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#私の作品紹介

わたしのオールで連れてゆく。

わたしのオールで連れてゆく。

『宙船(そらふね)』

作詞・作曲 中島みゆきさん
TOKIOが演奏・歌唱する楽曲で、中島さんもセルフカバーされています。

最近、久々にこの曲のことを思い出しました。

TOKIOの楽曲としてダウンロードできなかったので、中島みゆきさんのカバー曲をスマホにおとしました。

中島みゆきさんが、命を揺さぶるように
力強く熱唱する一曲です。

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【詩】魔法のおはなし

【詩】魔法のおはなし

何かで物語っていた
誰でも使える魔法のおはなし

君を愛しているから
しあわせだよ

そう、つぶやき続けると

もっと、愛がやってくる
もっと、しあわせがやってくる

この日々が
しあわせだよ

そう、つぶやき続けると

もっと、日々が満たされて
もっと、毎日が輝いてゆく

そうすれば

明日がもう来なくなる日
それが、最高の一日になるはず

しあわせを呼び寄せるように
愛を忘れないように
くりか

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【詩】まちあわせ

【詩】まちあわせ

わたしが はからずも
遠まわりをしてしまったから

あなたは、
待っててくれたのかもしれない

わたしが ようやくたどり着いた
分かれ道の
道しるべになりながら

あなたは、
待っててくれたのかもしれない

最近 わたしが見つけた花を
『僕も最近よく見つけるんだよね』
って

真夜中に目が覚めて
月を見上げたら
『僕も昨日は眠れなくて
真夜中の月を見てたんだよね』
って

ようやく いまになって

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【詩】君にあいさつはいらない

【詩】君にあいさつはいらない

おはよう

おはよ

おはよう…

おはようです

お は よ!

おはようございます

Good Morning!

Guten Morgen!

ねぇ、今日は
誰に どんなあいさつしたの?

今日 初めての
自分以外への言葉を
誰に どんなふうに言ったの?

朝起きて、
一番最初に声をかけたい人と
一緒に暮らすといいんだよ

あの人が、
一日の一番最初に
おはようと声をかける人
それが
自分で

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【詩】のすたるじっくふぃるたー

【詩】のすたるじっくふぃるたー

ここは 造られた憩いの場

ここは かつて
雨さえ降らなければ、
太陽の煌めきにも負けない
無邪気な子供達の眩しい歓声が、
いつだって溢れていた

あの石段を登った先には、
古い大木を削って造られたベンチがある

今となっては夢かうつつか
曖昧な日常をはっきり見ていたゆえに
そっと物語る証人に選ばれた
この古木は、
はるか昔 多くの幼い冒険者達が、
自分の力では見えぬ高みの景色を求めて
何度も手足

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【詩】Soaring(浮上)

【詩】Soaring(浮上)

鎧を捨てろ

柵を壊せ

魂レベルに軽くなれば

ほら、
風の心地よさがわかるだろう?

明日の先を見ろ

昨日の闇は忘れろ

顔を上げただけじゃ足りない

ほら、
風はどこまでも高く舞い上がる

愛を知らない奴ほど

生きる意味を探す

何だっていい
本音を手繰れば

ほら、
ひとつくらい心動くものがあるだろう

超能力者達よ

自分を信じろ

風に乗れば必ず

ほら、
解けることのない魔法が

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そして、組織は何がしたいんだ。

そして、組織は何がしたいんだ。

せっかくなので、わたしの異動か退職かわからないけれど、一つの転機に違いないこのたびの騒動を書き留めておこうと思う。

時計が次々と壊れる日々は落ち着き、
そして朝の蜘蛛を見た土曜日が開けて。





わたしは、週末のうちに長へ手紙を書いた。

上司を介して長へ意向を述べるより、直接言葉で語った方が明確だから。

『 わたし、その仕事はできませんと
以前から言ってる

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時計が、一度に壊れた。

時計が、一度に壊れた。

時計が、壊れた。一度に、壊れた。

壁掛け時計も。腕時計も。

正確には、
一度にすべてが
同じタイミングで壊れたのではなくて。

家にある壁掛け時計合計むっつのうち
半分のみっつが。

置時計よっつのうち、ふたつが

腕時計、10本のうち7本が。

同じ日に壊れたわけではなく、
約1ヶ月のうちに次々と。

電池を換えても、もう動かない、

金具が壊れた、

ベルトの一部分が切れた、

針がとれた

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空は、裏切らない。

空は、裏切らない。

空は 誰のことも裏切らない

青さも 白さも

日々 ただ 

その色で あるがままに

空は 誰のものでもなく

空は 常にそこにあり

人々の願いを受け止め

人々を見守り

求めれば 寄り添ってくれる

いつまででも いつまででも

どう見ても構わない

空は ただ

見る者の見たいように

そのまんま 見えるだけ

そこにあるのは 

おおいなる赦し

誰かが残した 空の姿は

絵画も 写

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たぶん世界は三つある。

たぶん世界は三つある。

向き合っているパソコンなりスマホなりの画面。
その奥の世界には何があるのだろう。

リアルな世界から事実を切とりったもの。
リアルな世界に対する誰かの解釈、あるいは誤った認識。
リアルな世界とは無関係な虚構、妄想。
リアルタイムではないどこかの時点。
時間のない仮想空間。
そして、知らない誰かの日常の破片。

そんなものが混沌とした0と1の世界を手繰ると、誰かの何かと繋がる。

どんな時間でも、そ

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空を見た。

空を見た。

歩きながら、空を見た

10歩 歩いては、空の写真を撮った

一粒万倍日の空は、
美しすぎて 眩しすぎて

アイスブルーの海に
ドライアイスをのせて
さらに そこから生まれるスモークを
ふんわりと泳がせたような

あるいは、
青と白の絵の具だけを
厚く乗せたり
薄く広げたり
混ぜたり
重ねたりしながら
キャンバスを埋めたような

それを唯一無二の宇宙のライトで
目映く、でも あたたかく照らす

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わたしの文字を消したとき。

わたしの文字を消したとき。

わたしの手と指から生まれた文字

それらは、

書きたいから書いたものもあれば、

書かずにいられなかったのもあれば、

書くことで自分を救ったものあれば、

書くことで喜んでくれた人が
間違いなくいたものもある。

書いたもので、
読んだ人が傷ついた。

書いたもので、
真実を語りすぎてしまった。

書いたことで、
黙り込んでしまった人がいる。

そんなときも、間違いなくあった。

そんな、

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そんな、気分。

そんな、気分。

おはよう

いま、あなたのところへ向かってるよ

あなたの記事、さっき読んだよ

え?別になんにも変わってない

生い立ちとか、休みの日のこととか、
普段の心がけ、いつもの悩み、
そして、
仕事で大切に思ってること

昔から、毎度毎度、
いつも同じようなことばかり
言ってるじゃない?(笑)

……… ただね、

いい顔して笑ってるなぁって思った

あなた、しあわせなんだね、

間違いなく

いいん

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だからわたしは、今日も自分で歩き続ける。

だからわたしは、今日も自分で歩き続ける。

今日、まったく真逆のものを見た。

彼と同棲を始めた。

そして、約1年暮らした。
 
結婚が前提で暮らしてたわけでもなく、偶然が重なり何となく始まったのだった。

そして、正式に結婚しようという話になった。

同棲していることは既に親兄弟に話してあったから、ちゃんと入籍をすることになったと伝えると、その家族はみな喜んだ。

─────── そんな、彼女。

実は、彼女ひとりではまともに暮らせない

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