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【地域活動】スマホ相談会にてスマホサポート2回目

制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、
地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会を指しています。

地域共生社会のポータルサイト/厚生労働省

こんにちは、けいごです。

2023年9月2日、地域のスマホ個別相談会にて、2回目のスマホサポーターとしてボランティアしてきました。
地域のご高齢の方々にスマホの悩みを聞いて、操作方法などを教えていきます。


前回の記録

前回のスマホ相談会のサポート記録です。

相談会の流れ

前回と同様、9時に社会福祉協議会に集合し、ミーティングと準備を1時間行いました。相談場所の座席から相談者の待機室まで、流れも大体決まっており、スムーズに進んでいきました。
※準備は2回目なので、30分くらいで全て終わってしまいました笑。

相談者には相談したい内容を待機室にて記入してもらい、順番でサポーターへご案内。相談者1人に対してサポーター2名で対応し、個々のスマホ相談に乗りました。

どんな悩みがあったか

こちらは前回と異なり、予定していた人数より少ない出席数だったので、もともとフリーで対応だったところ、急遽直接相談を受けることとになりました。直接相談を受けるのも、相談支援的な部分と共通しそうなことがあるので勉強になりました!
私のグループで受けた相談内容としては、以下の内容を対応しました。

・LINEの友達登録
・通知ランプについて(このランプはなにか)
・なにを質問すればよいかわからない

機能に関しては、出来るだけ簡単に操作しやすい方法を説明しました。
どちらかというと、やはり着地点が明確でない方の方が対応が難しいです。
今回も前回同様、「何を質問すればよいのかわからない」という方がいらしていました。その方には、コミュニケーションをとりながら、探り探り機能の提案と説明を繰り返していくことで、一通り使うであろう機能を説明してそれが循環してできるようになるようなサポートをしました。

またこの方は、「スマホを購入したショップにいって、わけもわからず勝手にアプリをインストールされたり、設定をされたりして、実際のところどうなっているかわからない」ということを話されていました。
アンドロイドは機種によって操作が異なりますので、ご高齢の方には合わないことが多く、機種変更後にまた操作を覚える必要があります。

一方で、スマホショップは売り上げが大事なのでリテラシーの低い方には、よりインセンティブの高いアンドロイドを勧めます。また、スマホショップは一度売れてしまえば、次にそのお客さんがスマホを買うのは大体2年後だと考えると、対応が適当になるのはなんとなく理解できてしまいます。
どちらにも事情があり、悪いことでもないですが、ここにも社会課題を感じます。

相談終了後

相談終了後は、振り返りを皆で行いました。どのような相談があったか、改善すべき点はあるかなどを共有しました。
振り返りでのサポーターの声は以下になります。

・何を質問していいのかわからないという方がいたので、「電話」や「LINE」等、連絡に関する機能を提案・説明した。
・西友のネットスーパーを使いたい、という相談があった。
・メールの機能に関する説明をする中で、詐欺のようなメールを受信していることに気付いたので、消費生活センターのチラシを渡した。
・グループホームに入所している家族と連絡がとりたい、という孤立防止のような質問があった。

今回も主に、連絡手段やネットスーパーのような、「生活に関すること」の相談が多かったようです。
サポーターとしては、「電話」「LINE」「メール」「SMS」のような、連絡手段に関することはカバーしておくとよですね。

また、孤立防止に繋がる相談があったようで、生活支援体制整備の成果も出ている印象を受けました。まだ2回目にしてスマホサポーターは、とてもやりがいのあるボランティアだと思いました。

こういった対話の時間は非常に大事だと思います。社会福祉協議会の方々、有難う御座います。

勉強になること

相談対応をしていると、援助能力も必然的に向上している気がします。
例えば、「何を相談したらいいのかわからない」という質問は、どのような相談援助にもあると考えます。今回のボランティアで、そのような方に「提案を繰り返しながら、探り探り欲しい情報を提供していく」というアプローチを実践することが出来ました。
他のサポーターの皆様も、ご家族のいない方に対し「ご家族に連絡をとってみてはどうですか?」と言ってしまった。というような、深い配慮の部分まで気付かれている方がいました。

このようにスマホサポーターでも相談援助について勉強になることが多く、ボランティアを通して成長出来ている気がします。
なによりもこのボランティアは楽しいです!

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