K-300

元不登校児。趣味は読書と音楽鑑賞。

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マガジン

  • 読書シリーズ

    本は読んどけ。

  • (元)ひきこもりシリーズ

    著者のひきこもりなるまでと脱出してからの歩みです。

  • ためになるシリーズ

    生きづらさを解消することをテーマにしています。

  • 日記シリーズ

    要するに駄文。

  • 自論シリーズ

    賛同してもらえるかどうかはわかりません。

最近の記事

なんと、このnoteが書籍されます! ……というエイプリルフールネタを思いついたが、虚しい。

    • 押し入れに本が溢れそうなくらいあるので処分しないといけない。 と書くとすごい多読の読書家みたいだが、そのほとんどがマンガである。

      • 部屋の整理を始めたら、ノートがたくさん出てきて、「ああ、たくさん勉強したな」と感心するのと同時に、何の工夫もなくテキストを丸写ししているだけで「効率悪いなコイツ」とも思う。 ある程度咀嚼して、図にまとめたり、自分の言葉に置き換えたりしないことには頭に入っていかないのである。

        • 最近はプログラミングと英語の勉強をしているが、身になっているのかどうかはよくわからない。

        なんと、このnoteが書籍されます! ……というエイプリルフールネタを思いついたが、虚しい。

        • 押し入れに本が溢れそうなくらいあるので処分しないといけない。 と書くとすごい多読の読書家みたいだが、そのほとんどがマンガである。

        • 部屋の整理を始めたら、ノートがたくさん出てきて、「ああ、たくさん勉強したな」と感心するのと同時に、何の工夫もなくテキストを丸写ししているだけで「効率悪いなコイツ」とも思う。 ある程度咀嚼して、図にまとめたり、自分の言葉に置き換えたりしないことには頭に入っていかないのである。

        • 最近はプログラミングと英語の勉強をしているが、身になっているのかどうかはよくわからない。

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        • 読書シリーズ
          18本
        • (元)ひきこもりシリーズ
          16本
        • ためになるシリーズ
          28本
        • 日記シリーズ
          13本
        • 自論シリーズ
          20本

        記事

          11月に負った小指のケガはとっくに治ったけど、なかなか本調子には戻らず、握るとまだわずかに痛い。

          11月に負った小指のケガはとっくに治ったけど、なかなか本調子には戻らず、握るとまだわずかに痛い。

          好き嫌いに限らず、感情はなるべく言語化して吐き出していったほうが精神的に安定できるけど、そこには必ず齟齬があって、言語化しきれずに抜け落ちた感情があることを忘れてはならない。

          好き嫌いに限らず、感情はなるべく言語化して吐き出していったほうが精神的に安定できるけど、そこには必ず齟齬があって、言語化しきれずに抜け落ちた感情があることを忘れてはならない。

          好き嫌いは自己演出的に固定化する。 すなわち「これが好きな人間でありたいから、これを好きになろう」と無意識に決めているということだ。 だから、好き嫌いはある程度自分の意志で操作できるはずなんだけど、わざわざ嫌いなものを好きになろうとする必要はあまりないよね。

          好き嫌いは自己演出的に固定化する。 すなわち「これが好きな人間でありたいから、これを好きになろう」と無意識に決めているということだ。 だから、好き嫌いはある程度自分の意志で操作できるはずなんだけど、わざわざ嫌いなものを好きになろうとする必要はあまりないよね。

          しかし、数学は自分が高1でやっていた内容が、今は中3でやるようになっている。 なので、中3の問題になるといきなり「こんなのあったっけ?」という感じでわからなくなった。 それでも、今だと解説している動画がたくさんあるので、それでなんとか理解できるようにはなった。

          しかし、数学は自分が高1でやっていた内容が、今は中3でやるようになっている。 なので、中3の問題になるといきなり「こんなのあったっけ?」という感じでわからなくなった。 それでも、今だと解説している動画がたくさんあるので、それでなんとか理解できるようにはなった。

          中学の成績はほとんどが3(国語だけ4)で苦手教科はなかったはずなんだけど、高校入試の面接の練習で苦手教科を聞かれて、なんとなく「数学」と答えて以降、数学に妙に苦手意識を持ってしまったような気がする。 問題を解いてみたら、意外とすんなりと解けた。

          中学の成績はほとんどが3(国語だけ4)で苦手教科はなかったはずなんだけど、高校入試の面接の練習で苦手教科を聞かれて、なんとなく「数学」と答えて以降、数学に妙に苦手意識を持ってしまったような気がする。 問題を解いてみたら、意外とすんなりと解けた。

          自動車学校の記事が徐々にアクセス数を上げていて、いつの間にかトップになっていた。 書いた当初は一番伸びの悪い記事だったはずなのになぜ?

          自動車学校の記事が徐々にアクセス数を上げていて、いつの間にかトップになっていた。 書いた当初は一番伸びの悪い記事だったはずなのになぜ?

          書きたいときに書けばいいやと思い、何も書かないままでいるとその「書きたいとき」というのはまず訪れてこないのである。 同じように「やりたいこと」というのも何かをやり続けていく中でムクムクと湧き上がってくるものなのである。 行動を先に立たせなくてはいけない。

          書きたいときに書けばいいやと思い、何も書かないままでいるとその「書きたいとき」というのはまず訪れてこないのである。 同じように「やりたいこと」というのも何かをやり続けていく中でムクムクと湧き上がってくるものなのである。 行動を先に立たせなくてはいけない。

          アルジャーノンに花束を|元ひきこもりが読む小説その5

          知的障害を持つ青年チャーリイが知能指数を高める手術を受けることによって常人以上の知能を手に入れるのですが、それによって自分の境遇やそれまで受けていた扱いの意味を理解するようになっていきます。 映画化もしているし、日本でも二度ドラマ化された人気作だけど、チャーリイが書いた「経過報告」として読むことに大きな意味のある作品です。 翻訳は今のところ1つだけです。翻訳の違う中編版もあるらしいけど、どこで読めるかは不明です。こどもが書いたようなひらがなだらけでめちゃくちゃだった文章が

          アルジャーノンに花束を|元ひきこもりが読む小説その5

          ライ麦畑でつかまえて|元ひきこもりが読む小説その4

          この話は言ってしまえば、成績が悪くて退学処分となった少年ホールデンが、学生寮から一足先に実家に帰るだけです。大体が周囲の人に悪態をついて殴られることの繰り返しです。 ホールデンのような周囲(大人や社会)を悪とする精神を同意できるものとするか、子供じみた反抗として否定するかでこの作品の評価はかなり分かれると思います。 私はずっと「社会に合わせられない自分が悪い」という思考でしたが、今は社会なんて(あるいは大人なんて)まったく大した存在じゃないなと感じますね。 周囲に合わせ

          ライ麦畑でつかまえて|元ひきこもりが読む小説その4

          1984年|元ひきこもりが読む小説その3

          SF小説は一時期ハマってよく読んでました。最近の作品になるほど複雑で難解になっていくなと感じますね。 昔の作品は舞台設定が90年代とか2000年代でもうすでに現代から過ぎていたりして、当時の未来感と現代はずいぶん違うよなとツッコミを入れつつも、ちょっと違えば実はこうなっていたかもしれないという平行世界的な感覚も味わえます。 『1984年』はまさしく1948年(刊行は49年)から見た1984年の世界が描かれています。全体主義や管理監視社会が進んでおり、主人公のウィンストン・

          1984年|元ひきこもりが読む小説その3

          車輪の下|元ひきこもりが読む小説その2

          『車輪の下』は初めに古い翻訳で読んでしまったから、これで古典はやっぱり相容れないなぁということになってしまいましたね。 数年前に(そういえば、訓練校に通っていたころだった)読み直して、「ああ、こういう作品だったのか」と感じ取ることができました。 タイトルの「車輪」は周囲からの期待やプレッシャーのことです。主人公のハンスという少年は田舎からエリート校に好成績で入学しますが、「車輪」に押し潰されて転落していきます。 私は別にエリートでもなんでもありませんが、学校をドロップア

          車輪の下|元ひきこもりが読む小説その2

          罪と罰|元ひきこもりが読む小説その1

          私が本格的に本を読むようになったターニングポイントに、この小説があったような気がします。それまでも本はちょくちょく読んではいたけど、古典は難しくて読めないし、自分には無縁の世界だと思い込んでいました。 しかし、挑戦してみたら意外とすんなりと読めて、しかも結構面白かったという体験があって、古典とか翻訳とか分厚いのもいろいろと読めるようになりました。 もちろん、読み切るのには根気がいります。特にロシア文学は呼び名が複数あって、たとえばソフィヤという人がソフィヤとかソーネチカと

          罪と罰|元ひきこもりが読む小説その1