。
道に迷ってしまうところだっだ。

ただひたすらに真っ直ぐ進むだけだから、と一瞬、身ひとつで歩いてみようかと好奇心に駆られたのが、1時間ほど前。写真を撮りたいと考え直し、ポケットにしまったiPhoneで、mapを開くと案外家から20分圏内のところだった。

転勤でこの町に来て2年ほど経つが、こんなところがあったのかと驚いた。蜘蛛の巣がかかる林道や坂道を抜け

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雑記

雑記

先日、母と話していて思い出したことだが、ベトナムに20歳そこそこで行った時、たくさん写真を撮っていたはずだった。しかし、それをどこにやったかすっかり忘れていたことに、今やっと気がついた。

母が言うには、会社に提出するからと言って、それきりだったと。

そこまで言われても、記憶はとても曖昧だった。

だが写真、といわれて頭に浮かんだのは、ハノイにあるロッテホテルのロビーを2階から撮った映像だ。いく

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詩

痺れる足を見下ろして床につく
エアコンの音は静寂となり
こめかみで鳴る耳鳴りが眠気を誘う

瞼は冴えている

昔の職場から連絡があった
あの人は元気だろうか

月の光が雫になって
窓から流れ込む
毛布に足にベッドサイドのメガネに
溶け込み、
体が冷えていたことを知る

明日は降水確率が100%
ロマンチストだと言われ傷ついたような気がした今日
瞼を閉じる

耳鳴りがする

青い空を誰とみたいか

青い空を誰とみたいか

2人の男性の間で、宙ぶらりんになっている。

1人は私を女の子にさせてくれる。
恋の仕方がわからなくなってたから、恋してる感覚に戻れて、ほんとに嬉しかった。

もう1人は私に愛を与えてくれる。
ドキドキこそ、ないものの、彼は私を好いてくれている。そこがぶれない。
この人の優しさは、元彼に似ている。
こんなことを言っていいのかわからないけど。

でも、中途半端なことをする人じゃないのは伝わってくる。

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