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箱根での自分との対話 ~温泉と星の王子さまが教えてくれたこと~

週末は箱根に居ました。

「どうせ自分は理解してもらえない」

「なんでそんなに上から目線で自己アピールしてるんだ」

「それって自己満の押し売りじゃない?」

実は最近そんな声がずっと頭の中をグルグルしてたんですが、箱根での滞在中に2つ気付いたことがあります。

1つは自分も自然も世界も、すべては一体なんだということ。

「自分は1つの個体として生きているようでこの世界の一部なんだ」

ワンネス(oneness)というのか、箱根の名湯にどっぷり肩まで浸かって空を見上げたときにふと湧き上がってきたそんな感覚を身体全身で感じました。

写真は以前訪れたPOLA美術館の遊歩道より

2つ目は、例え上から目線だろうが、自己満だろうが、承認欲求だろうが、その時の自分は世界に向かってそれを叫びたかったのだということ。

おとなは、だれも、はじめは子どもだった。 (しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)

『星の王子さま』より

星の王子さまミュージアムで目にしたこの1節に、子どものころの無邪気な気持ちを思い起こされました。

星の王子さまミュージアムの休憩スペースにて

子どもの頃は人目を気にしたり周りの顔色を伺うなんてことをせずに、言いたいことややりたいことの衝動にもっと素直にもっと純粋に毎日を生きてた。

その感覚をもっと大切にしてあげよう。

そんなことを感じました。

これまでたくさん自分との対話をしてきたけど、それに終わりなんかはなくて、これからもこうして自分の内側にあるものに目を向けていきたい。

時には疲れてネガティブな声で頭の中がいっぱいになることもあるけど、酸いも甘いも苦いも渋いも辛いも旨いも塩っぱいも全部含めるから人生は味わいのあるものなんだな。

そんなことも思っています。

The Little Prince reminded me an important thing. All grown-ups were once children, but only few of them remember it.

P.S. 星の王子さまときらきら星の世界観について。


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