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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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#投手

わかおの日記134

わかおの日記134

ひと足早く目を覚ました不眠気味の友人がタブレット版の「太鼓の達人」をドコドコやっている音で、目を覚ました。

もう1人の友人がつくばにやって来るというので迎えに行った。彼奴はアメフトをやっているので、しばらく見ない間に丸太のように頑健になっていた。

むさ苦しい男が3人揃って考えることというのはだいたい決まっていて、「でっかい肉をたくさん買って焼いて食べたら美味いんじゃないか」ということになった。

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わかおの日記131

わかおの日記131

今日は朝から晩まで高校球児のごとく白球を追いかけ回していた。師匠の開催する野球教室に誘われたので、弟と一緒に行った。

参加者のなかではぼくが1番年上だったが、多分ぼくがダントツで野球が下手だった。野球歴も浅い上、もともと投球以外に興味がないのだから、当然といえば当然である。けれどやはり野球は楽しかった。

初めて木製バットで硬式球を打った。中学一年からずーっと軟式野球を嗜んできたので、最初は全く

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わかおの日記128

わかおの日記128

弱小軟式野球サークル慶應ロイヤルズのエース、若生宗太朗投手(19)が、今年最後の紅白戦にパーチームの一員として登板し、投げては3回四死球いっぱい2失点で勝利を収め、打っては3打数2安打1打点の活躍をみせた。

立ち上がりの1回、先頭打者から三振を奪うものの、ほぼ平地のマウンドと縫い目が無くなってしまったボール、さらにはサイズを間違えてしまったせいでピチピチのアンダーシャツに苦戦しコントロールが定ま

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わかおの日記121

わかおの日記121

台所に無造作に置かれた食パンと、おやつの棚に入っていたメダル型のチョコレートをみて、急に閃いた。食パンにバターを塗って、その上にチョコレートを乗せて焼いた。朝食向きではないが、とても美味しかった。

サークルに行った。3回を投げて無安打無失点だった。最後だけ上着を脱いで本気で投げたらコントロールが悪くなってしまったので反省したい。あとはとてもよかった。多分このまま進んでいけばいいんだと思う。変化球

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わかおの日記119

わかおの日記119

早起きしてトレーニングを済ませ、着替えて大学に行こうとした。なんだか嫌な予感がしてパソコンを開いたら、対面で行われる英語の授業が休講になっていた。何のための早起きだったのだろう。授業がないのに片道1時間半かけて大学に行くこともないので、午前中はずっとごろごろしていた。

ずっとごろごろしているのにも飽きるが、映画などを見る気にもならず、ただごろごろしていた。Netflixで映画「音楽」が今週配信さ

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わかおの日記118

わかおの日記118

整骨院へ行くためにバスに乗った。西武柳沢から吉祥寺へと向かうバスは主に運転免許証を返納した後期高齢者の移動手段となっているので、うかつに席に座ると高齢者の座席カツアゲに見舞われる羽目になる。

だいたいバス内にはほぼジジババしかいないのだから、ぼくがここで席をたって、任意の老人に席を譲ることは不公平を産むのではないか。不公平を産むくらいなら、ぼくが座っていた方がいいのではないか。

いやそもそも最

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わかおの日記114

わかおの日記114

朝早く起きて野球をしに行った。やはり肩を治したので、昨日よりも断然調子が良かった。そのためキャッチボールで張り切りすぎて後半はバテてしまい、ずっとベンチに座っていた。やはり野球は投げるのがとても楽しいだけで、他はあんまり楽しくない。

昨日手に入れたiPhone13を、友人に見せびらかした。「知り合いの社長さんに、買ってもらったんだ」と言って、最新機種を自慢する様はまさにスネ夫である。まあほとんど

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わかおの日記113

わかおの日記113

ぼくがバイトをしている会社はよっぽど儲かっているらしく、会社のお金で1番新しいiPhoneを買ってもらった。ぼくはiPhoneについて無知なので、Apple信者の友人に聞いたところ、目を輝かせながら色々と説明をしてくれた。要約するに、やっぱり最新のやつが良いらしい。機種変をするのが面倒なので、ぼくは最新型のiPhoneをカメラとして使おうとしている。なんて贅沢なのだろう。

ぼくは結構ドキドキしな

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わかおの日記111

わかおの日記111

ゾロ目回である。これがチンチロリンならピンゾロといって、即勝ちである。中3の文化祭でカジノをしていたときに、ぼくはチンチロリンのコーナー担当だった。ぼくの所にだけ女子が全く遊びに来なかったトラウマだけが残っているので、あまりいい思い出ではない。

倫理学のレポートを書くのに必要な参考文献を借りに図書館まで行った。この雨なので自転車に乗るわけにもいかず、往復6キロほどを歩くはめになった。何とか図書館

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わかおの日記104

わかおの日記104

また小説を書き始めた。こんな日記を毎日書いているだけあって、前よりは良い文章が書けている気がする。以前のぼくの文章からは村上春樹への憧れが滲み出ていたので、今読み返してみるとまったく読めたものではない。誰もいない家でひとり赤面した。

家庭教師に行く途中に、太宰を読んだ。なんだかぼくの文体は、太宰を腑抜けにしたようだなあと思った。「ロマネスク」「満願」という2つの短編を読んだが、どちらも面白かった

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わかおの日記98

わかおの日記98

またもや早起きして貯水池に赴いたが、今朝は特に寒かった。運動用のまともな上着をもっていないので、寒さが骨の髄まで染み入るようだった。そんななかいつも通りトレーニングを終えて、大学へ行った。

木曜日の英語の授業は、教授が全体の6割くらい関係ない話をしているので、非常に楽である。気を抜いてツイッターでエッチな画像をみていたら急に当てられたので焦った。しかしぼくは頭がよいので質問に完璧に答えてみせた。

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わかおの日記97

わかおの日記97

当然のように朝は貯水池に行った。メディシンボールを少し投げたあと、壁あてをしていたら保育園児たちが大挙して押し寄せてきた。どうやら午前中のこの時間というのは、かれらのお散歩の時間らしい。ぼくの方が先にこの場所をとっていたのに、こうなったら百対ゼロでぼくが悪い感じになってしまう。子どもがそんなに偉いのか。ぼくだって少年の心を忘れてはいない。仕方がないので練習もそこそこに貯水池を引き上げた。なんだか惨

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わかおの日記91

わかおの日記91

マウンドにいるときの自分は、生きているなあと思う。受験勉強という牙をもがれた自分にとっては、真剣に勝負をできる場所がもはやここにしかないのである。ボールを投げるだけで試合が動き、その場にいる少なくとも18人が一喜一憂する。そんな支配感を味わえるのはピッチャーだけではなかろうか。思いっきり投げたボールが空気を切る音をたてて飛んでいくのを見るのも好きである。空振りするバッターの悔しそうな顔もみれるとな

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わかおの日記90

わかおの日記90

今日も己を律し8時に起床したが、2日連続で痛めつけた太ももの筋肉が悲鳴をあげていたのでトレーニングは休みにした。明日はサークルの練習なので、先週の土曜のリベンジを果たすためにも万全を期す必要がある。

適当に授業をうけて、少しアルバイトの原稿を進めてから昼食にした。家にムール貝の酒蒸しの残りがあったので、パスタにした。毎回思うことだがムール貝の実を取り出して食べるのは大変面倒である。どうして貝殻な

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