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AIを使いこなす、ということ

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☆3行でまとめると
●AIを使いこなすには人間的な思いやりが必要
●AIの成果物をそのまま使うとAIに飲み込まれる
●大部分はAIに自動化されても人間の微調整は残る

 エヌビディアの株価が爆上げしGPTsも登場、AIが仕事を奪うみたいな話が跋扈するなか、「AIを使いこなさなければ!」と危機感を覚える人もいると思いますが、自分もそんな小市民の1人だったりします。
 なので、この一年間ほどガッツリと実際にAIに仕事を手伝ってもらったのですが、そこで出た結論。“AIを使いこなす人”というのは、「AIに仕事を全部やらせて、成果物を生み出す人ではない」でした。
 現状の話をすると、AIの成果物は、そのまま納品するにしては足りない部分も多いです。何が足りないのかなと思ったら、「相手のことを考えた成果物になっていない」というのを感じたのですね。そりゃあAIは指示通りにしか動かないし、空気や文脈も読めないので、「相手への思いやり」がないのは当然ですよね(もちろん、プロンプトを駆使して何回も壁打ちをすれば思いやりを入れ込んだ成果物を出せるかもしれませんが)。

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