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一眼で写真を撮ったり、イラストを描いています。 令和5年5月に健康な第一子出産。 初め…

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一眼で写真を撮ったり、イラストを描いています。 令和5年5月に健康な第一子出産。 初めての子育てスタート。果樹栽培をしています。今後は花卉栽培も。 精神疾患を患い10年、しぶとく生きています。 子育ては不安がいっぱいだけど、子供の笑顔を見るたびに癒されます。

記事一覧

愛は繋がっている

愛情の欠如による不幸の連鎖をここで断ち切りたい。 ふとした瞬間、思う 父親の不正行為や理不尽な暴力、それを浴びて生きてきた私とそれに耐えた私の母親。歪みを成長に…

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10か月前
11

【妊娠7ヶ月】妊婦は異国民のように肩身が狭い

こうしてnoteに綴るのは すこし久しぶりになってしまいました。 さりとて、特別何かがあったわけでもないのだけれど。 なんだかんだで、 妊娠7ヶ月目を迎えることが出来て…

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2年前
5

恐れと愛、お腹の中の宇宙

妊娠16週。もうすぐ17週。 毎日がたのしいかとか、安定期おめでとうとか 色々言葉をもらいますが、今1番嬉しい言葉は 私もそうだったなぁ、みたいな、共感の言葉。 母にな…

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2年前
2

人生は死んだ時棺桶に何を入れたいか見つけるゲームなんだ

人生はRPGだと思ってる。 今までなんとなく生きてきて命を浪費し過ぎてしまった。無駄だったとは言わないがもっと使い方があったはずだ。 ゲームに例えると 次のクエスト…

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2年前
3

【過食嘔吐】愛にふれ、過去を受け入れる

時々、無償の愛情が欲しくなる いい歳して何を思っているんだと、自分でも思う でも、感じたい。できれば温もりという感覚と共に。 どうしてこんな風に思うことが間々ある…

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2年前
1

「絵を描く」事を辞めた。30歳の始まり。

誰に当てるでもなく私に宛てた文章を記す 「好きなことをやめてみる」 を 今試している 好きなことをやめたらどんなメリットとデメリットがあるのか 日常がどんなふうに…

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2年前
5

親友との七日間戦記

このようなご時世だが親友が遥々我がアパートへ泊まりに来てくれた。滞在は7日、長いようであっという間だった。 その子はクリスチャンで、イエスキリストをとても敬愛し…

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2年前
3

きっと何者にもなれない私へ

はたして私たちは何者かに属さねばアイデンティティを確立できないのだろうか。さして大したことのない一人間の私がそのような事を考えてしまう事が時々ある。 わたしは〜…

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2年前
5

摂食障害での経験と感じた事「退職〜入院(1)」

5、6年ほど前、私は摂食障害と鬱で2度ほど入院したことがある。今日はその事について書き残したいと思う。 摂食障害、今やよく聞く精神病となった。 拒食症(神経性無食欲…

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3年前
3

記事タイトル

所謂これは遺言と言ってもいい。詰まらない傷の付いた身体になんの未練もない。詰まらなきこの世を面白くできなかった自身の尻拭いにすら失敗した人間の末路は呆れるほどみ…

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3年前
2

生きる事に意味はあるの?という問いについて

母の手術から半年、経過は良好で時々電話をかけて話をする様にしているのだが、いつも声量のよい声が受話器越しに聞こえその度安心する。 医者曰く、肺活量が平均20のとこ…

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3年前
3

大切な人と私の時間

かなり久しぶりの更新になりました。  あっという間に師走、夫の農業は農閑期に入り、接客業の私は多忙です。 コロナの影響もあり、去年よりも売り場で声をかけられる回数…

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3年前
1

肺癌ステージ1b

母の病がわかった。9月11日午前の事であった。なぜか書き損じていた。時間をかけて、ようやく脳が処理できたのだろう。その日、新潟市にある癌専専門病院へ、私、父、母の…

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3年前
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父の暴力との和解

昨日、父と漸くまともに会話した。私が母に教えてもらいながら作った父好みの味付けの皿が並ぶ食卓を囲みながら、障害者雇用で入社してきたある男性の話をしながらのことだ…

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3年前
11

大雨の中で思う現実

私は「不安」や「嫉妬」というものにうんと学ばせられた。 自己否定、劣等感。対人関係。どうして他の人ができるのに私には出来ないんだろう私はダメな人間なんだ。社会不…

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3年前
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癌の診断 【PET検査】

PET(陽電子放出断層撮影、ポジトロンCT)とは  がん細胞の活動において吸収されやすい薬剤に弱い放射性物質を付着させ、体内における薬剤の分布を撮影することで、薬…

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3年前
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愛は繋がっている

愛は繋がっている

愛情の欠如による不幸の連鎖をここで断ち切りたい。

ふとした瞬間、思う
父親の不正行為や理不尽な暴力、それを浴びて生きてきた私とそれに耐えた私の母親。歪みを成長に変えてここまで生きてこられたのは、紛れもなく私の母の愛情と、その母を育ててくれた母の実家の家族の存在。そして、そんな父にも愛情を注いでくれたであろう亡き叔父が遺してくれた今もなお記憶の中に生きる愛情。父が人生を棒に振らず自営を営み孫と暮ら

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【妊娠7ヶ月】妊婦は異国民のように肩身が狭い

【妊娠7ヶ月】妊婦は異国民のように肩身が狭い

こうしてnoteに綴るのは
すこし久しぶりになってしまいました。
さりとて、特別何かがあったわけでもないのだけれど。
なんだかんだで、
妊娠7ヶ月目を迎えることが出来ています。
そういう意味では、平凡な毎日に、感謝しかありません。

現在は、頸管が短いため、自宅安静をしている。
なのに、毎日なぜかあっという間に過ぎていき
退屈なのに、時間の流れがあまりにも早くて。
退屈は得意ではないから
それはあ

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恐れと愛、お腹の中の宇宙

恐れと愛、お腹の中の宇宙

妊娠16週。もうすぐ17週。
毎日がたのしいかとか、安定期おめでとうとか
色々言葉をもらいますが、今1番嬉しい言葉は
私もそうだったなぁ、みたいな、共感の言葉。

母になるプレッシャーに負けそうになっていて
ストレスやホルモンの変化から身体が今までと
どこか違って味もよく分からなくて
朝起きるのが億劫になったり、家事ができなかったり
人と会いたくなかったり、外に出たくなかったり
何もしないくせに眠

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人生は死んだ時棺桶に何を入れたいか見つけるゲームなんだ

人生は死んだ時棺桶に何を入れたいか見つけるゲームなんだ

人生はRPGだと思ってる。
今までなんとなく生きてきて命を浪費し過ぎてしまった。無駄だったとは言わないがもっと使い方があったはずだ。

ゲームに例えると
次のクエストが分からずなんとなく草原を駆け回って持て余す素材を集めすぎたり

戦わなくていい敵に遭遇して体力が無くなったり

大切な回復アイテムを使い過ぎて必要な時に足りず全滅してしまったり

現実にその要素を取り入れると、かなり人生が明瞭化する

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【過食嘔吐】愛にふれ、過去を受け入れる

【過食嘔吐】愛にふれ、過去を受け入れる

時々、無償の愛情が欲しくなる
いい歳して何を思っているんだと、自分でも思う
でも、感じたい。できれば温もりという感覚と共に。

どうしてこんな風に思うことが間々あるのか、思うたびに考える。
恥ずかしいことを言うようだが、正直に答えるとその象徴は「母」。
私の母は私の中で世界一尊敬していて、愛している家族
そう言う風に言えること自体もありがたいことだし、感謝しかない。

しかし甘えているな、とも思っ

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「絵を描く」事を辞めた。30歳の始まり。

「絵を描く」事を辞めた。30歳の始まり。

誰に当てるでもなく私に宛てた文章を記す

「好きなことをやめてみる」
を 今試している

好きなことをやめたらどんなメリットとデメリットがあるのか
日常がどんなふうに変わるのか、普段の思考にどんな変化があるのか
良し悪しではなく、変化を観察して自分にとっての心地よい、を取捨選択していきたくて。先日30歳を迎えたから、人生もしかしたら折り返しに近いかもしれないし(60歳まで生きれたらいいよ)常に時間

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親友との七日間戦記

親友との七日間戦記

このようなご時世だが親友が遥々我がアパートへ泊まりに来てくれた。滞在は7日、長いようであっという間だった。

その子はクリスチャンで、イエスキリストをとても敬愛していた。
私は一応仏教だけど、正直気にしたことはなく、意識的には無宗教なのかもしれない。
その子と過ごす中で大変だったのは唯一その信仰の違いだったが、幸い彼女も多方面の意見を取り入れようとする寛大な心の持ち主で、だからこそ7日もずっといれ

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きっと何者にもなれない私へ

きっと何者にもなれない私へ

はたして私たちは何者かに属さねばアイデンティティを確立できないのだろうか。さして大したことのない一人間の私がそのような事を考えてしまう事が時々ある。
わたしは〜をやっています。わたしは〜という会社で〜を担当しています。フリーターです。闘病中です。目標は〜です。とか。
文字を並べたらなんにでも化けられるから、言葉は時に疑い生真面目に聞き入れてはならない事もある。
果たして?自分は?何者なの?自己紹介

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摂食障害での経験と感じた事「退職〜入院(1)」

摂食障害での経験と感じた事「退職〜入院(1)」

5、6年ほど前、私は摂食障害と鬱で2度ほど入院したことがある。今日はその事について書き残したいと思う。

摂食障害、今やよく聞く精神病となった。
拒食症(神経性無食欲症)、過食症(神経性大食症)これらを含めて摂食障害という。(もっとより細かく言えば四つの症状に分けられる)
私の場合、拒食症から過食症になり、過食嘔吐へ移行し、今もなおその症状は10年続いている。

最も症状が悪化していたのは、25

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記事タイトル

所謂これは遺言と言ってもいい。詰まらない傷の付いた身体になんの未練もない。詰まらなきこの世を面白くできなかった自身の尻拭いにすら失敗した人間の末路は呆れるほどみっともない事だろう。金にならない同情などただのゴミ以下。公衆の面前に晒す価値など微塵も糞もない。火葬代くらいは稼いで野垂れ死ぬのが最良だろう。死について考えた後、残りの生についても考えるが、この反芻思考にも飽き飽きそしてうんざりそして絶望。

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生きる事に意味はあるの?という問いについて

生きる事に意味はあるの?という問いについて

母の手術から半年、経過は良好で時々電話をかけて話をする様にしているのだが、いつも声量のよい声が受話器越しに聞こえその度安心する。
医者曰く、肺活量が平均20のところ、母は30近くあるそうで、医者も驚いていた。肺を2つ切除して、尚且つ肥満体型な母なのに、と。大変喜ばしい。

母の声のデカさについて、以前の私だったら「そんなに声を荒げなくても」とか「うるさいな…」とか剰え早々に話を切り上げて切っていた

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大切な人と私の時間

かなり久しぶりの更新になりました。 
あっという間に師走、夫の農業は農閑期に入り、接客業の私は多忙です。
コロナの影響もあり、去年よりも売り場で声をかけられる回数が減った気がします。去年はもっと凄かった、バックヤードから売り場に出れば、すぐ様お客様に声をかけられる。
仕事は進まず、残業はなるべくしないでと言われ、板挟み。
誰も悪くない、何かのせいにしちゃダメ、悪を造らず、思考を整えるのに必死だった

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肺癌ステージ1b

肺癌ステージ1b

母の病がわかった。9月11日午前の事であった。なぜか書き損じていた。時間をかけて、ようやく脳が処理できたのだろう。その日、新潟市にある癌専専門病院へ、私、父、母の三人で結果を聞きにいった。

結果は、やはり肺癌。

しかし幸いなことに早期発見で、ステージⅠb、右肺の上部に、高さ2㎝×横3㎝ほどの、決して小さくはない、悪性腫瘍が見つかった。医者は、PET検査で得られた全身画像を、私たちに見せながら、

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父の暴力との和解

父の暴力との和解

昨日、父と漸くまともに会話した。私が母に教えてもらいながら作った父好みの味付けの皿が並ぶ食卓を囲みながら、障害者雇用で入社してきたある男性の話をしながらのことだった。

私は今まで、昔の父の暴言や暴力のトラウマをなかなか克服できず、父の前では萎縮して言葉を交わすことに恐怖感を抱き続けてきた。
本当は今も、聞きたいことがたくさんある。養子で入ったこの家のこと、生まれた時の初めての記憶、亡き母への想い

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大雨の中で思う現実

大雨の中で思う現実

私は「不安」や「嫉妬」というものにうんと学ばせられた。

自己否定、劣等感。対人関係。どうして他の人ができるのに私には出来ないんだろう私はダメな人間なんだ。社会不適合者だ。おまけに頑張っても中々身につかない。好きな絵も、どれほど描いても納得いかない。ゴールがない。認められたい。好かれたい。信じられたい。もう絶望したくない。それらのような、拭い去ることが出来ない不安な気持ち、それは年々望むものが増え

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癌の診断 【PET検査】



PET(陽電子放出断層撮影、ポジトロンCT)とは

 がん細胞の活動において吸収されやすい薬剤に弱い放射性物質を付着させ、体内における薬剤の分布を撮影することで、薬剤を取り込んだがんの様子を調べる検査。がんの大きさや広がりを調べるCTなどと異なり、がん細胞の活動の状態(活発に栄養分を消費しているか、など)を調べることができる。 がんの位置の情報をより正確に把握できるCTなどの検査と組み合わせて

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