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ウォール街に宣戦布告した男―買収戦争 テキサコvs.ペンゾイル 単行本 – 1990/2/1
1980年代最大の石油会社の合併を描いた本。
大学時代に会社法を勉強していたこともあり、興味があって手に取った。
ブルース・ワッサースタインやマーティン・リプトンといった会社法の大家が関わった(両者は自分が会社法を勉強していた2000年代後半で既に大家となって教科書に載っていた)案件ということで読もう読もうと思っていて、見つからなかったが、大きな図書館から取り寄せることでやっと読むことが出来た
株式市場の本当の話 (日経プレミアシリーズ) 新書 – 2021/3/9
日経新聞の記者だった前田昌孝さんが書いた本。
彼の書いたコラムは非常に面白く暇つぶしには非常に良い。時折、とても参考になるインサイトがある。
本書では、第1章で、「バフェット流は正解か?」と題して、バフェットのイメージである、CFのしっかり生み出す会社をしっかりと取捨選択して、永久にホールドする、というのは本当の姿ではない、と言っている。
代わりに、実体は、それらの候補を選択購入し、ダメ(パ
完全なる投資家の頭の中──マンガーとバフェットの議事録 (ウィザードブックシリーズ)
本書は、バフェットの相棒のマンガーの投資に対する考え方をまとめた本である。
マンガーが今年の株主総会で、言っていたことが面白かったので、購入読了。
マンガー氏いわく、
・アメリカでの大統領選挙で勝ったのは、バイデンでなく、エリザベス・ウォーレンであり、バーニー・サンダースだ。(つまり、これからのアメリカは社会主義化した政策が取られる。低金利と政府による財政ファイナンスで、若い世代が金利で儲け
アメリカン・ロイヤーの誕生―ジョージタウン・ロー・スクール留学記 (中公新書)
小室圭さんが、アメリカのロースクール(しかもJD)を卒業されるということで、昔読んだことがある本であるが、再読してみた。
著者は、日本人が通常留学で取得するLLMでなくJDを取得されている。JDとはJuris Doctorの略で、勉強量がものすごい。
具体的は、下記のようなストーリーが出てくる。
・アメリカの法学部の教科書は、ケースブックと呼ばれるもので、非常に分厚い。家との往復はバックパッ