「深呼吸をうながす猫」。 長田弘さんの『深呼吸の必要』という詩集のタイトルが好きで(もちろん内容も)このような絵柄を刺繍しました。 あ、刺繍と詩集がかかってるのに今気づいた! ブローチとキーホルダー。 どちらに仕上げたらいいか悩んでおります。 どちらがいいですかねえ?
本書には、長田さんが6年をかけて季節ごとに一篇ずつ、その時、見ている景色や感じていることをつづった、27篇の詩がおさめられています。その言葉のひとつひとつは、繊細で緩やかであり、日の光や雨粒、草木、行き交う人々など、日常の中にあるすべてのものを、指で触れて、確かめているようです。