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共感・共通認識

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共感及び共通認識について記載しております。
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#新規事業開発

正しく「問い」をとらえる

正しく「問い」をとらえる

オンライン会議が多い今日この頃、まだ以前と比べ、コミュニケーションが適切にできていないと感じる。

というのも、解決すべき課題に対するアクションが満足な結果に結びついていないからだ。

これはアクションに問題があるというよりは、

解決すべき課題=本質的な問いを捉えていないからと思っている。例えば、左側にAという岸と、右側にBという岸があり、AとBとの間に溝がある。この溝が「解決すべき課題」である

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迷惑かけてかけられてお互い様

迷惑かけてかけられてお互い様

「人に迷惑をかけてはいけないよ」と子供の頃、よく言われた。

でも考えると、ずっといろんな人に迷惑をかけっぱなしだ。

学校でも仕事でも、たくさん失敗をして、よく助けてもらった。

こんなことを言ったら、嫌われてしまうかもしれない。

困らせてしまうかもしれない

やってみたいけど、失敗して迷惑をかけてしまうかもしれない

自分の言いたいこと、やりたいことを押し留めてはいけません。

人に迷惑をか

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他人の感情

他人の感情

他人の感情は読みにくい、いや、読めない。

相手がどう考えて、どういう感情であるか、考えに考え抜いても分からない。

推測するしかないのだ。

「こういうことでなないだろうか」では、推測に至るには、いくつかの要素(事実)をもって、答えを見出さなければならない。

相手の性格、現在の状況、私の対応、そして相手のその時の

言葉。この言葉が、最新の事実であり、信用における重要な要素であるにも関わらず、

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頑張って!君ならきっと出来る

頑張って!君ならきっと出来る

小学生の時、学童でした。

学校が終わり、学校の横にある施設に行きます。

遊び場は、学校のグラウンドです。

まばらな人影の中、めいいっぱい遊びます。

そんな中、低学年の子が鉄棒の逆上がりができるように、足を蹴り上げていました。

次の日も、その次の日も。

一生懸命、汗をかきかき、頑張っていました。

僕は、鉄棒のすぐそばに立ち、その子に声をかけました。

「もっと肘を曲げたら?」

「うん

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想像力

想像力

想像力と言語は密接な関係にある。

言語が使われるようになったのは数万年前と言われているが、集団生活はすでに始まっており、社会を形成している。

集団の外での行動、例えば狩猟の状況、「どうして今日は獲物が取れなかったか」「大きな獣、ライオンに出会った」ことを仲間に話す。

話を聞いた人は、

みたこともないことをその仲間の話ぶりとジェスチャーで考える、

想像する。つまり、もともと自分が持っていな

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オンライン会議での"認識"について

オンライン会議での"認識"について

コロナ以前、会議室で行う会議のように、オンライン会議を行っていて、大きな問題を抱えています。

議題に対し、認識具合が会議参加者によって違い、議論が噛み合わないのです。

議論を行う前に、各自「何が課題」なのか認識する必要があります。

しかし、提議者の伝え方が足りない。参加者の集中力が続かない。

認識を深めるための質問が差し込みにくい。

などの問題により、参加者全員の課題認識のレベルが同じで

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オンライン会議での意見のまとめ方

オンライン会議での意見のまとめ方

ここ最近は、オンライン会議ばかりです。

実は、意見のまとめ方に悩んでいます。

気になっているポイントは、参加者は内容を理解しているか、結論に納得しているかが、わかりにくい。

参加者の行動は二つのパターンがある。

一つは自分の意見を言う。

もう一つは言わない最初のパターンでは、Aという意見に対し、Bという意見をぶつけ、議論を続け、Cという結論に至る。

わかりやすい。

わかりにくいのは、

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ユーザーエクスペリエンス

ユーザーエクスペリエンス

ユーザーエクスペリエンスとは、製品やサービスを使用することで得られる

ユーザー体験の総称ですが、使いやすさ、見やすさ、にフォーカスしてしまい、ユーザーの体験、ヒストリー全体を考慮することを疎かにしがいがちに見えます。

ゆえに、ユーザーエクスペリエンスは、デザイナーのタスク範囲と捉えがちですが、

本来は製品やサービスを提供する側全員が認識しなければならない最重要事象です。

開発者のみならず、

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はじめから暗黙知にさせない

はじめから暗黙知にさせない

野中郁次郎先生は、暗黙知とは

経験や勘に基づく知識のことで、言葉などで表現が難しいもの

と定義しています。

よって、簡単に言葉で説明できないため、他の人への伝達が難しく、組織内での「ナレッジ活用」に頭を悩まさせます。

「暗黙知の形式知化」により、知の共有が促進されていますが、時間はかかります。

現在のテクノロジーにおいて、何かしらの情報(インプット)をそのままの状態で、収集し、整理し、分

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目指す世界を創っています

目指す世界を創っています

目指す世界 (Vision)

どうしてそうなりたいのか (Mission)

そのためには、人としてどうあるべきか (Values)

目指す世界は、あちらこちらに存在している。

その時、その場所で、偶然にも知り得た世界。

我々が行なっている事業開発というのは、

目指す世界を作っている。もちろん、どうしてそうなりたいのか、理由がある。

その世界を作り上げるには、どういう思考・行動をすべ

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共感(エンパシー)によるイノベーション

共感(エンパシー)によるイノベーション

イノベーションとは、新しい何かを創り上げること。

では「なぜ」創り上げるのか?

人間の幸せの為他ならないと思う。

人間の生活を良くしたい。

その人の毎日を愉しくしたい。

技術ありきの発想から生まれるテクノロジーは人間を幸せにするだろうか?

そういう時代もあった。

これから、我々が考えていくベースは、人間のためというヒューマニズムであって然るべきと思う。

人間に対する愛情や興味、そし

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