セイギとフセイギ

MIU404しかり
刑事ドラマっていうのは
【正義】を貫くわけで
私はそれが好きなんですけどね

例えばドラマを見終わって
夕飯の支度しなきゃって思った途端に
現実が襲ってくる

めんどくさいなあとか
明日早番だ…早く寝て早く起きなきゃとか
お金足りないなあとか
もっと給料高けりゃなあとか

副業で調べると
バンバン怪しい情報があって

私単発でいろんなところ行ったんですけど
どこにでもフセイギはちゃんとあって

そういうの嫌だなって逃げてると
どんどん行き場がなくなって

だからさ、そのフセイギから逃げることが

逃げになってるのかなって

確かに、人によってセイギは違う

それはそうだ


犯罪を犯さなければセイギであり続けるなら
どんなにインチキな情報でも
ルール違反をしてたとしても
見つからなければ
犯罪にならなければ
裁くことができなければ

それはセイギなのか

私の目にうつるそういう小さなフセイギが
私を蝕んでいったとして
だけどそれをどうすることもできないし
そんな力はないわけで
私のセイギなんてただのわがままになって
社会には馴染めなくて

ルール違反をして利益をあげてるひとを見て
私はそれはしないって決めて
真っ当な道をいったとして

それがなんなんだろう


私にとってサイコパスな母さんが
誕生日だからって
ケーキこれでいいかなあって
楽しそうに選ぶ父さんを見て

もうどうしようもないじゃん


どんなに悲しいことがあっても
辛いことがあってもさあ

みんなはそうじゃないんだよ

同じことされても
悲しくも辛くもないんだ
それがどうしたのって

だからさ
私は
自分の頭がおかしかったんだなって
いつもそうやって生きてきたわけ

私が悪かったんだなって


そうやってさあ。

興味本位でいろんなところの裏側を見たけど
どこも真っ黒だった

人を人と思っていない人がたくさんいて
思いやりとかなんにもなくて
平気な顔して生きてる


それは私のものさしが
おかしいということなんだろうけど

前ちょっとだけ働いたところで
辞めるときに

あなたは素直すぎるからって

それはたぶんそういうことだったんだろうけど


なんかあまりにも

セイギっていうのは

弱っちいものなんだなあって


守るか守らないかは
私が決めれるんだから

捨てることもできるんだろうけど


だからよっぽど強くいないと
セイギを全うするなんて
できないんだなあって思う。

自分でコントロールできることって
外側には存在しないから
何があってもとりあえず自分のことを
自分でどうにかするしかないから
こんなセイギとかフセイギとか言ってないで
明日の準備して寝て
黙って働いて飯食って寝ろよって話しで
誰にも自分のセイギを押し付けることなく
自分の中で全部納得しながら
押し殺しながら
生きていくしかないんだろうけど


だからまあ
せめてドラマの中だけでも
セイギを貫き通して
よかったねって相棒と喜び合ったりして
セイギを貫き通すのは
そういう空想の中で
静かにやってるしか
ないのかなあってね

私も俳優になってドラマやるか
もしくは警察官にでもなればよかったか
そうも思ったけど
どっちの世界もきっと真っ黒で
やっぱり役になったときだけそれを実行できて


だから、こういうとき思うのは
ピアノを弾いてる時
音楽をやってるときは
完全に自分の世界にいれるから
セイギMAXというか
集中できる唯一の時間だったなあと。
だからわたしは嫌なことがあったとき
がむしゃらにめちゃくちゃに
ピアノを弾いていたんだなあと思った。

唯一、感情をぶつけられるところだった。

それも失った今

ああー伊吹がいたら

それいいねって

セイギ、大切にしようって

言ってくれるのになあと


私の心の拠り所だった彼らも
年内でいなくなって
またセイギがひとつ消える


今この地球上には
セイギはいくつあるだろう。

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