見出し画像

ジャバル ハフィート アラブ首長国連邦 アブダビ首長国  海外旅行·海外出張の小ネタ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 以下、あくまで私見です。

…………………………………………………………………………………………………

 日本が金銀の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌した時代が有った様にアラブの方々は今、石油の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌されていると理解しています。

 日本が今は広大な排他的経済水域等に有る天然資源を温存し工業、商業、観光業、投資等で外貨を得ている様に、

と言っても最近動きが出ている様ですが…

アラブの方々も天然資源に依存しない国造りを進められています。

 その中の一つにアラブ首長国連邦が有ります。

 アラブ首長国連邦の中でも一際存在感のあるアブダビ首長国。

 そんなアブダビ。

…………………………………………………………………………………………………

 現地に事務所開設を前提にマーケティング活動を進めていました。マズダールシティに

日本の最先端の技術を紹介したり、医療ソリューションを紹介したりしていました。

 脱天然資源立国に真摯に取り組まれているお手伝い。

 そんな中、実はデレゲーションで来られたお客様の強いご要望でアル・アインというオアシスの街が麓(ふもと)にある砂漠の中の山脈、ハジャル山脈の端の山、ジャバル ハフィートを訪れる機会が有りました。

 ジャバル ハフィートは、アラブ首長国連邦とオマーンの国境に地位します。アブダビでの視察と会議を終えてチャーターしたバスで2時間ちょっと。アラビア半島の東部、ハジャル山脈の外れです。アラブ首長国連邦の中では最も高い山の1つです。標高は1200メートル程度。頂上付近には駐車場が整備されています。周辺を一望できる展望台も有ります。

 有名な場所ですので観光案内は以下も含めて他に譲ります。

 さてここからはオアシス、アル・アインからハジャル山脈へ。綺麗に整備された道路で山頂を目指します。

綺麗に整備された道路

 裾野が見えて来ます。

裾野

少しずつ険しくなって

少しずつ険しくなってきます


急峻な山肌
岩山ですね~
そもそもは海底だったそうです。
激しく隆起したのですかね。
かなり荒々しい
そろそろ頂上

そしてハジャル山脈の一角、ジャバル ハフィートに…
山頂付近はこんな感じ。

山頂付近定番の通信施設
山頂付近遠景
山頂付近はそれなりにも整備が行き届いています。
こんな感じの岩肌
そのまま進むと
こんな感じで展望台が
展望台付近の広々した駐車場
山頂付近の道路

 アル・アイン経由で向かったので、日没に。

 ハジャル山脈の一角、ジャバル ハフィートからの日没も美しいものでした。

ハジャル山脈の一角
ジャバル ハフィートからの日没

山頂付近も夕日に染まって行きます。

夕日に染まる頂上展望台付近
展望台駐車場もそこそこの混雑

 そして少しずつ太陽が砂漠に吸い込まれて行きます。

地球の自転で太陽が少しずつ見えなくなる
大気層の影響で散乱されやすい太陽光成分が散り
散乱されにくい赤色付近の光だけが人間の目には見える

夕闇に沈む中東の山の風景

自転で太陽の方向は地平線の下に
街路灯が点灯し始めます。
夕日に沈むオアシスの街並み
街路灯が完全に点灯して道を浮き上がらせます。
オアシスも深い闇に包まれて…

次第に街灯に映し出される景色へと

日没を楽しんだ人々が帰路に…
オアシスに明かりが灯り…
私達も山を下ります。
市街地に近づくにつれて対向車が…
裾野に近づきました。
街の明かりが近くなってきて
街に戻って来ました…

 砂漠の中の山脈。如何でしたか。

 アブダビ市街からは無理なく楽に行けます。しかしドバイからですと距離が有り、中々足を伸ばすのは旅程的に余裕が必要ですかね。まぁ最低でも1日かなぁ。実際ドバイからでも麓のオアシス、アル・アインへは8時間程度の現地ツアーが組まれています。レンタカーでドバイから行くなら、朝早く出れば良いかと。オマーン国境に近づくということで、それなりに面白いかと。

 半島の地勢を目の当たりにすることで、アラブ諸国への理解が深まったと実感できました。

 読者の皆様も機会有れば是非訪問されることをお勧めします。

蛇足
 しっぽり山頂で日没まで楽しんだので、お客様のドバイのホテルへの到着は遅い時刻となってしまいました。(笑)

超蛇足
 でもバスは丸1日チャーターしていたので追加料金無し。お客様も喜んでくださりました。

 勿論、ドライバーさんには当然大人のお作法。
酒手(さかて、チップ)を。

超々蛇足
 宜しければこちらもお楽しみ下さい。




この記事が参加している募集

#旅のフォトアルバム

38,450件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?