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サラリーマンの孤独と悲哀

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サラリーマンの孤独と生き様。 普通でいることが何か。 普通に生きることが難しいと感じているあなたに 読んで欲しい。
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#熟成下書き

ビジネス書2冊分の記事を書いて、書くことは諦めることだと気づいた話

休日に文章を書きはじめて、約2年が経った。
ライティング・ゼミに通い始めたことによって、
書くことの習慣は身についた。

文章のクオリティーは置いておいて、
2,000字以上の記事を
200以上このブログに投稿してきた。

自分の趣味のサウナのことであったり、
英語学習の経験、
大学受験の挫折の経験、
今までのキャリアのことであったり。
おもむくままに1記事1テーマで書いてきた。

目を通していた

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サラリーマンの平凡なしあわせのつかみ方

サラリーマンの平凡なしあわせのつかみ方

あれ欲しい。
これも欲しい。
もっと欲しい。
もっともっと欲しい。

ネットの世界をのぞくと、
そんな人間の欲望を
刺激する言葉ばかりだ。
次々と機械が私の好みを把握して
果てしなくレコメンドしてくる。
動画サイトも音楽サイトもKINDLEも全部。

気がつくと、
休日の時間なんてあっという間になくなる。

ギラギラしてた感覚。
収入あげたい、ほしいものを遠慮なく買いたい。
いつでもいつでもいつで

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上手にHPを削って生きられたなら

上手にHPを削って生きられたなら

いまさらながら旧友からの年賀状に気づく。

年の瀬から積み重ねられたデリバリーと
スーパーのチラシに紛れ込んでいたのだった。

今さら
これから送り返すというわけにもいかないので、
スマホからメッセージを送る。

「今年こそはみんなで一緒に
集まって飲みたいね」

そんなメッセを彼と何回お正月で
繰り返しただろう。

そして近年はこのご時世も
あり「落ち着いたら」という
枕詞がついたのだった。

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毎日がちょっぴりしんどいあなたへ~左奥歯の痛みが教えてくれた勇気~

辛抱強い性格だ。
そう思っていた。

野球部の練習のキツイしごきも、
社会人になってからの理不尽な
ハラスメントも全部含めて
いい意味で自分に耐えられるよう、
しのいできた。
ずっと。

少々のことではへこたれない。
そう思っていた。
いや思い込んでいたのかもしれない。

この数日、急激な左上奥歯の激痛に襲われた。

ただの虫歯である。

ヘルスケアビジネスに関わる
自分としては恥ずかしいことこの

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「わかっている」「知っている」のに使えない英語〜留学挫折体験記〜

「わかっている」「知っている」のに使えない英語〜留学挫折体験記〜

皆さんも日本語字幕をついた
映画を見る機会があるだろう。

DVDでも日本語の字幕を削除して
英語だけを聞き取って映画を
鑑賞することもできるし、
ネットにもそのような類の教材は
溢れている。

いわゆる大学受験で、
そこそこ英語を勉強してきた人は、
映画の中の英語は、
さほど難しいやりとりを
しているわけではないと気づくだろう。

具体的に言えば、
日本の中学校で習う英文法の
レベルでほぼこと足

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200社以上落ちても、折れないチャレンジマインドの作り方

200社以上落ちても、折れないチャレンジマインドの作り方

キラキラした言葉に踊らされて
転職してしまった若者の例を前回は書いた。

もっと早く相談してくれればと
思うないこともなかったが、
まずはそれ以前の心構えも重要である。

筆者は200社以上書類選考落ちしながらも、
ウィルス対策に世間が追われる中、
年収アップ+職種チェンジを実現した。

今回は転職活動を例にとって、
チャレンジングなマインドの
作り方について、今日は取り上げたい。

①その不安は

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残高263円の悪魔のささやき

残高263円の悪魔のささやき

大学3年次のときのこと。

後期の学費を支払いの振り込みを
ATMで行うため、
通帳の記帳もついでに行った。

当時はまだネットで
振り込みができなかった時代である。

この頃は自営の親の事業も
傾いており、学費は
全て自分で工面をしていく必要があった。

後期の学費は、
50万円程度だった。

私はその時点での残高は
確認していなかったが
何の不安もなかった。

当時の塾講師としてのバイト代

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孤独と幸せのカンケイ

孤独と幸せのカンケイ

「男が決めたことだ。仕方がない」

まだ着任して9ヶ月の新任の部長は
ため息をつきながら、
私が提出した退職願いを受け取った。
ちょうど半年前のことだ。

「40歳手前で転職なの?」
「このコロナ禍でよくやるねー」
「違う業界にいくなんてすごいね」

周囲からは、様々なリアクションがきた。
想定以上にネガティブなものが多かった。

新しい環境に身を置く時。
職場や学校といった時間の大半を使う
環境

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「たったひとつの正解がある」という名のアブナすぎる麻薬

「たったひとつの正解がある」という名のアブナすぎる麻薬

「こんな時代だからこそ、
大手に入社したほうがいいに決まってるだろ」

「この資格をとっておけば、
就職で絶対有利だよ」

「この投資なら、デメリットもないし
絶対うまくいくよ」

若いときであればあるほど、
「正解っぽいもの」
が見えてくるとそこに
のめり込むのではないか。

かくいう私もそこで痛い目にあった一人だ。

あっけないほど残酷に
判断能力を失うものだ。

もしかしたら詐欺師に
だまさ

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