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#エッセイ
12年ぶりの海外旅行。何がいる?スマホは?両替は?役に立ったものと必要なかったものを並べてみました。
ふと気づいたら、おでこを蚊にさされていたオカダですけれども、こんばんは。
痒いのも不愉快なんだけど、おでこに蚊がとまっている自分を想像すると間抜けでいたたまれない気持ちになります。
さて。
先日パリに行ってきました。
なにしろ12年ぶりの海外旅行だったので、いろんなことが分からない!
えーっと何がいるんだっけ?
そもそもスマホってどうするの?
と、完全浦島太郎状態。
しかも行きのフライト
タイガースじいちゃん
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
というのは『ジョジョの奇妙な冒険・第3部』のポルナレフさんの台詞だそうですね、引用したけれど実のところ未履修なんですよ、ジョジョを読まないままに大人になった私であるもので。
で、ありのままに今起こったことを。
うちの5歳、職業幼稚園児、学年年長さんは毎朝私の送迎で幼稚園に通っている。
雨の日も風の日もときに雪の日も。雪の日に自転車というのは嘘でも偽りで
【連載 Bake-up Britain:舌の上の階級社会 #27】 キュウリのサンドウィッチとポークパイ(1/4)
「ザ」・サンドウィッチ夏はピクニックの季節だ。梅雨の日本のように雨と湿気にさいなまれることもなく、好天に恵まれ爽やかな風が吹き、盛夏にまでは少し間がある6月から7月にかけてのイギリスは、ピクニックに最適である。緑豊かな芝や牧草の続く緩やかな丘がいい。できるだけ高いところまで登って、籐編のバスケットからでなくともいいが、食べ物や飲み物を取り出して、敷いたテーブルクロスに並べる。上流でも中流でも労働者
もっとみる「感謝がたりない」は、なぜこわいのか?
美しいやりとり 人に親切にしてもらったら、きちんとお礼を言いましょう。
長い間、この教えに疑問を持ったことはなかった。
AがBに親切にする。BがAに「ありがとうございます」と感謝の気持ちを表す。それをAが「いいんだよ」と笑顔で受けとめる。
これほど美しいやりとりはないと思っていた。
今だって、美しいと思う。
親切にされたほうは、「ああいう親切な人も世の中にいる」ということが、生きていく
ひとりでいることが推奨される時代――「マイナーノートで #01〔不要不急〕」上野千鶴子
各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。
不要不急 コロナ禍の1年が過ぎた。春夏秋冬4つの季節を経て、また春になった。
この1年が長かったのか、短かったのか……。「あっというまに過ぎた」というひともいる。だが、わたしにとっては、短かったとは思えない。コロナ
わかりあえなくても心強い関係性について
仕事で「価値観」を扱うことが多い。
私の講座やセミナー、授業を受けたことのある人なら、そのことを知っていると思う。
価値観とはわかりやすく言えば、
『自分にとって何が大切で、何が大切ではないのか』
のようなものだ、と前置きをして話を始める。
もう少し深めてみると、それは、
『自分の考え方や判断の基準』のようなものでもある。
だから自分の価値観は、とっさの出来事や感情を揺さぶる出来事に対応すると