マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42・195キロ (角川SSC新書)
有森裕子、高橋尚子を育てた小出義雄氏の、一般市民ランナー向けに書いたマラソンのトレーニング方法を記述した書籍である。
本書のメッセージを一言で言うなら、「脚と心肺に負荷をかけたトレーニングでないと意味がない。適切な負荷のかけ方は、インターバル走やレぺである」ということである。
市民ランナーのKPIは、月間走行距離であったりするのが普通だと思うが、脚つくり、心肺つくりのために、自分を追い込むトレーニングをする必要が分かった。
小出監督は、根性論でなく、科学的な方法で人を育て、また褒めて育てることを信条としていたそうである。2019年に亡くなられているが、出身地の千葉の佐倉市には、『小出義雄記念陸上競技場』がある。
本書を通読して、小出メソッドでフルマラソンを完走し、健康になろうと思えました。
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