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家父長制アンソロ「父親の死体を棄てにいく」感想
家父長制アンソロジー「父親の死体を棄てにいく」
〚 あらすじと感想 〛
家父長制に対するアンチテーゼとして、父親の死体を棄てにいく小説だけを集めた文芸アンソロジー。
あらすじは『おざぶとん』黒田八束さんの通販サイトより引用致しました。以下掲載順です。
※物語にふれているため、未読の方はネタバレにご注意ください。
① Sewing Pieces Together(落山羊さん)
「次のお話を探そう
第16回読書会報告書
6月16日(日)18:00〜19:00まで、第16回いわぬま読書会が開催されました。課題本は、井伏鱒二【山椒魚】 です。
宮城県は梅雨入り宣言もまだですが、この日は真夏日と言われるほどの暑さでした。各地で30℃以上を記録したところもあるそうです。風が吹けば、涼しく感じるのはまだマシな方なのでしょう。これがそのうち熱風になると思うと、今から夏対策は考えていかなければならないですね。
この日の
「My bookshelf〜時を探して〜」
「 My bookshelf 〜時を探して〜 」
X(旧twitter)のWeb企画、ペーパーウェル11(2023年9/30開催)の参加作品です。テーマは『 時計・時間 』でした。概要はこちら、
私は作品の配信と読者の両方で楽しませて頂いております。いつもは物語の短編で参加していたのですが、11回では趣きを変えて時計や時間に関する本を紹介しました。読書の薦めのような、書評のような、推し本語
私のファンレターの書き方(我流)
ファンレターに関して思うことがあったので書きました。単なる私のファンレターの書き方です。なんとなく、手紙を書くことに二の足を踏んでいる人がいるようなので、一読者ただのファン視点ですが、私が送るときに気をつけていることと、心構え等を箇条書きにする感じて記載します。
【 宛先は書籍の奥付編集部へ 】
基本的に宛先は、書籍の一番後ろに記載してある出版社の住所へ送ります。親切にファンレターの宛先は
「 木 」 幸田文 感想
幸田文「木」に興味を持ったのは、映画「PERFECT DAYS」で主人公の平山さんが古書店で手に取り、就寝前に読んでいた本だったからだ。それがなければ、私はきっと名は知っていても一生手に取らなかったと思う。私は有名だから読むとか売れて人気だから読むという読書選びはしません。
ただ、私はたまにノベライズや映画原作とは別に、おもしろかった映画作品にでてきた本に興味をもって読むことがあります。それに