切迫早産の国内のガイドライン
切迫早産にたいするベッド上安静や子宮収縮抑制剤の長期持続点滴にはエビデンス(科学的根拠)がありませんが,国内ではなぜかそれがふつうにおこなわれます.日本のガイドラインではそれを「推奨してないが禁止もしていない」.医療の現実となんとか折り合いをつけようと苦慮するあとがうかがわれます.
米国産婦人科学会は,母体死亡のリスクのおそれから長期持続点滴をすでに禁止しましたし,血栓や廃用症候群のため,いかなる理由でもベッド上安静にしてはいけないとの声明をだしています.日本のガイドライン