六本木龍土の十字架 ryudo 前回の乃木坂の続きみたいですが、 うろつきついでに 乃木坂の南隣、六本木まで足をのばすことに。 昨年から私も日傘男子デビュー! ちょ…
乃木坂に紅い花 nogizaka たまには国立新美術館にでも行ってみようかと思い立ち、 千代田線で乃木坂駅下車、 地下鉄からの専用入り口にたどり着くと 「本日休館」の文…
海風のムーラン-御前崎 omaezaki-2 ゴッホやルノワールが描いた ”ムーラン・ド・ラ・ギャレット”は、 御菓子に使う小麦を挽くための風車とか。 日本の海岸に多い…
御前崎の砂紋 omaezaki ここは静岡県の御前崎。 駿河湾に角のように突き出した岬です。 遠州灘の沿岸流により長い砂丘が続き、 望洋とした風景が夏の旅人の心に残り…
左門町のお岩稲荷 samoncho 夏といえば怪談! 怪談といえばご存知「東海道四谷怪談」! でもお化けの話ではありません。 口絵だけ”納涼~”そんな感じ(笑) 私が…
小名木川夏風景-猿江 sarue-3 梅雨のせいか 先週から涼しい日が目立ちます。 昼はともかく、 夜に涼しいのは本当に過ごしやすいですね。 ところで、何十年ぶりに浅…
夏の柑橘、猿江神社にひとつ sarue-2 江東区史によると 中世には今の江東区のうち、 亀戸より南は広大な干潟や湿地だったろうとあります。 江戸時代になってすぐに小…
午後の公園は梅雨明かり-猿江 sarue 江東区を東西に流れる小名木川。 いつだったか 「ひょっとしてコナキジジイはこのあたりの生まれか」 友人の一人がこんなこと言…
”油面地蔵通り”に、雨 aburamen-2 ここは油面の地蔵通り。 絵の左にあるお堂が”高地蔵”と呼ばれるお地蔵様です。 子育てにご利益があると昔から親しまれているそう…
油面公園のすべり台 aburamen 今年の梅雨入りは遅れそうですが、 昼は真夏全開! でも朝晩は、まだ涼しい風がカーテンを揺らしています。 三軒茶屋で用事をすませ、バ…
塔ノ山の三重塔 tonoyama 先日、中野区の地下鉄中野坂上駅から 徒歩で山手通りを東中野方面へ向かう途中、 ”塔ノ山町会”という掲示板を目にしました。 中野区に”塔…
駅へと続く名もなき坂道-大塚 otsuka-2 タイトルにある駅とは山手線の大塚駅ではなく、 地下鉄丸ノ内線の”新大塚駅”のことです。 そう、ここも紛れもなく”大塚”…
都電が行き交う初夏の午後-大塚 otsuka ここは東京豊島区にある山手線大塚の駅前。 コーヒーを片手に駅ビルの窓から眺めています。 ゆっくり走る都電の姿はまるでオ…
午後は雨、骨通りの白猫 kotsudori-2 最近、ずいぶん風の強い日が多いと感じます。 雨よりマシという人もいますが 私は雨の方が好き。 そういえば、沖縄はもう梅雨入…
”骨通り”という街角 kotsudori その昔、江戸には鈴ヶ森、小塚原という 二つの刑場がありました。 鈴ヶ森は今の品川区南大井、小塚原は荒川区南千住。 現在はどちら…
小豆沢の崖に咲く躑躅 azusawa-3 ずっと小豆の話ばかりでしたが 小豆と言えば、妖怪”あずき洗い”を思わずにいられません。 徳島生まれの友人。 子供のころに帰りが…
西村 文
2024年8月21日 21:54
六本木龍土の十字架 ryudo前回の乃木坂の続きみたいですが、うろつきついでに乃木坂の南隣、六本木まで足をのばすことに。昨年から私も日傘男子デビュー!ちょっと恥ずかしかったのですが、使ってみると驚くほど楽!遮光率99%!馬喰町の小宮商店ありがとう(笑)日傘のおかげで長時間歩き回り、めったに来ない六本木で”龍土町美術館通り”という標識を発見。美術館は近くにあ
2024年8月14日 22:29
乃木坂に紅い花 nogizakaたまには国立新美術館にでも行ってみようかと思い立ち、千代田線で乃木坂駅下車、地下鉄からの専用入り口にたどり着くと「本日休館」の文字!あー猛暑の中せっかく来たのにー仕方なくそのへんをうろつき、赤い花咲く乃木坂風景に出会いました。低い木の枝に小さな赤い花。キョウチクトウかな・・たぶん。この暑さに花もちょっとしおれぎみ。乃木坂という
2024年8月7日 21:08
海風のムーラン-御前崎 omaezaki-2ゴッホやルノワールが描いた”ムーラン・ド・ラ・ギャレット”は、御菓子に使う小麦を挽くための風車とか。日本の海岸に多い風力発電の風車を”ムーラン”と呼ぶかどうかは定かでありません(笑)前回、岬の周りに神社はないと言いましたが、たった一つ、駒形神社がありました。御前崎について、江戸時代の国学者賀茂真淵は「汐干れば馬の背の如く
2024年8月1日 00:01
御前崎の砂紋 omaezakiここは静岡県の御前崎。駿河湾に角のように突き出した岬です。遠州灘の沿岸流により長い砂丘が続き、望洋とした風景が夏の旅人の心に残りそう。そして何と言っても風が強い!冬は「遠州のからっ風」と呼ばれる偏西風が名物とか。”御前崎”という地名は台風情報や灯台の映画で知ってはいたものの、付近にある神社などに由来するものだと勝手に思い込んでいまし
2024年7月24日 20:19
左門町のお岩稲荷 samoncho夏といえば怪談!怪談といえばご存知「東海道四谷怪談」!でもお化けの話ではありません。口絵だけ”納涼~”そんな感じ(笑)私がヤボ用でたまに訪れる四谷三丁目近くに、この「四谷怪談」の元になったお岩さん所縁の”お岩稲荷”があります。鶴屋南北作の歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」では、田宮家の婿になった伊右衛門がお岩を毒殺するという凄惨なスト
2024年7月17日 20:43
小名木川夏風景-猿江 sarue-3梅雨のせいか先週から涼しい日が目立ちます。昼はともかく、夜に涼しいのは本当に過ごしやすいですね。ところで、何十年ぶりに浅草の”ほおずき市”に行ってきました。暑いわ人混みだわ夏の風情もへったくれもありません(笑)それにしても欧米人が多かったなーところで猿江の最終回!猿がいたとも思えないし、崖もない土地だとするとあとは言葉の変化
2024年7月11日 00:53
夏の柑橘、猿江神社にひとつ sarue-2江東区史によると中世には今の江東区のうち、亀戸より南は広大な干潟や湿地だったろうとあります。江戸時代になってすぐに小名木川が開削されるのですが、河道を掘ったということは、この当時はすでにある程度土地が固まっていたのでしょうね。前回、”猿藤太”伝説のところで猿江のあたりは埋立地?と言いましたが、正確には小名木川以南が埋立地で、
2024年7月4日 09:27
午後の公園は梅雨明かり-猿江 sarue江東区を東西に流れる小名木川。いつだったか「ひょっとしてコナキジジイはこのあたりの生まれか」友人の一人がこんなこと言ってました。でも、この川は「おなぎがわ」です。また妖怪”子泣き爺”も四国出身だそうで。残念!何の関係もありませんでした(笑)ちなみに小名木川は、開削した人の名前が由来とか。ところでこの川沿いに”猿江”という地
2024年6月27日 00:23
”油面地蔵通り”に、雨 aburamen-2ここは油面の地蔵通り。絵の左にあるお堂が”高地蔵”と呼ばれるお地蔵様です。子育てにご利益があると昔から親しまれているそうです。ところで”油面”の油は、燃料や食料の油でしょうか。これは偶然なのですが、藤沢に”地蔵面”という古い地名があることを知っています。これは、お地蔵さまに花や菓子、水を供えたり定期的に掃除したり、お堂の修繕
2024年6月19日 23:05
油面公園のすべり台 aburamen今年の梅雨入りは遅れそうですが、昼は真夏全開!でも朝晩は、まだ涼しい風がカーテンを揺らしています。三軒茶屋で用事をすませ、バスで目黒に向かったのですがその途中、面白い停留所に気が付きました。面白いといっても停留所の姿形ではなく、もちろんその名称。「次は油面公園・・」”あぶらめん”?あれ、こんな所にそんな地名があるのか・・。バ
2024年6月13日 15:53
塔ノ山の三重塔 tonoyama先日、中野区の地下鉄中野坂上駅から徒歩で山手通りを東中野方面へ向かう途中、”塔ノ山町会”という掲示板を目にしました。中野区に”塔ノ山”なんて町名あった??疑問に思いつつ、後から地図を広げてみると私が歩いたあたりは中野区中央という町名です。しかしよく見ると塔山小学校とか塔の山ハイツなどを発見。どういう事?地名探偵の血が騒ぎます(笑)
2024年6月5日 21:36
駅へと続く名もなき坂道-大塚 otsuka-2タイトルにある駅とは山手線の大塚駅ではなく、地下鉄丸ノ内線の”新大塚駅”のことです。そう、ここも紛れもなく”大塚”。文京区大塚・・山手線の”大塚”という駅名はいったいどこから取ったのか。その南北には北大塚・南大塚の町名があるものの、ただの”大塚”という地名は昔からこのあたりにはなかったようです。いろいろ調べてこの駅
2024年5月30日 00:43
都電が行き交う初夏の午後-大塚 otsukaここは東京豊島区にある山手線大塚の駅前。コーヒーを片手に駅ビルの窓から眺めています。ゆっくり走る都電の姿はまるでオモチャのよう。以前から気になっていたのですが、”大塚”というからにはどこかに塚がある、あるいはあったのでしょうか。”塚”の付く地名は珍しくありません。大塚をはじめ小塚、犬塚、塚原、塚本、塚田・・・”塚”とはそ
2024年5月22日 23:49
午後は雨、骨通りの白猫 kotsudori-2最近、ずいぶん風の強い日が多いと感じます。雨よりマシという人もいますが私は雨の方が好き。そういえば、沖縄はもう梅雨入りとか・・私も今年初めてカエルの声を聞きました。ところで”骨通り”の謂れとはどんなものでしょう。いろいろな説があるのですが、荒川区の説明では「小塚原の略称を冠して骨通りという」とあります。「こつかはら」「こ
2024年5月16日 00:58
”骨通り”という街角 kotsudori その昔、江戸には鈴ヶ森、小塚原という二つの刑場がありました。鈴ヶ森は今の品川区南大井、小塚原は荒川区南千住。現在はどちらも史跡となり、お寺の敷地です。時代劇で聞くくらいでどちらも行ったことはなかったのですが、ちょっと前に知人から「南千住に”骨通り”(こつどおり)という道がある」そんなことを聞きました。歴史が歴史だけに、いか
2024年5月9日 08:52
小豆沢の崖に咲く躑躅 azusawa-3ずっと小豆の話ばかりでしたが小豆と言えば、妖怪”あずき洗い”を思わずにいられません。徳島生まれの友人。子供のころに帰りが遅くなると「”あずき洗い”に連れていかれる」と親に言われたそう。それから小豆といえば”あずきバー”で有名な井村屋。実は井村屋のホームページに、小豆の語源についてこんな記事がありました。「「あず」「あづ」は