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100里を行くものは90里を半ばとす
「2ヶ月後に初めてのコンサートを開こう」
「そこで母の好きなカンパネラを演奏しよう」
そう決めた運命のコンサートまで残すはあと9日になりました。
今の自分に弾けるのかまったくもって想像さえつかなかったカンパネラ。先の見えない中で必死に練習を続けてようやく暗譜するところまでこぎつけたんですが、曲の終わりまで演奏するのに何回も止まってしまうし弾き終わるのに何10分もかかってしまう状況です。
そ
箱根での自分との対話 ~温泉と星の王子さまが教えてくれたこと~
週末は箱根に居ました。
「どうせ自分は理解してもらえない」
「なんでそんなに上から目線で自己アピールしてるんだ」
「それって自己満の押し売りじゃない?」
実は最近そんな声がずっと頭の中をグルグルしてたんですが、箱根での滞在中に2つ気付いたことがあります。
1つは自分も自然も世界も、すべては一体なんだということ。
「自分は1つの個体として生きているようでこの世界の一部なんだ」
ワンネス
自分であることを由(よ)しとすること
内から湧き上がる想いにまっすぐ純粋であること。
自分の中にあるのに出し切れていないものや、自分の外に出そうとしてためらってしまうことがまだまだある。
でも自分はそれをもっと出したいと思っているし、そうし続けていきたいと思っている。
もっともっと内からあふれ出る思いのたけをこの世界にぶつけてみたい。
そういう言葉を紡いでいたいし、そういう音を奏でていたいし、そういうあり方をしていたい。
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音大院生の阿鼻叫喚さんにレッスンをしてもらった話
きたる11月3日はエリーゼ音楽祭の本選があります!
はじめは「大人だけど、アマチュアだけど、自分もコンクールに参加してみたい」という気持ちで思い切ってエントリーしたのですが、期せずして予選を突破して本選へ進むことができました。
最初は全国大会で、しかも舞台が700席以上もあってプロのピアニストの方も演奏されている第一生命ホールということに怖気付いてしまったんですが、
どうせ出るならベストを尽