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平凡な人生にも荒波はやってくる。人生の集大成に向かう還暦+α/そもそも、人生って何?/…

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平凡な人生にも荒波はやってくる。人生の集大成に向かう還暦+α/そもそも、人生って何?/文学部心理学科&法学部卒/行政書士&宅建士合格/簿記3級/遺伝性進行性感音性難聴/手帳あり/

マガジン

  • ささやかな老後

    いよいよ年金生活突入。思えば遠くへ来たもんだ。60over夫婦の日常。

  • ☕🍰🍴🏨

    好きなカフェ、食材店、スイーツなど、美味しいもののお話

  • 60overの悪あがき

    何事にも本気にならずに生きてきた60overが初めて本気で取り組むボディメイク

  • 思い込みだよ、人生は

    よりよく生きるために、よりたくましくなるために、自分に魔法をかける!

  • もういやだよ日記

    根暗、怖がり、引っ込み思案なアラ還の叫び。怖かったこと、嫌なこと、面倒なこと、うわーーってなることあれこれ。

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  • 固定された記事

『人生なんてただのイメージで』 by 宇多田ヒカル〜2023.9.4 加筆修正〜

宇多田ヒカルさん、ちょうど20歳年下。 さすが天才。 悟り方が凡人とは違う? 「人生なんてただのイメージ」 そう言われて、ストンと肩の力が抜ける気がした。 新聞でめざましい功績をあげた人の記事を読んだ時、華やかな活躍をする人をテレビで見た時、ふと立ち止まって、(はて、私の人生とは?)と考えてしまうことがある。 だけど、朝起きて、ごはん作って食べて、洗濯して、掃除して、買物に行って、またごはん作って食べて片付けて、洗濯物取り込んで、お風呂掃除して、夕飯の献立考えて、ごは

    • スリーパックのお腹 #呑みながら書きました

      ようやくこの日がやってまいりました。 一度やってみたかったのです。 #呑みながら書きました 食事時でもない、何かのお祝いでもない、何でもない日の夜に、ひとりで「机に向かって」同道と、あれ、堂々とアルコールが飲めるなんて。 えへへ、今日のお供はこちら。 昨日ミートソースを作るときに使った残りで、特に高級品でも、選び抜いた一本でもないけれど美味しい。 夫が遊びに行ってひまったしまったので、一人で呑み書きしています。 いやしかし、修正しちゃいけないって、めちゃくちゃ緊張す

      • ささやかな老後のためにー月3万円貯蓄できたならばー

        あと一年ちょっとで夫はリタイアする。 アルバイトぐらいはしたいと言っているけれど、フルタイムで働くことはもうないだろう。 そうなると、待ち構えるのは、恐怖の年金生活。 私の年金受給が始まるまで、相当厳しい家計になる見込み。 既にキッチキチの生活をしているのに、さらに厳しくなるのか?と先を案じていた今年の六月、夫婦でコロナに罹患した。 そのせいで、ほとんど出かけない(買い出しに行かない)、あまり食べないで過ごしたせいか、その月はなんと予算よりも6万円浮いた。 嘘みたい。 ギ

        • 鳩問題と珈琲店と

          岸田奈美さんのエッセイを読んでいたら、奈美さんのご自宅(ご実家)で、ベランダに鳩が来る!問題が勃発していたことがわかった。 以前、江東区の借り上げ社宅(マンション)に住んでいたとき、周囲を飛び交う鳩の多さには頭を悩ませていた。 頻繁に追い払わないと巣を作られてしまうし、巣を作るスペースがない窓枠にも鳩は止まるから、早朝からクックルーポッポー鳴いてうるさいのなんの。 これが自分の家なら業者に頼んででも対策を講じるところだが、借家なのでそうもいかず。 窓の外に気配がしたら、ドン

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        • あの日のこと 〜〜膵頭十二指腸切除術〜〜
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        記事

          +1(844)からの着信

          ふとスマホを見たら、 「不在着信あり」 の表示。 着信履歴を確認すると、「+1(844)」からの着信が。 それも、一分間に四件も! どんだけやねん。(似非関西弁は多めにみて欲しい) 連絡先に登録していない「不明な発信者」からの着信は拒否する設定にしてあるので、スマホが鳴ることはないのだけど、履歴は残る。 きもちわるーーい 調べたら、どうやら国際電話を使った詐欺のようですね。 怖い怖い怖い怖い。 やだやだやだやだ。 同じ番号からかけてくることは多分ないと思うの

          +1(844)からの着信

          「ストイックで欲がなく、腹筋はいつも二十代な、瞬時に瞑想に入れる美女」という思い込み

          前回の思い込みはこちら。 これがけっこう効いたのだ。 特に、「少しの汚れも見逃さず掃除をし」というところが。 ふだんから、「目に付いたら即掃除」というスタンスで、年末大掃除などはしない主義なのだけど、今まで以上に汚れに敏感になり、「すぐ拭くおばさん」になりました。 「福(拭く)活」はいいぞ。 インスタグラムでYASUKICHIさんが広めていらっしゃるのを参考に。 おかげで、スッキリしている場所が増えて気分がいい。 この思い込みは当分続ける。 そして、第二弾。 「ストイ

          「ストイックで欲がなく、腹筋はいつも二十代な、瞬時に瞑想に入れる美女」という思い込み

          空気を吸っても太る60over

          昨日、体重が突然1㎏増えた。 BMIが21を超えてしまった。 ピーンチ! つい先日、「おなかぺったんこにする」宣言をしたばかりだというのに、なんということだろう。 今朝も増えたまま変わらず。 なんでなの? インスタ見ていると、太っていた頃の姿をさらし、ダイエットの過程を赤裸々に見せているアカウントがあるけれど、ああまでしないとNice Bodyを手に入れるのは無理なのか? いやいやいやいや、あんな勇気ないしなあ。 暴飲暴食したならまだしも、おやつもセーブし、食事量も決

          空気を吸っても太る60over

          今朝の憂鬱~高齢者と暮らすということ~

          起きぬけにトイレに行ったら、変なにおいがする。 もしかして、また膀胱炎?と思ったけれど、トイレから出た方がよりにおう。 この生臭さの正体は・・! 先日も書いたのだけど、原因は「母」です。 母が捨てたゴミです。 母の朝は早く、5時には起きて散歩に行ったり、24時間スーパーに買物に行ったり。 そして、私たちが寝ている間に、昼間食べるおかずを作ったりしている。 昨夜は異常がなかったのに、朝になってこんなに臭うということは、ゴミが捨てられたのは早朝。 私がちょっと寝坊をしたので

          今朝の憂鬱~高齢者と暮らすということ~

          本気を出そうと思う

          「出そうと思う」って、なんでそんなに弱気なの?と、自分で自分に突っ込む。 60年の人生の中で、何かに本気で取り組んだことがあっただろうか? 「いつでもなんでもちょっとやればできちゃうからだめなんだよ、akarikoは」 夫に言われる。 そのとおりで。 自分でもそれはわかっていて、ちょっとやそっとでは達成できなさそうなことにチャンレジして、心からの満足を得たいと、常々思っていた。 だが、夫の大病と、それに続く父の死で、がんばることがすっかり嫌になってしまった。 元々

          本気を出そうと思う

          「ああ、楽しかった」という生き方

          作家の佐々涼子さんが亡くなった。 56歳。 「持病」の頭痛に耐え切れず受診したときには、悪性脳腫瘍が進行していた由。 余命14ヶ月。 作家の山本文緒さんが亡くなったのは58歳のとき。 膵臓がん。 余命4ヶ月。 その過程は『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』に詳しい。 突然、病を宣告され、余命を告げられる。 それは本当に「突然」なのだ。 考えていても、考えていなくても、心配していても、心配していなくても、来るときは突然、わかるときはいきなりやってくる。 「ああ

          「ああ、楽しかった」という生き方

          「気が強く、少しの汚れも見逃さず掃除をし、努力を怠らぬ美人」という思い込み

          いつものおひるどき。 テーブルについた夫の姿勢がやけにいい。 「どうしたの?背筋ぴん!と伸ばしちゃって」と言うと、 「だって車田さんがさ、芸術家はふだんの振る舞いからして芸術家だっていうから。マリアカラスは、歌はもちろんだけど、舞台に立ってないときも芸術家としてのオーラがすごかったんだって!」と言う。 車田さんというのは、オペラ歌手の車田和寿さん。 夫が最近、そのYouTubeにはまっている。 私が今までさんざん、「背中ちゃんと伸ばさないと、どんどん丸まっちゃうよ!」と

          「気が強く、少しの汚れも見逃さず掃除をし、努力を怠らぬ美人」という思い込み

          8月の憂鬱日記

          26日 二子玉川の憂鬱 一年に一度、オペ元での定期検診の合間に、二子玉川のクリニックに通っている。 身体の異変に気付いたときに、インターネットで調べに調べ、厳選したクリニックだ。 家からかなり遠いのだが、検査結果をその場で教えてくれるし、とても信頼できる医師なのでかかりつけにしている。 しかしまあ、二子玉川という町はあれだ。 おしゃれだ。 パシャっと一枚撮らせて欲しいおしゃれママ、おしゃれマダムがわんさかいる。 うーん、STORYの世界? おしゃれな店は嫌いじゃないし

          8月の憂鬱日記

          エアコンの真実〜ハイスペックエアコンの罠〜

          暑い。 暑い。 暑い。 最高気温35度前後の日が、何日続いただろう? 台風7号のあと、少し高温が落ち着いて35度を越える日はなくなったけれど、それでも最低気温が25度を下回らない。 めっちゃ蒸す。 政府からの支援がないこの月、電気代はどこまで上がるのやら? そんなときに、エアコン工事専門の職人さんが、 「6畳用のエアコンで40畳近くを冷やしている」 「24時間つけっぱなしでも電気代は1日150円ほど」 と言っているのを目にし、(え??マジ??)と動揺。 「小さいエ

          エアコンの真実〜ハイスペックエアコンの罠〜

          『赤と青のガウン』彬子女王殿下の才覚

          「ベストエッセイ」に収録されている彬子女王殿下のエッセイを拝読したとき、なんてスムーズな文章を書かれるのだろうと、とても惹かれるものを感じた。 読む人の心にすとんと優しく響く。 知的で品があり、ユーモアもある。 優れた文才をお持ちなのだろう。 その彬子女王殿下のエッセイ集。 既にベストセラーとなっており、大変な売れ行きらしいので、文章について語ることは私はしない。 それよりも、ここに描かれた英国、オックスフォードの描写を目にして、三十年前を懐かしく思い出している。 サマー

          『赤と青のガウン』彬子女王殿下の才覚

          男女平等はあり得ない

          婦人科に行ってきた。 通常のがん検診ではなく、エコーで診察してもらうために。 二年前にも同じ症状で診てもらっていて、そのときは異常なしだった。 恐らく今回も何もないだろうと思いつつ、万が一ということもあるから、無用な不安を消すために受診した。 結果、問題なしだった。 時々脇腹が痛むのは、やはり過敏性腸症候群のせいなのだ。 卵巣は関係なかった。 帯下は閉経後もゼロにはならず、加齢に伴う症状の一つなので、心配しなくていいとのこと。 大腸内視鏡検査も済ませたし、卵巣も調べたし、ひと

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          夢を見た

          大学時代に親しくしていた人が夢に出てきた。 4つ年上のその人は、初対面のときから兄貴風を吹かせて、さもずっとそうしていたかのように、ごく自然に食事に誘ってきた。といっても、学生だから、ちょっと昼飯行こうぜ!ぐらいのノリだけど。 右も左もわからぬ新入生の私と違って、その人は、もう卒業を待つだけ(一単位落として留年中)の身だから、アルバイトもたくさんしていて、彼と出かける時はいつもご馳走になった。 他の人には言えないような彼の異性関係も、ひよっこの後輩という気安さもあってか、私に

          夢を見た