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前向きな人生を目指す!メルシーの人生論

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成功するまでは死んでも働けという信念で、家族もほったらかし、仕事に明け暮れた。 気付けば電卓が打てないくらい鬱に。 そして、全てを失ったのです。 何故そうなったのか? 漸く向き合…
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2023年8月の記事一覧

人間関係の問題を解決するためには

人間関係の問題を解決するためには

僕らは人間関係の中で成長していくもの

人は人間関係を築いていく中で、自分を成長させていくものです。人の人生を辿ってみると、赤ちゃんの時は、両親との人間関係の中で、愛情の受け取り方や与え方といったものであったり、性格を形成したりしながら成長していくものです。そして、幼児期には、幼稚園や保育園といったもので初めて家族以外の人と人間関係を持ちます。そこで、ルールを学ぶことや我慢することを学んだりして社

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何事も見かけほど良くも悪くもない

何事も見かけほど良くも悪くもない

隣の芝生はやっぱりよく見える

今年のはじめに、掃除機を購入しました。あれやこれやと下調べして、これだというものを、思い切って買ってみたんです。いざ買ってみると、使い心地も悪くなく、僕の中では満足いくものでした。

ところが、ついこの前、たまたま電気屋さんに行き、掃除機を何気なくみていたら、新商品が出ていたんです。それを見た瞬間に、急に自分の持っている掃除機に満足出来なくなってしまったんです。

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「断る」の定義

「断る」の定義

嫌と言えないのは

かつての僕は嫌だと言えない性格でした。「どんなことでも、嫌な顔もせずに、何でも引き受けなさい。それが、いつかは実を結ぶものになるから。」「若いうちは、四の五の言わずに、何でもやりなさい。」こうした教えをかなり厳しく叩き込まれたからです。

でも、嫌なものは嫌なものでしかありません。感情は激しく揺さぶられます。そのことで、もっと自分にとって大切なものや時間を失ってしまうものです。

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等価交換だから尊敬し合う

等価交換だから尊敬し合う

自分自身の思い込み

過去に勤めていた会社で、上司にこんなことを言われていました。「お前みたいなやつを、こっちは雇ってやっているんだ。有難く思いなさい。」そして、こんなことも言われました。「お前は、会社に何も貢献できていない。迷惑しかかけていないんだ。だから、もっと働いて恩を返しなさい。」

当時の僕は何も言うことは出来ませんでした。

言われてみれば、確かに、僕は何も結果を残すことが出来ていませ

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自分の受け止め方

自分の受け止め方

皆それぞれ違う

時に言葉というものは、意味を大きく変化させるものです。同じ言葉でも伝える側で意味が変わるものだし、同じ言葉を言われても、人によって受け取り方が様々だからです。

僕は、長い間、頑張れと言われると、凄く憂鬱になっていました。

「こんなに頑張っているのに、何をどう頑張れと、この人は言うのだろうか。」「僕の努力はこれだけがんばっているのに足りないと言っているのか。」頑張れという言葉は

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行動の意味を変えていく

行動の意味を変えていく

行動を作る原動力

僕たちの行動のひとつひとつには、原動力となる感情があるのです。それは、行動によって様々ですが、大きく分類すると「恐れ」と「愛」に別れているそうです。

僕自身、これまでの自分の行動を振り返ってみたんです。一体何が原動力となっているのかを考えてみたんです。そのほとんどが、恐れから起こした行動だと言えたんです。決して前向きなものではなく、全てネガティブな感情から生まれたものでした。

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自分を受け入れるって諦めること?

自分を受け入れるって諦めること?

ありのままの自分を受け入れるって難しい

自分に嘘を付き続けたからこそ、自分に正直でありたいと強く願っていました。自分らしく生きたいから。しかし、自分を受け入れるって、思いの外,
難しいもだと感じたのです。

自分にあるポジディブな部分や自信があることや評価出来るものは、簡単に受け入れることが出来ます。しかし、自分の中で評価出来ない部分を受け入れてしまうと、諦めるのを混同して、悲観的になったり、卑

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遊び心って大事なんだ

遊び心って大事なんだ

人生を楽しむ上でカギとなる

過去に、仕事の企画で、君には遊び心がないと指摘されたことがありました。そのときの僕は、仕事というものは、しんどくて辛いもの、あるいは、厳しさに耐えるものだと認識していたんです。だから、僕の考えた企画に遊び心がないと言われても、理解することが出来ずに反発心を抱いてしていました。

しかし、今となっては、当時の自分を反省するばかりです。遊び心ってとても大事なものだなと感じ

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自分の為に、怒り、憎しみ、恨みを捨てよう

自分の為に、怒り、憎しみ、恨みを捨てよう

憎しみは消えない

もし、あんなことがなければと思うことは沢山あるのです。あんなに酷い目に遭えば、人格だって変わるものです。こんなにも、悲観的で、卑屈で、いつまでも勇気が持てないのは、かつて受けたいじめや母親との確執。そして、僕のことを、ぼろ雑巾のように扱った会社の上司のせい。

僕が、一体何をしたのかというのか。生意気な態度を取ったのか。反抗的な態度だったのか。自分のダメな部分を探してみても、釣

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僕は邪念を捨てることが出来るのか?

僕は邪念を捨てることが出来るのか?

集中力がない

ここ最近なのですが、気が付いたことがあります。何をするにしても、気が散ってしまって集中出来ない自分がいるのです。確かに、毎日毎日やらなくてはいけないことが山のようにあります。ひとつのことに集中したくても、邪魔が入って出来ないこともあります。集中したくても出来ない状況に陥ってしまうのも分かるのです。

だからこそ、余計に思うのです。集中出来るときに、集中したいと。なのに、気が付けば、

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あえて遠回りをして分かったこと

あえて遠回りをして分かったこと

効率化を目指し過ぎて

今更ですが、僕は今、字の練習をしています。毎日一ページ。字を丁寧に書いているんです。

これをはじめてみようと思ったきっかけは、あえて時間をかけることの幸せを知ったからです。

考えてみれば、こうして生きている上で人生を楽しみたいと願いながら、時代の流れに翻弄されたように、いき急ぐように生きているように感じました。

昔は、あんなにあっちこっちに電話しては連絡していたのに対

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気持ちを言葉にするのは難しいけれど

気持ちを言葉にするのは難しいけれど

自分と他人との理解の違い

自分のことをどう思っているかどうか聞かれると、僕は答えることができなくなってしまうのです。それは、単純なようでとても複雑だからです。

毎日のようにポジディブ、ポジディブと言いながら、職場でも家でも明るい振舞っているつもりでいます。でも、ひとりになると急にこれでもかってネガティブな自分になってしまう。そう考えると自分を明るい性格とも言えないし、暗い性格とも言えません。

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SOSが言えない!

SOSが言えない!

心の中では叫んでいた

この話は、もう何年も経った今だから言えることなのです。

僕は過去にうつ病を抱えていました。

当時の僕は、自分には何も価値を見出すことが出来ませんでした。それは、長年追いかけていた夢でもあり、仕事でもあったことの結果を出すことが出来なかったからです。僕の全てを仕事に捧げました。だって、仕事での成功こそが、幸せであると思っていたから。家族もほったらかし、仕事のために、友達も

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どこを見ていますか?

どこを見ていますか?

人に合わせてばかりいると

凄く意識していたことがありました。それは、みんなと同じかどうか。自分が欲しいものが、人気があるのかないのか。いつも、自分はみんなから遅れているのではないかと不安に感じていましたから。

強く印象に残っていることがあります。それは、僕が小学生の頃、クラスの中でガキ大将的な存在がいました。その子の周りにはいつも何人か集まってきて、賑やかで楽しそうでした。その時の僕はというと

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