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超常現象に関する本のレビュー集

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超能力、UFO、幽霊などの心霊現象、未確認動物(UMA)、超古代文明、魔術など、オカルト的なことに関する本のレビューを集めてあります。
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#未確認動物

ぼくらの昭和オカルト大百科 (大空ポケット文庫)

ぼくらの昭和オカルト大百科 (大空ポケット文庫)

ぼくらの昭和オカルト大百科 (大空ポケット文庫)

 一九七〇年代の日本に巻き起こった、オカルトブームを回顧した本です。
 当時をリアルタイムで体験した方には、非常に懐かしい本でしょう。一読の価値があると思います(^^)

 そもそも、表紙の絵からして、キています(笑)
 この表紙は、五島勉【ごとう べん】氏の『ノストラダムスの大予言』シリーズのパロディなんですね。このシリーズは、一九七〇年

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UMA解体新書

UMA解体新書

UMA解体新書

 UMA【ユーマ】とは、学術的には存在が確認されていない、未確認動物のことです。Unidentified Mysterious Animalの略です。
 ただし、これは、和製英語です。日本人にしか通じない英語(笑)ですので、外国人に対して使いませんように。

 つまり、本書は、未確認動物を解説した本です。この分野について、古くから書いていらっしゃる、實吉達郎【さねよし たつお

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謎解き超常現象DX

謎解き超常現象DX

謎解き超常現象DX

 超常現象を、懐疑的に解説している本です。
 というと、何だか、難しそうですね(^^;

 内容は、難しくありません。世の中で不思議に思われている現象の正体を、わかりやすく解説している本です(^^)
 超能力、UFO、心霊現象、未確認動物(UMA)、超古代文明といった分野が、取り上げられています。いわゆる、オカルトとか、スピリチュアルとかいわれる分野ですね。

 こう

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モスマンの黙示 (超科学シリーズ〈2〉)

モスマンの黙示 (超科学シリーズ〈2〉)

モスマンの黙示 (超科学シリーズ〈2〉)

 超常現象を愛する人たちのあいだでは、伝説となっている名著です。
 残念ながら、二〇一二年現在では、古本でしか入手できません。

 入手困難でも、UFOや、未確認動物(UMA)がお好きなら、読む価値があります!

 本書に書いてあることは、衝撃的です。ドキュメントと銘打たれていますが、どこまで本当に起こったことなのかは、わかりません。
 もし、

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ネス湖の怪獣 (1973年)

ネス湖の怪獣 (1973年)

ネス湖の怪獣 (1973年)

 ネス湖の怪獣、いわゆるネッシーについて、まじめに考察した本です。
 ネッシーについて、まじめに知りたいと思う方には、本書をお勧めします(^^)

 評価は、五つ星(満点)を付けたいところですが、それはできません。
 理由は、出版された年代が古い(一九七三年)ためです。最近の成果が、反映されていません。

 にもかかわらず、本書は、ネッシー関連の本としては、

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ストレンジ・ワールド〈PART2〉

ストレンジ・ワールド〈PART2〉

 世の中の「奇妙な現象」を集めた本です。著者は、「奇妙な現象」の研究家として知られたフランク・エドワーズです。

 題名に〈PART2〉とあるとおり、本書は、『ストレンジ・ワールド〈PART1〉』の続編です。〈PART1〉とそろえて読むことをお勧めします。
 でも、〈PART1〉を読んでいなくても、本書は、楽しく読めます(^^)

 この分野では、古典的

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ストレンジ・ワールド〈PART1〉

ストレンジ・ワールド〈PART1〉

ストレンジ・ワールド〈PART1〉

 「科学で解明できない不思議な現象」=超常現象の例を、集めた本です。
 この分野では、古典的な著作です。超常現象がお好きであれば、一度は、読んでみるといいでしょう。

 例えば、「フラットウッズの異星人」や、「人体発火現象」や、「シベリアの大爆発(ツングースカ大爆発)」など、古典的で、有名な超常現象が、ずらりと載っています。

 本書の原著は、一九五九年

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謎解き 超常現象

謎解き 超常現象

謎解き 超常現象

 UFOや超能力、心霊現象といった、不思議な現象の正体に迫った本です。
 オカルトマニアは、ぜひ、読むべきですね(^^)
 そうでない人も、読んで面白くないことはありません。初心者にもわかるように、丁寧に説明されているからです。

 本書を貫くのは、懐疑的なスタンスです。
 「懐疑的」とは、不思議な現象を、頭から信じるのではなく、また、頭から否定するのでもありません。

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オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

 同じ青弓社から出ている『オカルトの帝国』の続編といえる本です。
 オカルトという視点から見た日本社会について、解析しています。

 『オカルトの帝国』は、ほぼ、一九七〇年代の日本に限って、語っています。
 対して、本書は、一九六〇年代から一九八〇年代という、より広い範囲を語っています。

 一九七〇年代の日本は、大変なオカルト・ブームで

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赤ちゃん列車が行く

赤ちゃん列車が行く

赤ちゃん列車が行く

 何度でも言います。
 ブルンヴァン(の著作)を読まずして、都市伝説を語ることなかれ!

 この本の著者、ジャン・ハロルド・ブルンヴァンJan Harold Brunvand氏は、都市伝説研究の第一人者です。
 都市伝説を語る場合、彼の著作を読んでいるか、いないかで、発言の重みが違ってきます。
 もし、真剣に都市伝説を語るのに、「彼の著作を読んでいない」というなら、ま

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