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#ライター

文章力がなくても「いい文章」は書けるんじゃないか

文章力がなくても「いい文章」は書けるんじゃないか

「ライターが足りない」という話をよく聞く。

先週も聞いたばっかりだ。どうやら、ウェブメディアにおいてライターという職業は全体的に人手不足らしい。
その割に「ウェブライターになりたい!」というひとも同じくらいよく見るような気がする。

じゃあなんでそこがマッチングしないんだろう。そこにはたぶん、「ライター」という仕事に対する認識の差が大きいような気がする。
なので、「基本のk」ではあるんだけど、求

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凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。

パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。

だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっ

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「読みやすい文章」のたったひとつの条件

「読みやすい文章」ってなんだろう?

ずっと考えていたのですが、それは読み手が「読む速度」と「理解する速度」が一致するものだという答えにたどり着きました。

理解が追いつかない文章だと何度も読むはめになります。一方で、わかりきったことをくどくどと書かれるとイライラしてしまうでしょう。

読みながらスーッと脳に染み込んでいくような文章は「読みやすい」と言えるでしょう。

では「読む速度」と「理解する

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駆け出しライターが月収1万円を5ヶ月で32倍にした話

駆け出しライターが月収1万円を5ヶ月で32倍にした話

この記事に目を止めてくださったということは、ライターとしてやっていくと決めた方かもしれません。しかし、「どうやって仕事をもらって収入を得ればいいんだろう?」と立ち止まっていませんか?

ここで紹介している「高単価の案件の獲得方法」を使うと、誰でも比較的短期間で収入を増やせます。私自身が実践して2〜3ヶ月で劇的に原稿料をアップし、大きく収入を増やしました。

この記事では、具体的な営業方法を紹介しま

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ライティング初心者のための、文章が書きやすくなる5ステップ

ライティング初心者のための、文章が書きやすくなる5ステップ

「ライターになりたい」「ライティングがうまくなりたい」
と思うライター志望、もしくはライター初心者のあなた。

でも
「文章のつくり方がわからない」
「どうやって始めたらいいかわからない」
と悩んでいませんか?

この記事では、実際に初心者ライターのわたしが“初心者向けライター講座”を受けて学んだことを、アウトプットを兼ねてお伝えしていきます。

「文章のつくり方がわかった」「書き方がわかった」と

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記事はフルコース料理のように

記事はフルコース料理のように

尊敬するジャーナリストの方に取材したとき、その人は記事をフルコース料理にたとえて、こう言っていた。

(記事は)「最初の一口目」と「最後のデザートの後味」こそ、最も重要。最初の一口目で「もっと食べたい」と思わせ、最後のデザートを食べ終わって「ああ、本当においしかったな」と思ってもらう。どれだけ途中がよかったとしても、最初と最後がダメだと台無しになってしまう。

だからこそ、「最初と最後の一文に

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タイトルが大事で、タイトルがすべてで、タイトルがダメだとほんと意味ないよね、という話。

タイトルが大事で、タイトルがすべてで、タイトルがダメだとほんと意味ないよね、という話。

7月6日(月)20時〜、タイトルに特化した文章講座を開講します。

タイトルって難しいタイトル、難しくないですか? noteでも、エッセイでも、小説でも。自分で書いた文章・作品に、いざタイトルをつけようとすると、難しい。

短くさらっとまとめると、インパクトがない。

長く書こうとすると、何を言ってるか分からない。

奇をてらって、狙いに行くと、なんか寒い気がする。

普通に書こうとすると、面白く

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フォロワー少なくても大丈夫は嘘

フォロワー少なくても大丈夫は嘘

なにかおもしろい記事はないだろうかと、noteを徘徊しているとよく見かけるのが「フォロワー数は少なくても大丈夫」的な記事。まあまあ人気があるジャンルのようです。

ですが、まったくの嘘です。全くの嘘といってしまうと、多少誤解が生まれてしまうかもしれませんが、そういう記事を書かれていらっしゃる方のほとんどは、フォロワーが少ない方々です。自身のフォロワーが少ないことを、なんとか納得できそうな理由を考え

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<文章の書き方>Vol.2 お手紙de“書く”練習編①「伝えたいことを書き出し、整理し、型に入れる」

<文章の書き方>Vol.2 お手紙de“書く”練習編①「伝えたいことを書き出し、整理し、型に入れる」

このnoteでは、私自身がライターとして仕事をする中で教わってきたことや気づき、「私はこんなことを大切にしています」ということを書き綴っていきます。

「文章を書くことに苦手意識があるけれど、気持ちや思いをじっくりと伝えるために、好きになれたらいいなぁ」「自分が出会った素敵な人や場所、出来事について、文章で誰かと共有できるようになれたらいいなぁ」と思っている方にとって、少しでも何かご参考になれば嬉

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ライター歴ゼロと学ぶPREP法

ライター歴ゼロと学ぶPREP法

どうも、最近ココア活(他記事で詳しく紹介予定)を始めたオノデラです。

デザインを始めてから、もう、2年が経とうとしていますが、ほどほどには成果をあげられている感がある、今日この頃。

絵描きも文章くらい書けないといけないご時世です。参考書を出版したい。ブログを書きたい。そんなときに、文書が読みにくいと手に取るものも、手に取ってもらえなくなります。

この記事を書く際、あるライターさんの記事を模写

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名物記者・近藤康太郎さん「名文は駄文の中からしか生まれない」イベントレポ

名物記者・近藤康太郎さん「名文は駄文の中からしか生まれない」イベントレポ

「三行で撃つ」の著者、近藤康太郎さんに撃たれたくて、オンライン文章講座に参加しました。

全2回あるうちの第1回目。朝日新聞の名物アンド名文記者の文章術は、余韻がすさまじい。明日の第2回目に向け、復習もかねて心に命中した7発のポイントをまとめました。

講師:近藤康太郎さん
朝日新聞編集委員・日田支局長。名物&名文記者。
作家、評論家、百姓、猟師、私塾塾長でもある。
著書に「三行で撃つ<善く、生き

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編集者(記者)がどうしても伝えたい「仕事を頼みたくなる」ライターの条件って???

編集者(記者)がどうしても伝えたい「仕事を頼みたくなる」ライターの条件って???

 アイコンの写真に意味はない。書く。

 さて。「note」では、ライターの仕事論についての文章を目にする機会がやたらと多い。

「文字単価を上げるコツ」「未経験の私がライターになるためにやったこと」「ライター1年生が伝えたい仕事術」……そういった類の……。たまたま俺がそういう風にターゲティングされているのか。このプラットフォームにライター(ワナビー含む)が多いからなのか。理由はわからん。が、とに

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やわらかいことば

やわらかいことば

仕事をしていると時々、悲しい出来事が起きます。

たとえば、同じ文章の仕事でも、「ぼく」に依頼してくれる人と、「ライターとしてのぼく」に依頼してくれる人では扱われ方は大きく違います。「ぼく」に声をかけてくれる人は、ぼくの書く文章を求めてくれていて。「ライターとしてのぼく」として接する人は、「ライター」としてしか見ていない。まぁ、当たり前のことなんだけど。

「ぼく」をひとりの人間として見てくれてい

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未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.1 ~ 身につけておくべき3つの考え方 ~

未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.1 ~ 身につけておくべき3つの考え方 ~

ライターの募集は新卒、もしくは経験者のみの求人が大半です。
「経験はないし、新卒でもないから、ライターになるのは無理なのかな……」とお思いの方、そういうわけでもありません。
自分をアピールできる作品・記事があれば、採用側の目に留まることもあるのです。
これからライターになりたい方に、身につけておくべき基本的な3つの考え方をお教えします。

1.文章は「削って書くもの」という意識を持つプロのライター

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