- 運営しているクリエイター
2021年6月の記事一覧
第66回:努力は必ず「喜び」に変わることを実感した作品
こんにちは!あみのです。今回の本は、本葉かのこさんのライト文芸作品『やおよろず百貨店の祝福』(富士見L文庫)です。
主人公の笑顔が印象的なカバーに惹かれて手にした作品。神様と人とのつながりを感じられる「お仕事小説」です。ファンタジー要素が入った作品ではありますが、作中で取り扱っていた課題はなかなかに現実味があるものだと思います。
あらすじ(カバーより)「福本福子、福を呼び込みそうな、ええ名前や
第64回:「親友」と過ごした日々は、一生分の宝物
こんにちは、あみのです。とても心に刺さる青春小説に出会えたので紹介します!
今回の本は、櫻井千姫さんのライト文芸作品『16歳の遺書』(実業之日本社文庫GROW)です。「難病もの」ではありながらも「友情」に重点を置いたあらすじに珍しさを感じたことと、凄まじさを感じるカバーイラストに惹かれて今作を読みました。
今作は、「恋愛」よりも「友情」の要素が強い物語や、他人への「憧れ」が感じられる物語が好き
第63回:「心のゼイ肉」を落として、清々しく生きたい
こんにちは、あみのです。今回の本は、垣谷美雨さんの『あなたのゼイ肉、落とします』という作品です。垣谷さんの作品は、タイトルが個性的な作品が多くて、以前から凄く読んでみたいと思っていました。
あらすじの「「心のゼイ肉」を落とす」という言葉に惹かれて、手にした1冊。読むととにかく前向きな気持ちになれます!幅広い世代の人物が登場するので、読む人、読む時によって物語への感じ方が変わりそうな作品でもあると
第61回:作家だけでは「物語」は完成しない
こんにちは!あみのです。今回の本は、葉月文さんのライトノベル作品『ホヅミ先生と茉莉くんと。』の第2巻です!登場人物たちの「物語」に対する思いに大感動した前作。続編も新たな感動を求めて早速読みました。
2巻で大きく取り上げられていたのは、ラノベ作品の「コミカライズ」。より多くの読者が手にしやすい漫画という方法で、原作小説の面白さを届けるコミカライズですが、作品に携わる人々はどのような思いを背負って
第58回:好きな人との思い出って、宝石に似ている
こんにちは、あみのです。今回の本は、柴野理奈子さんのライト文芸作品『思い出とひきかえに、君を』(集英社オレンジ文庫)です。
何年かぶりに行った昔から好きな本屋で発見した作品。少女漫画のようなカバーイラストに惹かれてしまい、思わず購入しました。本屋って、お店ごとの個性があるので、行った本屋によっては予想外の本に出会うこともあります。(これが楽しい)
***
今作は、好きな人との「思い出」がカギ