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【福祉キャリア】元警察、ITエンジニアが福祉業界に就職した結果

こんにちは、けいごです。

私は自己紹介する時、名前を覚えてもらうために経歴を話します。
なぜかと言うと、「元警察」という経歴で面白がられ、覚えてもらえることが多いからです。(その経歴だけ覚える人もいますが、それはそれでいいのです笑)


この記事で伝えたいこと

本記事で伝えたいことは、「今の経験が何に生きるかなんて、考えなくていい」ということです。

私の場合、前職までで身に着けたスキルと職場の状況(タイミング)が相まって、約1年9か月で介護主任を任せていただきました。

主任になるまでも、利用者様の生活課題を課題思考を駆使して解決に導いてきました。
これらは、警察、エンジニアそれぞれの経験で身につけたことが大いに役立ってるから実現できました。

大幅なキャリアチェンジの軸

まずはどんなキャリアを歩んできたかを知っていただくために自己紹介記事を添付します。

このキャリアを見ると、なんの考えもない人だと思われる方もいると思います。

しかし、キャリアチェンジの過程では言語化出来てませんでしたが、無意識に自分の軸のようなものを作ってました。
それは、「人の安心を作れる仕事」です。

警察と介護は大体想像出来ると思いますが、エンジニアの場合、障害の少ないネット環境の構築という意味合いにおいて、人の安心を作る仕事となります。
現代社会はネット環境が必須ですね。
福祉においても、生存確認や緊急時の連絡手段としてSNSが活用されることもあると思います。

つまり、これまで身につけてきた「人の安心を作るための能力」が、福祉の仕事で活きているということになります。
どんなキャリア歩んでも、どこのキャリアにでも活きることはあるのです。

警察官で得たスキル

警察官としての経験から以下の能力を得ました。

・コミュニケーション能力
  →人間関係構築に役立つ
・冷静な判断力
  →緊急対応、優先順位の決定に役立つ
・書類作成能力
  →介護記録、マニュアル作成に役立つ

地域社会での信頼を築くためには、コミュニケーションが必要です。私は、これを介護業界に活かし、利用者との信頼関係を深め、彼らが安心感を持って支援を受けられる環境を提供しています。

緊急の事態に適切に対処することは、利用者の安全と健康を守る上で不可欠です。私の警察官としての経験から得た冷静な判断力を活用し、迅速かつ的確な対応を行っています。

警察官としての経験を通じて、正確で簡潔な文章を書く重要性を学びました。このスキルは、介護記録や書類作成においても活かされ、情報の整理と共有を効率化しています。

ITエンジニアで得たスキル

ITエンジニアとしての経験から以下の能力を得ました。

・情報処理能力
  →業務マニュアル作成に役立つ
・説明能力
  →記録や周知に役立つ

複雑なプロセスや手順を整理し、わかりやすいマニュアルを作成することで、スムーズな教育体制の構築を支援しています。
これにより、人材の定着に寄与しました。

説明能力もITエンジニアとして培ったスキルの一つです。
複雑なIT用語や概念を分かりやすく説明する力が、利用者や同僚との円滑なコミュニケーションにつながりました。

また、現在私はボランティア活動にて、ご高齢の方にスマホの操作を教えていますが、その説明にも役立っています。

これは、ネットワーク構築の基礎が頭に入っていることから脳内での説明のための処理が可能になっています。
このように私は、ITの知識を持つ一方で、その知識をわかりやすく共有することにも注力しています。

さらに、ITスキルはICT活用促進にも大いに役立っています。
今日福祉業界でもデジタルツールの導入が進んでおり、効果的な機能の活用を支援しました。

唯一しんどいと思うこと

これはずばり、給料です。介護職の給料は意外といいので、そこに不満はありません。

では何に不満があるかというと、「介護士以外の福祉職の給料」です。
具体的には、福祉業界内でのジョブチェンジ後の給料のアップの見込みが、マネジメント職しかなく、ここがしんどいところです。

例えば施設介護であれば、介護士から介護主任へのステップアップ。訪問系であれば、ヘルパーからサービス提供責任者へのステップアップてす。これらは全て、管理業務が絡んできます。
介護は専門性を高めても、基本的には給料が増えません。資格を取ったらそこで頭打ちになります。
あとは国の介護士の給料アップの施策から、影響を受けることになります。

また、ケアマネや社会福祉士などへのキャリアチェンジの場合、処遇改善加算というものが無くなったり、夜勤がなくなったりするので、総合的に給料が減ることになります。
つまり、介護職として給料アップを目的としたキャリアを築いていく場合、マネジメント路線以外ないことがわかります。

選んだ道を「正解」にする

選んだ道を正解にするのは「自分自身」です。
どんなことも、選択をすることが出来ます。
転職も自分次第、ライフスタイルも自分次第、その結果はわかりません。
しかし人は、いい未来を描いて、今より良くしていく力を持っています。
選んだ道を正解にすることが出来るのも、自分だけです。

私はこれまで歩んできたキャリアに後悔は全くなく、寧ろ色々経験し、スキルを身につけることができたので良かったと思ってます。
やりたいことをやりたいように選んで、それを活かすことで役職をいただいき収入アップしたり、更に選択肢を増やすことで、より深くやりたいことに時間を投資できるようになっています。

そんな私ですが、私は介護士としてのキャリアから、更に次のステップに進むことにしました。
それは、生活支援コーディネーターとして、生活支援体制整備事業に参画することです。
この職に仕事とプライベートで参画、そしてnoteをコツコツと継続していくことで、それぞれが相乗効果をもたらしていきます。

参考にした本

■ライフシフト
人生において、「自分の道」をみつける時期も作るべき

■キャリアづくりの教科書
キャリアに悩んだら、この本を読めば99%解決。あとは1%の自分の意思だけ。

■ライフピボット
人生100年時代の柔軟なキャリアの歩み方。

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