加藤篤(日本トイレ研究所)
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11月10日から19日は「うんちweek」
11月10日はゴロで「いい(11)トイレ(10)の日」です。
日本では、1986年に提案されました。
かなりの月日が経って、2013年に国連は11月19日を「世界トイレの日」にしました。
もちろん、ゴロではありません。
トイレの国際ネットワークとして、World Toilet Organizationという組織があり、この組織が設立したのが11月19日だから、それにちなんで11月19日になった
第28回 安心できるトイレ環境を確保するには司令塔が必要
みなさん、こんにちは。
毎週月曜日に更新する災害時トイレの連載です。
浸水時、2階のトイレは使えるの?
先週の講演会で、参加者から床下・床上浸水した場合、2階の水洗トイレは使えますか?という質問をいただきました。
浸水しているということは、下水道も浄化槽も満水だと思いますので、2階の水洗トイレは使えません。汚水が流れていかないか、どこかから溢れる可能性があります。
水害時の垂直避難の際にも
第26回 あなたのトイレは下水道?それとも浄化槽?
みなさん、こんにちは。
毎週月曜日に更新する災害時トイレの連載です。
10月15日は、横浜市港北区が実施する防災キャラバンにて、トイレの話をさせていただきました。参加された住民の皆さん、熱心に聞いてくださりありがとうございました。
トイレの話の後、自治会館の屋外に設置された災害用トイレをみんなで確認するというプログラムでした。こういうのがあると、災害用トイレがどんなものなのか、どこに設置される
第25回 あなたのマンションに汚水槽はありますか?
みなさん、こんにちは。
毎週月曜日に更新する災害時トイレの連載です。
といいつつも、今日は火曜日です。。すみません。
10月7日に、長崎県諫早市で開催された「~諫早大水害から65年~『防災・減災教育を考える集い』」(主催:国立諫早青少年自然の家)に参加してきました。
この集いは、諫早市自治会連合会会長の古賀さんが経験した65年前の諫早大水害の話からはじまります。
経験者が語り、経験者の思いを聞き
静岡での断水に学ばなければならない。水を使わない携帯トイレを備える。
断水時に優先すべき水の使い方を考える
静岡県では、断水が続いています。
その原因は、取水口に流木が詰まったからとのこと。
一刻も早い復旧を祈るばかりです。
いま、静岡では給水車や巡視船などからの給水が行われています。
優先すべきは飲料水です。
手洗いや体を拭く水、歯磨きの水なども必要です。
生活に必要な水を確保することが大切です。
このとき、水洗トイレは、貴重な水をたくさん必要とします。
一
台風のときの3つのトイレ対応
台風14号が猛威をふるっています。
まずは安全な場所に移動をお願いします。
次に、安全な場所にいたとしても、暴風や浸水などによって停電・断水することが考えられます。
つまり、水洗トイレがいつもどおり使えなくなります。
そこで、今回は台風のときの3つのトイレ対応をメモ的にまとめましたので、参考にしてください。
1.断水した時でも安心、自宅のトイレで使える携帯トイレ
携帯トイレというのは、袋式の