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自論シリーズ

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賛同してもらえるかどうかはわかりません。
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記事一覧

「学校にいかなくてもいい」という選択肢

よく不登校の子にたいして「学校にいかなくてもいい」と宣言すると「無責任だ」とか「将来はどうするんだ?」といった反論が飛び交います。

たしかに現在の状況では学校へいかないままという選択肢をとるのはリスクが高いし、なるべく早い段階で復帰させるのが望ましいというのはよくわかります。

しかし精神的に追い込まれた状態だと頭がまわらないのです。先のことなんてまともに考えられるはずがありません。ましてや今が

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この後悔の多き人生に祝福を

オトナはコドモに後悔をさせないようにとアレコレ忠告しようとします。オトナはコドモのころにさんざん後悔をしつづけてきたから、コドモには同じ思いをしてほしくないと願ってのことなのでしょう。

しかし、コドモにとってそんなことは知ったこっちゃないので、その忠告を無視して後悔をするハメになるのです。

どっちにしろ後悔はするし、コドモにだって自分のやりたいようにやる権利があるのだから、オトナの忠告にいちい

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言葉は呪いになりえるかもしれない

僕はスピリチュアルなものはほとんど信じないようにしています。幽霊は神経症的傾向が強い人によくみえるようです。僕は見たことがないけど、心霊スポットや事故物件はこわいのでぜったいに近づきたくありません。

怨念とは後ろめたさ怨念というものは「後ろめたさ」からきているのではないでしょうか。後ろめたさのメタファー、略して「後ろメタファー」です。

なにか後ろめたいことがあったときに、たまたま不幸なことがか

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人生で「すべきこと」なんかひとつもない

「〜をすべき」や「〜をしなければいけない」という言葉も強迫観念という名の呪いではないでしょうか。「すべきこと」や「しなければいけないこと」は状況によってそう思い込んでいるだけにすぎないのです。そこにあるのはなにかをするために「〜をする必要がある」というだけです。

だからどうしてもしたくないことは別にしなくていいのです。もちろん、それによって困ることもあるのかもしれませんが、それで精神を病んだり健

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「イジリ」とどう向き合うか?

お笑いには「ボケ」と「ツッコミ」という概念があります。「ボケ」はわざとおどけてみせることであり、「ツッコミ」は「ボケ」を指摘することでおかしさを強調させます。それによって笑いが生まれるのです。

「ボケ」のなかには「天然ボケ」という概念があり、本人はおどけているつもりがないのに「ボケ」とみなされることを言います。よく問題とされる「イジリ」はボケていないのにツッコミをいれることです。具体的にはその人

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アンパンマンに学ぶ愛と勇気

「アンパンマンのマーチ」といえばご存知テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の主題歌であり、作詞は原作者のやなせたかし先生が担当しています。この歌詞でずっとひっかかるフレーズがありました。

愛と勇気だけが ともだちさ

カレーパンマンやしょくぱんまんはともだちじゃないのだろうか?

アンパンマンにとっての愛と勇気とは?アンパンマンにとっての「愛」は戦うための目的です。それがこのフレーズにあたりま

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知識よりもアイデアが大事

知識はいわゆる財産です。知識もお金も貯めこむだけでは意味がありません。いかに使うのかが重要になってきます。この「いかに使うか」という部分がアイデアです。

アイデアのために知識はあるアイデアというとどうしてもエジソン的な発明品を思い浮かべてしまいますが、行動には必ず「これをしよう」というアイデアがともないます。知識がなくてもアイデア次第でお金を稼げるし、なんならお金がなくても楽しくすごせます。だが

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人生をつまらなくしているのは自分自身

「今より若いときはない」とはよくいうけど、それは未来だけを見たときの話であって過去だけを見れば「今までより老けているときはない」のです。

過去ばかり気にしていると歳をとったことを実感して必要以上に老けていくものです。かといって未来ばかり見ていくとどうしても不安がつきまとってしまうものだから、年齢なんか気にせずに今ホントウにしたいことをするのが一番ですね。

「もうオトナなんだから」とか「オトナは

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週末外に出なかったくらいで「ひきこもり」を名乗られると“なめんなよ”という気分になります。

自粛期間で3日外に出られなかっただけで“もう耐えられない”という人がたくさんいたみたいなので、ひきこもることができるというのも一種の才能なのかもしれません。

みにくいアヒルの子|自分の居場所は必ずどこかにある

アンデルセン童話の『みにくいアヒルの子』はもちろん昔から内容を知ってはいたけど、実際に原文(の翻訳)で読んだらまたちょっと違った印象を受けました。

こどものころは普通にアヒルがハクチョウに魔法みたいなもので変身したんだと思いましたよね(自分だけ?)。一応説明しておくとアヒルのたまごのなかにハクチョウのたまごが混ざっていたということですね。たくさんいる兄弟のなかで一羽だけあきらかに色も大きさも違う

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『鬼滅の刃』がこれだけ大ヒットしたのは、それだけみんなが王道の少年マンガ然とした作品に飢えていたということだと思います。

まぁ、こんなことは後付けでいくらでもこじつけられるんですけどね。ヒットの要因がハッキリわかるなら、仕掛ける側にまわって大もうけできるはず。

「内向型/外向型」に似た言葉で「陰キャ/陽キャ」があるけど、嫌な感じがするのはレッテル貼りや対立煽りの意味合いが強いからだと思
います。

「キャラ」って言葉がすでに「キャラクター」の略なのに、さらに「キャ」まで略しているのにもイラッとするのかも知れません。「ラ」まで言えよ!

体育の先生が運動神経悪い子の気持ちを理解するのってかなり難しいと思うんですよね。

大人になっても学校に通っている人が学校へ行きたくない子の気持ちを理解するのはもっと難しいのかもしれません。

自分で自分を痛めつけることほど、辛く悲しいことはありません。

自分は自分のすることに抵抗できないからです。