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2024年7月の記事一覧

梶井基次郎の「闇の絵巻」

梶井基次郎の「闇の絵巻」

「闇の絵巻」

梶井基次郎に伊豆の湯ヶ島を舞台にした「闇の絵巻」という短編小説がある。主人公の「私」は「下流にあった一軒の旅館から、上流の旅館まで帰って来る」間に、山深い闇の道を歩いてくる。
今でこそ温泉街として知られているが、昔の湯ヶ島には旅館が4、5軒くらいしかなかった。梶井基次郎は、落合楼に逗留していた川端康成を訪ねていたという。他にも梶井の遺稿「温泉」という短文を読むと、真夜中に温泉浴場へ

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【旅2】ことでん琴平線を乗り倒せ!〜公共交通機関で旅するうどん県〜

【旅2】ことでん琴平線を乗り倒せ!〜公共交通機関で旅するうどん県〜

もちろん車も便利だけどあえて公共交通機関を使った旅も楽しいよ!ということで、今日はことでん琴平線を乗り倒すツアープランを提案してみたい。

スタートは高松築港駅から!
高松築港駅からは高松駅からも高松港からすぐ。この駅と港の近さが高松の大きな魅力の1つ。

何度も途中下車できる1日フリーきっぷ(1,400円)を購入しよう!(ちなみに途中下車しない場合も琴平まで往復するのであれば1日フリーきっぷを購

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日本の夏、多様性の夏 「ごんぎつね」作者新見南吉さんの誕生日におもうこと

日本の夏、多様性の夏 「ごんぎつね」作者新見南吉さんの誕生日におもうこと

多様性とウェルビーイングの視点から見る『ごんぎつね』
新見南吉の誕生日に寄せて

はじめに新見南吉の代表作『ごんぎつね』は、夏の風物詩とも言える作品です。

彼の誕生日を迎えるにあたり、この物語の深い教訓と多様な解釈について考えてみたいと思います。

特にウェルビーイングの観点から、どのような学びが得られるのかを探ります。

ごんぎつねのあらすじと教訓『ごんぎつね』は、いたずら好きの孤独な狐、ごん

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うどんや香川県にまつわる本を販売。「文学フリマ香川1」 7/28(日)開催

うどんや香川県にまつわる本を販売。「文学フリマ香川1」 7/28(日)開催

こんにちは。香川県在住のイラストレーター 高橋マサエ です。
香川県では初開催となる文学作品の展示即売会イベント「文学フリマ」がいよいよ7/28(日)に迫ってきました。当日販売する本を紹介します。

文学フリマ香川1開催日:2024年7月28日(日)
時間:11:00〜16:00 (最終入場15:55)
入場料:無料
会場:高松シンボルタワー展示場(高松駅より徒歩3分)
出店数:約140ブース

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マインドマップを作文指導に使わない方がいい理由を解説(7/21追記)

マインドマップを作文指導に使わない方がいい理由を解説(7/21追記)

この記事、元々は「マインドマップは小中学生の作文指導に有効か?」というタイトルで下書き保存していました。読み返してみると、わたしが主宰する作文教室では指導に使っていない理由を力説してるなぁ、と思ったので、改題です。

作文教室の先生でも、こうなのよ。
みんなもっと気楽に書き直したち修正したりしましょ!

マインドマップとは?本来のマインドマップは、世間でカジュアルに使われているものとだいぶ違うとい

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読書感想文なんてAIに書かせとけばいい

読書感想文なんてAIに書かせとけばいい

中一息子が、読書感想文を書くことになったらしい。
宿題なのかわからないが、しっかりした原稿用紙と提出用紙、先生が頑張って作ったであろう「読書感想文マスターシート」的なものが机に散らばっている。

手をつける気配は、ない。

私も苦手だった

1年以上、読書記録をnoteに書いてきたけれど、読書感想文は苦手だった。
厳密には「学校で書かされる読書感想文」が、苦手だった。

あらすじ、印象に残ったとこ

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プレ皇室研究 やばい。香川県が面白すぎる!!

プレ皇室研究 やばい。香川県が面白すぎる!!

何、これー、弥生時代じゃん!!

ええー、巴銅器が九州のと香川のとが同じだって!!
九州で作られたんだろうなあ!!

「後期に入ると当時の盛行を伺わせるものとして青銅器が多く出土しています。

石田神社境内遺跡からは平形銅剣3口が伝えられ、加藤遺跡からは、銅鐸片7点が出土しています。

森広天神遺跡では巴形銅器8点が出土しています。」

弥生時代後期とあり、後期は1世紀中頃から3世紀の中頃までなの

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