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5月7日(金)、第965回 「見と観」

学べば学ぶほど、
 
どんどんと拡がっていく感覚
 
を味わうのは自然なことです。
 
これを「見」としましょう。
 
 
その一方で、
 
 
学べば学ぶほど、
 
異なるものの中に、
 
同じものを発見していくこと
 
ができるようになります。
 
これが「観」と呼ばれるもの
 
です。
 
 
正しく学べば学ぶほど、
 
異なるものの中に、
 
異らないものが増えていく。
 
 
その状態を、
 
「一如」
 
といいます。
 
 
ことほどさように、
 
 
「見る」から「観る」を経て、
 
 
異なるものから同じものを、
 
同じものから異なるものを、
 
「自由自在」に掘り起こす力、
 
 
これこそが、
 
まこと深い学びから得られる、
 
神さま仏さまの知慧なのです。
 
 
感謝、合掌
慈永

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