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衝撃でお腹がいっぱい

ありのままの私を受け入れて欲しいと思うことや自己愛が高いことは、ある人達にとっては図々しくて傲慢で、「許せない」と思われる対象になるかもしれなかったんだ。

私、周囲からどう思われているんだろう。すごく怖い。私ってやっぱり傲慢なのか。同時に、自分もそうやって他人を主観で品定めしては、見た目で判断しようとするような、つまりはそんな自分の性格の悪さ、が改めて露呈したような気がして。私はそんな私をやっぱり嫌いだと思った。だけどこれも私の一部分なんだよな。


『傲慢と善良』を読み終えた昨夜から、私は一日経った今でも未だに衝撃波を喰らい続けている。読書をしてこんなに心が抉られるような思いをしたのは、『かがみの孤城』以来かもしれないと思う。

流石、辻村深月さんの紡がれる文章。感情描写の生々しさは、読んでいて感情移入しやすい代わりに、時にとてつもなく胸がぎゅっと締め付けられては、とても苦しくなる感覚が私にはある。とは言え、それが好きなんだけどさ。笑

かがみの孤城以来、久しく辻村さんの本を読んでいなかったから、(そういえばこんな感じだったっけ)と、読みながら思い返す作業をするのも楽しかった。


後日、またぽつぽつと本について書き綴るかもしれないが、一先ずここまでにしよう。今の私は、衝撃でお腹がいっぱいだから。

読んでくださってありがとうございます。

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また飲みたいなあ、タリーズのハニーミルクラテ。これ飲みながら書くと、執筆が捗るんです…!