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しいたけ.note。(読んだもの)

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#仕事

嫌な予感しかしないのに、途中でやめることができない

嫌な予感しかしないのに、途中でやめることができない

今回の相談は少し変わっていて、いわゆる、「嫌な予感の扱い方」みたいなことを聞かれた感じがあります。

この相談者は「こうなるかもしれない」と、嫌な予感しかしないのに、乗りかかった船を降りることが苦手だそうです。あー、ありますよね。「なんかみんな酔っぱらっているし、二次会に行ったら絶対にズルズルと帰れなさそうだけど、ここで帰るとなるとすごく面倒くさいな」と言って、付き合っちゃうこととかあったりします

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仕事が楽になると不安になってしまう

仕事が楽になると不安になってしまう

今回の相談者の方は、仕事のことで悩んでいるそうです。この方は13年間同じ職場で働いていたそうのですが、課長と反りが合わず、去年の4月に今の部署に異動させてもらったとのこと。そこからは、課長からの精神的苦痛もなく、平和に過ごせているそうなのです。平和だし、以前のように仕事に追われることもなく、なんとなく時間が過ぎるのを待っているという日常で、プライベートでも、昨年に離婚、今月再婚と、順調にいっている

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誰にも理解されない至福の時間

誰にも理解されない至福の時間

知り合って間もない人同士とか、あと、美容院とかでもよく聞かれる質問で「休日何されているんですか?」というものがあったりするじゃないですか。この質問、答えるのが苦手な人も多いと思うんです。何を隠そう、僕もすごく苦手です。

「休日何をされているんですか?」→「あ、あ、あ、生きてます」→「生きてるんですね」

みたいな感じでしか答えられない。

これって、なんで答えられないかというと、休日のレベルのあ

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大事な決断をしなくちゃいけない時にやるべきこと

大事な決断をしなくちゃいけない時にやるべきこと

占いをしていてやっぱり大きな依頼のひとつに、「決断の後押し」とか、「決断のためのヒント」を尋ねられることがよくあったりします。

それこそ、占い師に対する質問の中で定番なのが「彼及び彼女は何を考えているのか」とか「彼、彼女は何がしたいのか」。そういうのって、占い師が本領を発揮する分野でもあって、占いの結果によって「彼(彼女)はこういうことを望んでいるのだと思いますよ」と、他ではきけない答えを聞けた

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ある人が思ったよりも伸びないことについて

ある人が思ったよりも伸びないことについて

いきなり激烈なタイトルですみません。今回すごく自戒を込めて書きたいことがあります。

占いの仕事をやっていると、たとえば事業の相談であったりだとか、起業をする、フリーランスでやっていくなど、いわゆる「一大決心の相談」は数多く寄せられてきました。

それで、これは占いとは関係なく、「27歳ぐらいからついてくる差って何だろう?」と皆様は思ったことはないですか?つまり、20代前半までものすごく光り輝いて

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ある種の人達が「目標」という言葉をすごく苦手に感じる理由

ある種の人達が「目標」という言葉をすごく苦手に感じる理由

何か個人的に「異様な目標嫌い」みたいなものがあったりするんです。「今年やっていきたいことは何か?」とか「今後、どういうふうになっていたい?」と聞かれるのがとても苦手。それに対する答えが「おいしいカレーを作ってみたい」とかになるんです。それも立派な目標なんだけど。

だからかも知れないのですが、昔に、あるところで「やりたいことを100個書いてみましょう」と言われたことがあって、その場で席を立って急い

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「出会い」がない時にすべきこと

「出会い」がない時にすべきこと

今回はちょっと「出会い」についての話を書きたいと思います。

「出会い」という現象に関しては、占い師としての仕事面でも、そして、僕個人としてもずっと興味がある現象です。

「出会い」には奇跡的な面がものすごくあって、だって、自分も含めて色々な人生があって、色々な背景や生きてきた物語があって、その人その人の性格があって。そういう、「無数のすれ違いや、相手の存在に気付かない日々」を経て、ある人同士が「

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アーティストタイプの人と戦闘ビジネスタイプの人

今回ちょっと「この世界に生きる、スピード感の違う二種類の人」についての話をさせて下さい。考察系の話になるので、「こうした方が良い」みたいなオチは特にないです。すみません。

まず、世の中には二つの大きなタイプがいるんじゃないかと考えていまして、それがどういうタイプ分けになるかというと、アーティストタイプと戦闘ビジネスタイプなんです。

アーティストタイプの人は、何か質問を受けた時に「うーん」と、間

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本当に自分がやりたいこととは?

本当に自分がやりたいこととは?

もうけっこう昔の話なのですが、テレビを見ていた時に、カウンセラーの方が女性の芸人さんに心理テストをしていたんです。けっこうそれが衝撃的で今でも覚えているのですが、心理テストは簡単。1から10までの項目があって、それぞれに自己紹介の短文を箇条書きで書いてもらう。1.私は会社員ですとか、2.私はピーマンが嫌いですとか。そういう、思いついた自己紹介文を10個書いてもらう。

それで、女性の芸人さんが1か

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仕事で自己実現していくための最初の大事なステップ

仕事で自己実現していくための最初の大事なステップ

自分で仕事をしてきてずっと考えてきたことがあって、それは、「仕事は自分の自己実現になるのか」なのです。これは本当、今でも個人的な問題として考え続けています。

こういう話を論じる際にはまず、言葉の定義をしなければいけないと思います。

世の中には色々な「仕事」に対する定義があるのでしょうが、僕が考える「仕事」の定義は

「誰かから頼まれて、それで、時間と労力をかけて求められるものを出し、金銭などの

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フリーランスと勉強家になり過ぎてしまう罠について

フリーランスと勉強家になり過ぎてしまう罠について

ずっと書きたかったことなのですが、今回のテーマは「フリーランスと勉強」についてなのです。

今、僕の周りで昔よりも「会社員の雇用一本」で生活している人だけではなくて、本当に色々な働き方の形が増えてきている実感があります。「今までの会社とはフリーランス契約にして、今まで通り仕事を受注している」とか、フリーランスとか自営の形がバリエーションがより豊かになっている感じがあるのです。つまり、僕らが昔抱いて

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仕事中心の生活を変えようとしている

仕事中心の生活を変えようとしている

今回お手紙を下さった相談者の方は、健康診断でとある病気が見つかって手術をすることになり、ふと「もし自分が余命幾ばくもなかったら、何を後悔するだろう」と考えたとき、「家族と過ごす時間が少なかったこと」だと感じたそうなのです。

旦那さまにも相談したところ、彼もオーバーワーク気味に働いてきていたそうで、今回の件で「減収してもいいから家族で過ごす時間を持って、ゆとりのある生活がしたい」と、家族で自営業の

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諦めたはずなのに、まだ期待をしている自分がいる

諦めたはずなのに、まだ期待をしている自分がいる

今回お手紙を下さった相談者の方は、31歳の女性で、同年代の友人は結婚や妊娠をして疎遠になっていて、自分は仕事を頑張っているがすごい職種につけず、年収も低い自分にがっかりしたりすることもあるそうなのです。これはもう、凹んでしまうこともありますよね。

それで、今まで彼氏がいたこともないけど、既婚者からのアプローチや、変な人には好かれやすいそうなのです。

結果、この相談者の方は色々思うところがあった

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世の中は動き出しているのに、自分だけが取り残されている気がする

世の中は動き出しているのに、自分だけが取り残されている気がする

今回のお手紙から取り上げたいのが「世の中は動き出しているのに、自分だけが取り残されている気がする」という話です。

相談者の方は医療従事者で、毎日厳重な防護服を着けての診療が想像以上にハードな上、職業柄、県外移動も禁止されているため、趣味のライブ参加なども出来ず心身ともに限界がきているそうなのです。

その一方で世の中の方は旅行やイベントが解禁されつつあり、確実に動き出しているのに、自分だけが取り

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