【勝手に人生相談 No.475】友人たちが若くして亡くなる ( 埼玉県・30代男性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
お話のように、次々と自分の周りで、お知り合いが亡くなって逝けば、確かに自分が、不幸をもたらしているのではと、お思いになるお気持ちも解ります。
でも、あなたは、そんなことなど、本心から思われていないと思います。
仏教の言葉で、「生老病死」と言う言葉があります。これは、人間誰にでも必ず訪れる四つの苦しみを指しています。
つまり、人生において、生まれること、老いること、病むこと、死ぬことの四つの苦を避けることができないのです。だから、四苦は受けとめる外に手だてはありません。
亡くなられた、あなたのご友人も、あなたに出会わなかったとしても、悲しい死を迎えたのです。たまたま、あなたが傍にいただけなのです。
ところで、ある統計によると、人が一生のうちに出会える人数は、3万人程度だそうです。 もちろんこれはすれ違う人数ではなく、ある程度の接点を持つ人ということです。
だとすると今回、お話の四人の友人は、3万人中の4人ということになります。そう考えると、ますます、会える確率が少なかった人達だったのです。たまたま、傍にいた短命な人達だったのです。
現在は大方のモノは過去の言動からできているし、未来の大方のモノは現在の言動から創りだすものです。未来は現在より楽しい時間にしたいモノです。
過去の悲しみを引きずりながら、それを未来へ持ち込まないようにしましょう。まだ、お若いですので、これからの人生の方が長いのです。
あなたも仰る通り、会える人と時間を大切に、その時々を楽しむことです。そして、明るい未来を創りましょう!
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.476】千葉県・40代女性のご相談です。<小学生の娘 「学校がつまらない」>を、予定しております。
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