マガジンのカバー画像

文章作成 いいなと思った記事

13
運営しているクリエイター

記事一覧

日本のテレビは真実に興味がないってホント?ーー海外ロケの現場コーディネーターに聞いてみました

日本のテレビは真実に興味がないってホント?ーー海外ロケの現場コーディネーターに聞いてみました

こんなツイートを見ました。

佐々木さん自身もマスコミ出身の人ですが、私も末席にいた人間として非常に残念だと感じます。

「ありのまま」に興味がないテレビ局の人たち元記事を読んでみました。

「都合の良い部分だけを切り取ったり、継ぎ接ぎしたりして、テレビ局側が言いたいことを僕らに言わせるような番組構成になっていたこともあった。とある番組は2日間の密着取材で、トイレの中までついて来た。それでも最終的

もっとみる
文字起こしアプリ「notta」がすごい

文字起こしアプリ「notta」がすごい

今年に入って、2時間近い取材が何本も続いた。テープ起こし(あ、以下文字起こしにします)は、私が社会人になった時に初めて仰せつかった仕事で、今でも取り掛かるたび思い出すことがいろいろ・・・

余裕がある時は、自分でやるようにしている。その時の声の調子とか、相槌は、文字ではよく伝わってこないから。

文字起こしにかかる時間は、だいたいインタビュー録の三倍(と、当時習った)。そんな時間どこにもなくて、か

もっとみる
マガジンの作成💛公開設定と活用法

マガジンの作成💛公開設定と活用法

「この人のnoteは、チェックしたい」と思ったら・・・マガジンを作っておくと便利です💛

このマガジン、「非公開」設定で作成すれば、自分だけが見ることができるんですね~?!(知りませんでした!!)

他の人が書いたお役立ち情報をまとめたマガジンを作って公開すれば、マガジン自体がフォローされることもあります。

マガジンの作成と公開設定、削除方法をまとめてみました。

マガジンの作り方noteの右

もっとみる
読まれる定期購読noteマガジンの作り方

読まれる定期購読noteマガジンの作り方

たくさんお読みいただいてありがとうございます。
26000文字ある長文です。2020年11月、加筆し、有料化しました。
2021年11 月、再び編集しました。

もっとみる
ノリスケを笑えない。〆切を守ってもらえない編集者の気持ち。

ノリスケを笑えない。〆切を守ってもらえない編集者の気持ち。

私の職業は、書籍編集者だ。
私はよく、自分の職業をオーケストラの指揮者に例える(おこがましくてごめんなさい)。

指揮者は基本、楽器を奏でてはいけない。
演奏者と同じ立場になってしまうと、全体が把握できないからだ。

バイオリンを担当する作家さんは、気持ちよく音を奏でられているか?
ピアノを弾くデザイナーさんの体調はどうか?
イラストレーターさんのトランペットの調子はどうか?
営業・宣伝のハープは

もっとみる
スティーブン・キングはなぜキューブリックの『シャイニング』を憎み、『ドクター・スリープ』を書いたのか。……そして、父になる。

スティーブン・キングはなぜキューブリックの『シャイニング』を憎み、『ドクター・スリープ』を書いたのか。……そして、父になる。

「私の小説の世界に住んでいるような気分にさせてしまって、すみません」

 スティーブン・キングは、コロナウィルスの世界的感染について、アメリカの公共放送NPRに出演して謝罪した。

 キングが1978年に出版した『スタンド』は新種のインフルエンザ・ウィルスによって人類のほとんどが死滅した無政府社会を描いている。その他にも疫病を扱った作品が多い。

 キングは病気に怯えて育った。小学一年生になった年

もっとみる
心は折れない

心は折れない

「これまでに、ぽっきりと心折れた経験はありますか?」

私にはそんな経験がある。
その時、私は生きることに心折れた。
ぽっきりと折れて、もう戻らない。あの時、確かにそう思った。

でも、そこから私は救われたのだ。
「偶然」と「言葉」によって。

+++

最初に就職した会社で壮絶なイジメに遭ったときも。
全く知らない土地でひとり暮らしすることになったときも。
ある階級制競技に挑戦したものの減量が間

もっとみる
40歳からのライターDAYS①~序章 1~

40歳からのライターDAYS①~序章 1~

「フリーランス40歳限界説」とか「フリーライター35歳ネタ枯れ説」……的なキャッチがよく目に入ってくる。

が、40歳を越えてから書く仕事を始めて、そこそこニッチな世界でギャランティを得ている私にとって、上の2つは全然リアルじゃない。むしろ「武器さえあればR40でもなんとかやれちゃう説」を強く推したいくらいだ。

もし、年齢を理由に仕事として書くことをあきらめている人がいたら、こういう裏道(?)も

もっとみる
【#0006】 「校了請負人」堀井塚さんに聞く、いい文章の書き方

【#0006】 「校了請負人」堀井塚さんに聞く、いい文章の書き方

堀井塚さんは、腕利きの編集者&ライター。以前、彼のメールのフッターに「その校了、請け負います」と書かれているのを見たときは、「なんてカッコイイんだろう」と惚れ惚れしたものです。実はマイカから出版された書籍のうち、何冊かは堀井塚さんのお世話になっています。その節は、きっちり校了を請け負っていただき、ありがとうございました。

職業柄なのか、堀井塚さんには日本語の使い方に強いこだわりがあります。彼は、

もっとみる
世界を磨いてくれるひと

世界を磨いてくれるひと

あなたが最近一番度肝を抜かれたことはなんですか。

フィギュアが好きで今年もグランプリシリーズを見ているのですが、ロシア大会の優勝者カミラ・ワリエラさんにまず度肝を抜かれました。「絶望」という異名を持つフィギュアスケーター・・・。前評判以上の結果が出ました。みんなも見たらいいよ!

https://post.tv-asahi.co.jp/post-170583/

自分の仕事で言ったら、私はこちら

もっとみる
ライターを殺す言葉

ライターを殺す言葉

最初、「ライター、ナメんなよ!」というタイトルで書いていて、「いやいや最初からそんな喧嘩腰はあかんよね」と猛省して、タイトルを変えました。いつもより血がたぎっております、さとゆみです。

もうだいぶ前のことになるのだけれど、ある投稿を見て、指先が震えるくらい怒りに満ちた件を、今日はひとつ。

私は、見た目はまあまあいかついし、決して温厚ではないのだけれど、人が何をどう思おうとまあ人の勝手だよねと思

もっとみる
【対談】「文章が上手くなってから書こう」ではデビューできない!――『書く仕事がしたい』が生まれるまで(前編)

【対談】「文章が上手くなってから書こう」ではデビューできない!――『書く仕事がしたい』が生まれるまで(前編)

病まずに健やかに、ちゃんと生計を立てながら「書く」仕事を続けていくことについて考えた書籍、『書く仕事がしたい』が本日、発売になりました。この本がどのようにして生まれたのか、担当編集者の田中里枝さん(通称・りり子さん)と私、著者の佐藤友美(さとゆみ)が対談しました。聞き手は、一足早く本を読んでくれたライター仲間のちえみです。

大事なのは「てにをは」だけじゃない。「disコメントとどう向き合う?」―

もっとみる
1か月、文筆家を名乗ってわかったこと

1か月、文筆家を名乗ってわかったこと

なんも変わりません。寄稿の依頼が来るわけじゃないし、フォロワーが増えたりもしません。毎日記事を書く、その繰り返しです。そりゃそうですよね、なにが変わったわけじゃないもの。noteのプロフィールに「文筆家」って書いただけです。

でも、ただ一つ変化があったこと。それは、わたしの心持ちです。

プロフですから、いやでも目が行きます。記事を書くとき、チェックするとき、投稿するとき。1日に20回くらいは見

もっとみる