マガジンのカバー画像

お写真を使ってくれたnote

322
みんなのライブラリにupした私の写真を使ってくださったnoteをまとめています。
運営しているクリエイター

#エッセイ

貝殻の音に耳を澄ませる[2024/6/5(水)〜6/11(火)]

貝殻の音に耳を澄ませる[2024/6/5(水)〜6/11(火)]

2024/6/5(水) にんじんケーキをつくってみたら

起きてきた娘と一緒に階段を降りると、最近娘が作った「テレビ」スペースに案内された。室内にあるベンチの上に、空き箱のフタが置いてある。その空き箱のフタこそが我が家の「テレビ」だ。

テレビの前には、クッションが2つ置かれている。「お母さんと仲良くしたいなーと思って」と誘われて、一緒にクッションに座る。「何見たい?」「何があるの?」「ピーター・

もっとみる
くりすたるる流。引き寄せの法則。

くりすたるる流。引き寄せの法則。

引き寄せの法則。
この言葉がどのくらい一般に浸透しているのか、感覚的に見当がつかないのですが、noteの世界に特定していえば、基本誰もが知っている……そんな印象を受けています。

実は、わたしは普段、ほとんどこの言葉を使いません。
信じていないから、ではなくて、わたしにとってはもう、あまりにも日常の一部となっていて、あえて口にすることのほうに違和感があるからです。
ところが今週になって、立て続けに

もっとみる
自分の焦点を見つけたい

自分の焦点を見つけたい

人によって、世界の焦点は違うと思う。

友達とあるゲームの話をしたとき、
実際にプレイしたことがないと言っていたのに、
登場キャラクターの話をすると、「こんなふうだったよね」とサラサラ絵を描く。

髪の毛の色に留まらず、
どのようにセットされたスタイルなのか、
どのような布で作られた衣装が、どのようなモーションで動くか、
その色は、模様は……。

驚くほどに正確に記憶していて、
同時にそのイメージ

もっとみる
足湯ものがたり

足湯ものがたり

散歩コースのひとつに、観光温泉所の足湯場がある。

歩いて30分ほどの、ほどよい場所にあるので、往復で1時間、足湯に30分と、所要時間的にも、なかなかよい。

帰り道は、足だけでなく、体中がポッカポカになり、足取りも軽く感じ、最後ののぼりの急坂も、がんばろうって思える。
いや。
嘘である。
やっぱり、急坂はしんどい。

それでも、行ってみたくなる足湯場は、やっぱり癒し効果大なんだと思う。

昨日も

もっとみる
女の子にはそういう夜がある

女の子にはそういう夜がある

夢の中で数年ぶりにあの人に会って、目が覚めたら涙で枕が濡れていた。
別にあの頃に戻りたいとかじゃないけど、懐かしさと切なさに胸が苦しくなって朝食をスキップする。
女の子にはそういう朝がある。

それでも満員電車に乗って出社して、お昼に同僚の女の子とペペロンチーノを食べたりする。
食後にカフェラテをテイクアウトして午後の仕事もそれなりに頑張る。
会社帰りに最近いい感じの男と中華を食べに行く。
白いブ

もっとみる
思っていたよりも簡単にこぼれていく。

思っていたよりも簡単にこぼれていく。

 思っていたよりも簡単にこぼれていくことって、結構たくさんある。年齢が若かったり、人との別れの機会が少なかったりする、まだ幼い段階では、捨てきれない少しの期待にすがったりするんだろうけど、大人になってくるとそういうことも減ってくる。物事に変な期待を持たなくなることもあるとは思うけれど、自分一人ではどうにもならないこともあると気づいて、物事を冷静にとらえられるようになるということなのかも。

トモダ

もっとみる
しがみつく夜とカップラーメン

しがみつく夜とカップラーメン

こんばんは。
久々に雨が降っていて、
雨に弱いボクはなかなか朝を迎えられそうにないです。

眠れないというのか、
寝たくないなのか、
どちらかは分からないけれど
ボクは今日の夜にしがみついている気がする。

明日やるべきことが憂鬱で
でもそれを早く済ませたいと思っている。
今週一週間でやることを考えると
それもやっぱり憂鬱で、
ほんのり温い布団でずっと過ごしていたいなと思う。

減量中にも関わらず

もっとみる
話さないのにも理由がある

話さないのにも理由がある

ヤングケアラーや若者ケアラーが自分のしんどさをなかなか話せない・話さない裏にはたくさんの理由がある。

そんなことを言ったら家族に悪いと思ってるから。
家のことや家族のことを他人に話すべきじゃないと思っているから。
自分が人に話す必要があるほどしんどい状況だと思ってないから。
そもそも自覚がないから。
モヤモヤをうまく言葉にできないから。
毎日がしんどすぎて話す気力もないから。
話したところでわか

もっとみる
価値観の精査

価値観の精査

毎日、思ったこと考えたことを書き溜めて月末に振り返りをしています。

1ヶ月振り返ってみて、、、
お!これは今月よく考えてたことだなーとか
すごく印象に残ってるなーと思うことをピックアップ。

そうすると、なんだか自分の価値観が精査されて、
だんだん濃くなっていくような感じがします。

茶巾でぎゅっとしぼって残ったような感じといえばいいのかな。
うーん…でもかたさのあるものではなくて、、
なんだか

もっとみる
手放して罪悪感のない世界に戻ってきた

手放して罪悪感のない世界に戻ってきた

「ひとりっこなの?かわいそうに」

温泉で会ったおばさんに、
近所のじいさんに、
たまたま街で触れたおばあさんにも言われた

言うのはみんなその世代

うるせー!
かわいそうにとかお前が決めるなよ!
かわいそうって言われた子どもの気持ち考えた事もないだろな!
思考停止、想像力欠如!老害でしかない!

言われる度に、胸をえぐられ、
二人目を妊娠できない自分を責めた。
娘への罪悪感も募った。
すれ違う

もっとみる
一歩踏み込め、そこは極楽

一歩踏み込め、そこは極楽

合気道の先生から習った言葉です。
元は剣術の道歌で、宮本武蔵とも柳生石舟斎とも言われ、言い回しも様々あるようです。
敵に相対するとき、攻撃を恐れて離れていると返って危なく、覚悟を決めて一歩踏み込むと逆に安全であったり反撃の機会が訪れるという意味合いです。
多くの攻撃は加速度と遠心力を利用しますので、踏み込むことでその発生の手前で押さえられるという考え方です。
円運動も中心に近付くほど一周当たりの移

もっとみる
ドラマみたいにはいかない

ドラマみたいにはいかない

何か劇的なことが起きれば、次から全てがうまくいく、わけでもないフリーライターのaoikaraです。

ドラマだったら、私はそろそろ健康を取り戻してもいいんじゃないかと思うけど、全然うまくいかない。

30分のドラマでは、苦しみも切なく重たく描かれていたけど、終わりにはハッピーエンドだからたちまち良くなったように見えてしまう。そんなことはない。描かれてない部分もある。私自身は今描かれていないのに苦し

もっとみる
あかるい夏

あかるい夏

きのう配達を頼んでくれた方が小説家なんだと言ってたのを思い出して、お名前を調べてみたら夏目漱石のお孫さんだった。

“今日は家にもってきてくださる、前はねビン2本も抱えて帰ったら、もうー気が狂いそうだった。” 

ふたりの女性と話していて、ふらっとあらわれたその人。放ったひと言で、すん。そして、弾けたみたいに一瞬で場をワッと、沸かしてしまったのだった。あんなひとになりたい。

配達に来ると、花のあ

もっとみる
旅の理由

旅の理由

2016/12/20

旅慣れてきたせいも
きっとあるのだろうけど、

結構大きな旅立ちの前でも、
私のテンションはあんまり普段と変わらない。

多分私はこんな感じでぼーっとしたまま、
気付いたらインドにいて、
数日後には全然違う生活を
普通の顔で送っている。

周りの景色がどれだけ違っても、
人種がどれだけ違っても、
結局あんまり変わらないんだよね。

フレンドリーになる、
とかも全くないし。

もっとみる