藤井風さんの「満ちてゆく」のYouTubeをループ再生。コメント欄に目が行き読み始める。止まらない。涙が止まらない。生老病死、愛別離苦、後悔、絶望。泥に足を取られ、もがき、疲れ果て倒れても、内側に宿る光は力を失わず息をしている。その光は風さんの歌声と共に強く点滅を繰り返している。
昨日、ふと、人生の記憶って、手織りのタペストリーみたいなものなんだなあと、感じた。一本、横糸が抜けても、縦糸が抜けても、空白が出来て。人は、タペストリを織りながらも、老いとは、そのタペストリーから、横糸、縦糸が抜けていくようなものかしらと。でも、外枠があれば、のようなものでも。