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小堀鷗一郎×伊藤比呂美「鷗先生と比呂美——死ぬる、老いる、生きるを語る」(動画)



イベント開催時のフライヤー

重要なことは、
患者一人一人に語るべき豊かな人生があり、
彼らがその辿ってきた
自らの人生に深く根差した死に方を望んだ、
という事実である。
――小堀鷗一郎『死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死』(朝日新聞出版)より

今年4月に小堀鷗一郎さんの新著『死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死』(朝日新聞出版)が刊行されました。
外科医から70歳近くで訪問診療医となった著者による709人の患者の記録が描かれています。
今回は本書を中心にしながら、著者の小堀さんと詩人の伊藤比呂美さん、それぞれに生老病死を見つめ、向き合い、考えてこられてきたお二人が、死ぬる・老いるの視点から生きることとは何か、ざっくばらんに語り合います。
ぜひお越しください!



★出演者プロフィール★

⚫︎小堀鷗一郎(こぼり・おういちろう)
1938年東京都生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。東京大学医学部付属病院第一外科・国立国際医療研究センターに外科医として約40年間勤務。定年退職後、埼玉県新座市の堀ノ内病院に赴任し、在宅診療に携わる。自身の訪問診療医としての看取りの経験をもとに「死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者」(みすず書房)を執筆、同書で2019年、第67回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。母方の祖父は森鷗外。

photo by 吉原洋一

⚫︎伊藤比呂美(いとう・ひろみ)
1955年東京板橋生まれ。性と身体性をテーマに過激な言葉づかいと独特なリズムの詩で現代詩を揺さぶり続けるかたわら、自らの体験を綴った『良いおっぱい悪いおっぱい』等の育児エッセイが世の母親たちの共感を呼ぶ。近作では語りを基盤に、古典や仏教への興味を打ち出し、『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞をダブル受賞)、古典やお経の現代語訳『新訳説経節』『伊藤比呂美の歎異抄』『いつか死ぬそれまで生きる わたしのお経』、生と死を読み解く『切腹考』『道行きや』等。
2018年春、20数年におよぶカリフォルニア生活を引き上げて、早稲田大学文化構想学部教授を3年間務める。現在、熊本在住。

(本イベントは2024年7月27日(土)に隣町珈琲で開催されました。)


開催時の様子

※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。



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