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数字のための文章ではなく、思いついたことをなるべく正直に書く
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#エッセイ

わたしのオールで連れてゆく。

わたしのオールで連れてゆく。

『宙船(そらふね)』

作詞・作曲 中島みゆきさん
TOKIOが演奏・歌唱する楽曲で、中島さんもセルフカバーされています。

最近、久々にこの曲のことを思い出しました。

TOKIOの楽曲としてダウンロードできなかったので、中島みゆきさんのカバー曲をスマホにおとしました。

中島みゆきさんが、命を揺さぶるように
力強く熱唱する一曲です。

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すぐやらないわたしが聴いた堀江貴文氏の講演

すぐやらないわたしが聴いた堀江貴文氏の講演

本屋さんの平積みコーナーに、堀江貴文氏の本があった。
「考えたら負け」と大きな字で書かれている。これがタイトルなのだろうか。

愛を込めてホリエモンと呼ばせていただきましょう。
実は、半年以上も前に、ホリエモンの講演を聴いた。
その時も同じような言葉を耳にした。思いついたら考えずにすぐに行動、と。

講演にいたく感銘を受け、実は感想をここで書こうと思った。
実際、中途半端だけど下書きはある。
が、

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2024年上半期の振り返りを簡単に。

2024年上半期の振り返りを簡単に。

今年もこの時期は激動でした。

環境が大きく変わった。
わたしのマイペースと新しい生活のペースを親和させるのは一苦労でストレスフル。

しかも、今年は仕事を辞めた昨年以上に思うようにならないことばかり。
退職は自分の意思ですが、今回の変化は人の有り様に振り回されるものばかり。

ようやく濁流を抜けたのは6月に入ってから。
……と思いきや、今また生活が脅かされています。
マンションの工事の騒音が凄ま

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理想の本の部屋と、本を手放すこと。

理想の本の部屋と、本を手放すこと。

50年近くの人生にないくらい、色々な物を捨てている。
両親の家から出る時すら、こんなにも自分の物を捨てなかった。

これほど余多の不要な物たちと一緒に暮らしてきたのか……という思い半分、今のわたしにとって不要になったにすぎず、これまでは必要と感じてたんだから仕方ないという思い半分。

断捨離が乗ると、片付いてきた気分の良さをはっきり感じる。
物がなくなり、整理整頓できて空間に余裕ができたクローゼッ

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noteも含めた最近の変化

noteも含めた最近の変化

いつだってプロフィール難民である。
特に、画像。
身バレは困る。自分の顔は出せない。
それ以上に、自分の容姿が好きじゃない。たいへんに哀しいことに。

SNS攻略法!みたいなものを通りすがりでちらりと読んだら、「プロフ画には顔を出した方がいい」と書いてあった。
わからなくはないけど、そう言われても、なのだ。

ゆえに、必然的に創作した画や、自分で撮ったものも含めて無料で使える写真を使うことになる。

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東京駅上空にて、不思議気分を振り返る。

東京駅上空にて、不思議気分を振り返る。

東京駅直結の高層ビル6階、そこは地上より間違いなく天空に近い場所。
だから、東京駅上空。

京都や北海道の真っ直ぐな道を思わせる十字路を見下ろすカフェで、みずみずしいフリュイのてんこ盛りをいただきながら、取り急ぎで書いている。

お客さん達の語らう声がそよそよと流れる店内。
わたしは、今は一人。
目の前にいる友は、ワイヤレスキーボードのみ。

さっきまで、そのまた少し前までまったく知らなかった女性

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キリマンジャロの氷河と空

キリマンジャロの氷河と空

氷河があることから、「白く輝く山」を意味する「キリマンジャロ」と名付けられた山。

その山頂の氷河が、この100年で90%も減少したという調査結果がある。

10年前と現在の映像を比べても、人の身長と比較した氷河の高さは明らかに半減。

と、これはTBS「世界遺産」からの完全な受け売り。

氷が溶けゆく主な原因は、地球温暖化。

地球上のこの地域の環境が作り上げた、奇跡の自然美。
それが、人がほぼ

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丁寧に生きる日々へ。

丁寧に生きる日々へ。

ミント緑茶を飲みながら、どうしたら日常に『丁寧』を持ち込めるのか考えている。

ふと、自分が丁寧な暮らしというものから程遠い気がして、ちょっと悲しくなったのだ。

丁寧に暮らす。
それは美しいことでしかない、そんなイメージ。

……… そもそも、どんな暮らしなら『 丁寧 』だというのだろう。

テラスで毎朝季節の風を感じながらハーブに水をやる、

沸かしたてのお湯でじっくりとコーヒーをドリップする

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旅の荷造りで生活のミニマムを知る。

旅の荷造りで生活のミニマムを知る。

旅に出るのは楽しい。特に、泊りがけの時は。
泊まるところを決めて、新幹線の指定席を購入するところから、もう楽しい。

ここ10年ほど、ごく稀に行けるひとり旅では東海道新幹線ばかり乗っている。

くだりは、富士山が見やすい右側座席の窓際。
のぼりも、富士山が見やすい左側座席の窓際。ただし、帰りが夜だとよく見えないから通路側もアリ。

幼いころから、遠出の旅行といえば、母の実家へ向かう東海道新幹線だっ

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『パートナー』という言葉でつれづれ。

『パートナー』という言葉でつれづれ。

最近あちこちで見かける言葉、『パートナー』。
ビジネスパートナーや、「あなたのライフパートナー」のような広告は意味はわかるけど、プライベートで用いられると、それはいったいどんな人なの?と思ってしまう。

いや、なんとなくはわかる。
なんとなく。
なんか、特別な人なのだ。

夫とか旦那とか妻とか奥さんという配偶者には当てはまらない、けれど特別な関係の人。

それって、彼氏や彼女とはどう違うん?

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HSPが疲れない結婚生活を送るための5か条

HSPが疲れない結婚生活を送るための5か条

これはHSP重篤者、かつ、それなりに長く生きているマチュアなわたしが、「こういう人と出会って結婚してこういう暮らしをしたらきっとしあわせだよね?」と日々妄想した末に生まれて来たものです。

重たいHSPを自認しつつ、これから薔薇色かもしれない結婚生活を送ることができるかもしれない方々にお読みいただければ幸いです。
「最愛の恋人がHSPって言ってるんだけど、自分はいったいどうすれば?」という方にも参

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くもり空のもとで菊池くんを見ていた

くもり空のもとで菊池くんを見ていた

緑ちゃんと一緒に校庭の隅っこの花壇の脇に腰を下ろして、部活をがんばる菊池くんをずっと見ていた。
 

あれは、遠い遠い昔の中学生の頃。

今にも雨が降りそうな曇天と、うれしかったことをわたしは覚えている。



緑ちゃんは、わたしの親友だった。

過去形なのは、高校生になってからは会わなくなってしまったから。

菊池くんは、緑ちゃんが好きだった同級生男子だ。

二人は同じクラスになったことも、面

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わたしのバリアを作るためのコーヒーショップ

わたしのバリアを作るためのコーヒーショップ

バリアといっても、わたしはパーフェクトな魔法使いじゃないから、そんなに都合よく立派ものは作れないけど。

母の家へ訪れる時は、道中のコーヒーショップに必ず立ち寄る。

どこにでもある、チェーンのお店。

けれど、他の店舗とは趣きが異なる。

古い民家を改造したらしく、天井が高くてテーブルも大きい。
木の柱の色のチョコレートブラウンを基調としたインテリアもわたし好み。

通路にも客席の間にも余裕があ

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溢れる物たちはきっと、溢れていた想い。

溢れる物たちはきっと、溢れていた想い。

すべてのHSPの人に聞いたわけではないのでわからないけど、かなりの高確率でHSPは断捨離が辛いんじゃないだろうか。

長年生きて来たら、自分に管理できない量の物、狭い家の狭い収納に納まりきらない物がいつのまにか家のあちこちを占領している。

断捨離したいとずっとずっと思ってた。ようやく片付けに割ける気力と時間ができてきたので、最近はせっせと毎日家のどこかしらを整とんしている。

一気にバッサリ捨て

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