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私の本棚

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図書館で借りる本が多めです。感じたことや考えたことなどを綴ります。
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#読書記録

衝撃でお腹がいっぱい

衝撃でお腹がいっぱい

ありのままの私を受け入れて欲しいと思うことや自己愛が高いことは、ある人達にとっては図々しくて傲慢で、「許せない」と思われる対象になるかもしれなかったんだ。

私、周囲からどう思われているんだろう。すごく怖い。私ってやっぱり傲慢なのか。同時に、自分もそうやって他人を主観で品定めしては、見た目で判断しようとするような、つまりはそんな自分の性格の悪さ、が改めて露呈したような気がして。私はそんな私をやっぱ

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誰かの靴を履いてみること

誰かの靴を履いてみること

やっと読めた。ブレイディみかこさん「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読了した。

と言うのも、高校生の頃、体育の授業でのこと。最初の5分、いつも先生の近況報告から始まった。その中で度々、この本を私達に薦めていた先生。

そしてその出来事を、数年経った今でもはっきりと覚えている私。

体育は苦手だったものの、その先生のことは苦手ではなかった。だからか、私は結構、その先生の話を聞くことが

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モネが過ごした時間や記憶を、鑑賞することで受け取っている

モネが過ごした時間や記憶を、鑑賞することで受け取っている

モネを摂取したい。

―表現が正しいのかは微妙だけど、読了後にそんなことを思った私。

それはつまり、

美術館でモネの作品を心ゆくまで鑑賞したい、味わいたい。

そういう意味だ。

原田マハさんの「モネのあしあと」を読んでいる最中、私には思い出したことがある。

それは昨年、一人旅と題して訪れた、香川県直島の美術館のうちのひとつ、地中美術館。

そこで見た、モネの連作である「睡蓮」を見た時の感動

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"不安は挑戦している証拠"。そう思える時もあるし、思えない時もある。今の私はその狭間で揺れているなあって思って、終盤気付いたら泣いてた。そんな私すら、私は受け入れたいし、認めてあげたいなって思う。

人は遊ぶことで(中略)自分で決断を下し、自分に対峙し、連続する体験の中で(中略)感覚的に、直感的に考え、そして行動しています。(中略)遊びは、人生においては深い学びの時空です。(中略)遊びと学びは本来、対立関係ではなく、重なるものなのです。p.229 机に向かうだけが勉強じゃない

阿部広太郎著『それ、勝手な決めつけかもよ?誰かの正解にしばられない解釈の「練習」』を読んだ。「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。ニーチェ」冒頭一文目から、私の心を鷲掴みした一冊。

表現は「他者と自分」といった相互の関係があって初めて成立する。

表現は「他者と自分」といった相互の関係があって初めて成立する。

こんにちは。

今日、細川英雄さん「自分の<ことば>をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術」を読みました。

そこで、特に印象に残った箇所を自分なりに要約しました。

後で読み返す意味も込めて、こちらに記載しておこうと思います。

「私でなければできない表現をするということ」それ乃ち、何かを表現するということ。副題にもなっている通り、本書には、何度もその重要性が書かれていた。

しかし、

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「一生、自分を罰するのはやめましょう。 (中略) 自分自身を罰し続けるのをやめて、代わりに、ポジティブなことに意識を向けるように努力することも、許しにつながります。」イルセ・サン著『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち』を読んで思わずウルっときたところ。私は自己否定を減らしたい

マーク・レクラウ「習慣を変えれば人生が変わる」を読んだ。失敗は経験であり成長するための機会、幸せは自分の心の姿勢次第。状況に対して、自分がその時にどういう心持ちでいるか、ものの見方をするかによって、それがいいものだったり悪いものになったりするということ。本質をついていると思った。

樺沢紫苑著「人生うまくいく人の感情リセット術」を読んだ。この本から、「言葉って言い換えるだけで、自分の考え方ってこんなにも変わるんだな」と私は思った。例えば…不安→ワクワク、失敗→経験、苦しいは幸せの前兆、状況を客観的に捉える「鳥の目」を持つこと。こんな感じ。捉え方って大切だ。

菅原洋平著「めんどくさいが消える脳の使い方」を読んだ。めんどくさいの正体は、脳が「分からない」と言っている時。だから脳が分かるようにしてあげればよい。序章から目から鱗。著者が作業療法士さんということで、「作業」の視点から書かれている。読書は多角的な視点を持つことができる。楽しい。

ジェリー・ミントンチン著「うまくいっている人の考え方 完全版」を読んだ。中心となるテーマは「自尊心の高め方」。今回もまた多くの箇所にマーカーを付けて読み進めた。特に「人は自分を基準にして他人を判断する」という箇所が、今の私の心に深く刺さった。読書が最近楽しくて、3日程続いている。

有川真由美著「なぜか話しかけたくなる人、ならない人」を読んだ。今日の出来事を振り返った時に、私はよくも悪くも人から「話しかけられやすい人」なのかなと思った。でもそれは決して、短所じゃなくて。むしろ長所で私の強みだと思った。「話しかけられやすい」の方向性さえ、間違わなければ。