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学術的(?)、研究者的(?) 考察

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#心の不調

感謝の気持ちや尊敬・肯定の視線を向けられたとき

あなたが「ありがとう」と感謝を向けられたり、褒められたり認められたりしたとき、

うなづいたり、嬉しさをあらわしたりするなら、それは、

「あなたの」感謝の表現であると思います。

基本的に、実は、感謝を向けていない相手から感謝は向けられないもの。
少なくとも、感謝を向けていない相手からの感謝は、見えないし受け取らないのです。

つまり、「ありがとう」と感謝を向けられたり、褒められたり、認められた

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あの時あなたがああ言ったから…!

これまた、家族や友人、恋人などで、ありがちな言葉の応酬のケースですよね。

あの時あなたがああ言ったから…
・私がこうなった
・私はああしただけ(ああしたのに)
・今(あなたと私が)こういう状態になっているんでしょ

というパターン。

あなたも、人生の中で良くこういうこと、感じていませんか?
そして、もしかしたらその上でさらに
「ああ、私はどうしてこういう人とばかり関わり合いを持ってしまうんだろ

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現代人に大流行の「自分をダメにする言葉」

本日は、現代人に大流行、いや、もはや現代日本文化と言っても過言ではないほど多くのひとが当たり前のように無自覚に日常で行い続けていることについて、綴ってみようと思います。

とはいえ、私は今までもこの「流行」について、「セルフトーク」という言葉や、「自動思考(言動行動)パターン」などという言葉で、何度も記事を書いてきたことでもあります。

しかしながら、今日は少し、普段と違う角度の説明も加えて。

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あなたの優先順位は、あなたの中身ではなく、あなた全体を動かすこと

あなたの人生での優先順位は常に、
「あなたが自己実現をしながらあなた自身の人生全体を進めて行くこと」
です。
その中身の一部だけを動かすことが優先順位でもないし、
その中身の一部だけを「消す」ことが優先順位でもないし、

その中身の一部だけにフォーカスしてそればかりしか見えなくなったら、全体も動かないどころかそのフォーカスしている対象も動きません。
なぜなら、全部全体が動かなければ中身も動かないし

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言葉が変われば現実世界が変わるーあなたの人生の困りごとは、言葉ひとつの使いようで解消していく

最近、ラジオで良く聞くフレーズ

新しい自分に今会いに行こう
勇気がなかったら後回しにしよう
勇気を探しに今歩き出そう

曲の歌詞の一部なのですがね。

これを聞いた時、なんともにやりとした。

この人もやるなあ、なかなか詐欺師だな、と(笑)
良い意味でね。

セラピストは、ある意味、時として詐欺師、ペテン師です。
というのも、言葉の使い方を巧みに心得ているから。

そして、同時に、潜在意識と対話

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「痛い」「眩しい」という言葉の一般的語弊

つい先日、私の主宰コミュニティで、ゲストも交えての座談会の収録を行った。
第1回目として、まずは、私自身の「視覚」の状態について。

私は、「眼球使用困難症」という呼び方をする他ない、という、要するに国の判断基準には当てはまらないが「視覚」自体を使うことが実質困難な、文字通り「眼球(というより視機能)使用困難状態」であるわけだ。
この辺りについては私の過去の記事をお読みいただきたい。

さて、とこ

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今こそ、自分を解き放つとき―身体からあなたへの合図

父親や母親や近親者に対して幼い頃、
その人に<縛られる>ことを自分に課して(縛られ言いなりになったり利用されることで自分が生き延びたり人生を有利に運んでいく術として自身にプログラムパターンとして埋め込んで)来たひとが、

その対象者(例えば親)がいる間は、その相手への(無自覚の)遠慮・罪悪感で自分を縛り続けたまま成長するが、

その対象者がいなくなったり自分がひとり暮らしを始めたと時を同じくして

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あなたはあなたの人生、何を使って生きている?

人生に命を賭けていないんだ。だから、とかくただの傍観者になってしまう。-岡本太郎

人生、その身体で生きているとき、あなたは一体、何で生きているのでしょう?
また、何を使って(賭けて)生きているのでしょう?

人生を生きるということ自体、いのちを使い、いのちを燃やし、いのちを賭けているということではありませんか?
私たちにはいのちしかないのに、その他のものでどうやって人生のすべてのたったひとつの瞬

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ペインコントロール(痛みの緩和や除去)

ペインコントロール、つまり、痛みをコントロールできるという技法は、催眠療法の中でもいかにも「催眠療法らしさ」を感じさせる領域のひとつかもしれない。

催眠の歴史の中では、催眠は「麻酔」として使われていた時期があった。催眠麻酔自体は、今も使われている。
歯科治療などで使う部分的麻酔もあれば、全身、完全に昏睡状態のようにしてしまう催眠も存在する。

催眠の中で一番深いと言われている催眠状態(これも定義

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でき得るならば遊んで暮らしたいひとへ―「遊ぶ」の本当の意味

唐突に聞きます。

人生、遊んでいたい人、
もしでき得るならば遊んで一生涯暮らしたい人、

この記事を見ているだけなら誰にも見えていませんから、頭で、もしくは心の中で、頷いてください。

かくいう私も、そうです。

いや、人生遊びたくなんか、ないよ。
というかたは、あまりいないのではないかな?
もしいたとしたら、それは「遊んではならない、遊ぶわけにいかない」と思っておられるか、「遊び」という言葉の

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人生は「時間」でできている、その時間の毎瞬あなたは「人生の岐路の選択」をし続けている…しかも無自覚に。

人生を大切にしたいなら時間を無駄遣いしてはいけない。人生は時間によってできているのだから。-ベンジャミン・フランクリン

人生というのは、(現代、顕在意識で感じることのできる感覚では)「時間」によってできています。
人生の中で、すべての瞬間のうち「何かをする」ということを択ぼうが、「眠る」ことを択ぼうが、「ぼーっとして実質流れを停止させて人生の時間だけを過ぎ去らせる」という選択をしようが、人生の時

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コロナウイルスよりも現代人に蔓延している「両極二元的振り分けパターン思考」という現代病

私は、今までに、一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。-トーマス・エジソン

私が、受講生さんにもクライアントさんにも良く引き合いに出す言葉です。
発明家として歴史に名をのこすエジソンです。そして、この人がいなければ恐らく現代のこの世にも電球やらLEDやらなんて「電気による明かり」はなかったかもしれないわけですが……

同時に、この素晴らしい発明家の頭の中の

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人生の可能性を拓く人、不利な人生を歩み続ける人―人生の勝負は、どこで決まる?

勝負は、その勝負の前についている。-升田幸三

有名な棋士の言葉です。
ちなみに、この人の他の有名な言葉として、「錯覚いけない、よく見るよろし」などという言葉もあるとか。

「外界」に現れる結果・勝負は、その勝負の前についています。
そして、今は科学的な実験などにおいても、例え顕在意識ではどうでもよく何気なく選んだようなものであっても、実は顕在意識が「こちらを選ぼう」と思うより前に、既にそちらを選

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「視覚障害」と枠づけることができない視覚の障害

私は以前、「視覚障害と(国の定めた分類法では)枠づけることができないが視機能の障害」について、このような記事にて触れました。
他にも、触れている記事自体はあるのですが…。

国で定められている「視覚障害」とは、
「”眼球”の異常が認められるもので、それにより(国の定めた一定のやり方における)”視力検査”・”視野検査”の結果の数値基準を下回るもの」
のみを、「視覚障害」と枠付けます。

簡単にいえば

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