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【多様性を考える絵本】ぼくらのサブウェイ・ベイビー
今回紹介するのはアメリカで2020年に「Our Subway Baby」として発行、日本では今年の4月に発行されたばかりの絵本です。私が好きなノンフィクションのお話です。
とある男性が、地下鉄の駅で生まれたばかりの赤ちゃんを見つけたところからお話は始まります。たった数分しか会っていないのにもかかわらず、この男性と、一緒に住むパートナーの二人は、この赤ちゃんのことが気になってしょうがなくなっていま
【クリスマス絵本?】みみかきめいじん
だるまさんシリーズのかがくいひろしさん作の絵本「みみかきめいじん」を紹介します。かがくいさんの絵本、どのキャラクターも魅力的で子どもたちは大好きですよね。
ユーモアを感じる絵やセリフ、おもしろい擬音語がちりばめられていて、普通に読んでも、子どもたちが笑ってくれるので、私は読み聞かせのつかみに読んだりしています。
このおはなしには、みみかきめいじんの『ひょ・うーたんせんせい』と弟子の『ひょうすけ』
【最高のコンビ】ふたりはいつも~クリスマス・イブ~
先日、M1グランプリがありましたね。7000組以上のコンビがエントリーしていたそうですね。
なぜ突然、こんなことを書いたかというと。絵本の世界にも、ぐりとぐら、だるまちゃんとてんぐちゃんなど、たくさんのコンビがいるんです。(強引につなげてみました)その中で私が一番好きなコンビは「がまくんとかえるくん」です。
このお二人です。
この二人がでてくる「ふたりはともだち」、「ふたりはいっしょ」、「ふたり
【愛情は連鎖する】絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」
いとうひろしさんのベストセラー絵本。いつも一緒にいてくれた「おじいちゃん」と「ぼく」との日々が描かれた心温まる物語です。
前半は「ぼく」の回想になっています。小さい頃の「ぼく」にとって、おじいちゃんとの散歩は、冒険のようにワクワクするものでした。
新しい発見や楽しい出会いがあって。でも、その分だけ困ったことや怖いことにも出会いました。
おむかいのけんちゃんは、わけもなく「ぼく」をぶってきます。