マガジンのカバー画像

映画と音楽の話

23
好きな映画&音楽への愛を暑苦しく語るページ
運営しているクリエイター

#映画

映画が好きだ

映画が好きだ

映画が好きだ。気付いた頃には、学校帰りに1人で単館系映画館に向かう高校生だった。

同時にインディーズロックなどの音楽も好きになり、いわゆるサブカルまっしぐらな青春時代を過ごした。

映画館へは大体1人。1番後ろの真ん中に座るのが好き。

家で観るときも出来るだけ集中したい。一日に数本観る事も昔はあった。

「映画は総合芸術」だと、どこかで読んだことがある。

それは本当だ、と思う。個人的には、音

もっとみる
トレンドに乗る。魔女の宅急便の話♡

トレンドに乗る。魔女の宅急便の話♡

日本はGW真っ只中ですね。お天気も良いのかしら。もうこの辺りの陽気は最高ですよね。パキッと晴れ渡った五月の空。清々しい風を感じたいです。

当地もすっかり春めいて来ました。あーやっと。こないだ雪降ったんですけどね。桜は、今日友達が桜で有名なハイパークという公園に行ったらしいのですが、まだ何にも咲いてなかったそうです。はは。

私は昨日は、近所の公園をぶらぶらお散歩。こないだまで黄土色に枯れ切ってい

もっとみる
トロントが舞台のピクサー映画「私ときどきレッサーパンダ」をトロントで観た

トロントが舞台のピクサー映画「私ときどきレッサーパンダ」をトロントで観た

久しぶりの映画鑑賞日記。

観たのはちょっと前のこと。「ピクサーが、トロントを舞台に映画を作っている」と、発表された時に当地では話題になっていて、楽しみにしていた。

そんな事もすっかり忘れていたある日。

ディズニープラスのトップ画面で「レッサーパンダ」と目が合った。

「あ、これ観たい!」と申し出た私の横で「ちょっと中華感が強いな…」と、難色を示していた台湾出身のパートナー。「でもこれ、トロン

もっとみる
冬休みにおうちで観たい映画を勝手におススメします

冬休みにおうちで観たい映画を勝手におススメします

お年賀状は書き終わりました?そこのあなた、偉い!

私はいつも、クリスマスカードを日本のお友達や家族に送っているのだが、12セット入りを買って安心し、ぐうたらしていたらクリスマスが迫ってしまい、諦めました。(え)

さて、年末ののんびりとした空気、映画の季節ですね。今年は数えるほどしか映画館に行けなかったけれど、映画館が閉まっていた去年の悲しい思い出も蘇り、映画の、また映画館の良さを再実感した一年

もっとみる
追悼 俳優:クリストファー・プラマー

追悼 俳優:クリストファー・プラマー

私の大好きな俳優の一人、Christopher Plummerさんがお亡くなりになりました。「サウンドオブミュージック」「ビギナーズ」に出演した演劇、映画界のレジェンド。

私は、サウンドオブミュージックが好き過ぎて、人生で初めて買ったCDがこの映画のサントラ、という筋金入り。DVDも、パンフレットも持っている。大大大ファン。

彼は私の初恋、といってもいいでしょう。将来、私もこんな多才な人と一緒

もっとみる
節分とグラウンドホッグデー

節分とグラウンドホッグデー

節分の思い出…を考えてみたが、保育園で働いていたので「今年はどう鬼を極力怖がらせずに登場させるか」なんて事を、真剣に考えていたこと位しか思い出せない。

今となっては、子どもを怖がらせてどうするんだ、って思いが強い。

昔、3歳児さんが、変装した鬼の靴下を見ていて「鬼は○○先生と○○先生だったね」と言ったことがあったなぁ。物事をよく観察する、賢い人はどこにでもいるものだ。

noteやTwitte

もっとみる
映画「The Theory of Everything 博士と彼女のセオリー」永遠の愛はあるのか

映画「The Theory of Everything 博士と彼女のセオリー」永遠の愛はあるのか

先日、この映画を観た。

2014年にイギリスで製作された伝記映画で、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキング(Jane Wilde Hawking)の関係を描き出している。監督はジェームズ・マーシュ、主演はエディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズが務める。第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞した。  ー

もっとみる
ディズニー&ピクサー新作「Soul ソウルフル・ワールド」を観た。大人におススメ。

ディズニー&ピクサー新作「Soul ソウルフル・ワールド」を観た。大人におススメ。

日本語字幕の予告編を貼りたかったのですが、見つからず、こちらの特別映像を。どうぞ。

こちらの映画「Soul」邦題は「ソウルフル・ワールド」は、ディズニープラスという映像配信サービスにて、クリスマスにアップされました。

***

ディズニー+…?お金かかるじゃん…とお思いの皆さん、恐らく初月無料のトライアルがあるので「今でしょ」です。良かったら。

私のうちでは夏ごろに無料お試しを開始、そのまま

もっとみる
初めてのスパイダーマン 映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse (スパイダーマン: スパイダーバース)」

初めてのスパイダーマン 映画「Spider-Man: Into the Spider-Verse (スパイダーマン: スパイダーバース)」

単刀直入に!この映画、すごくかっこいいので是非!ご覧になっていない方は騙されたと思って観てみてください。

と、予告編を張り付けたものの、この予告編では、私がこれからゴリ押しする「凄さ」があまり表現されていないと思う。この下に張り付けたMVの方が、もっと「観たい!」と思わされるのではないか、と。(「出会いは突然に」の中に添付しました)

レーティングは日本だとG、北米はPGと少し違いがあります。ヤ

もっとみる
映画「Boy Erased ある少年の告白」自分の知らない世界を知ることの、力強さ

映画「Boy Erased ある少年の告白」自分の知らない世界を知ることの、力強さ

映画の紹介をしばらくしていなかったので、どの映画にしようかとても迷った。映画が好きなので、あと軽く30作くらいは「好き。おすすめです」と言える作品がある。

その中で、どうして今回この映画を選んだのか?というと、つい先日ニュースを見聞きし、沢山の人々と同じように憤りとやるせなさ、悲しみを覚えたから。

この作品「Boy Erased」邦題は「ある少年の告白」は2018年に公開された。私は主演俳優の

もっとみる
「フェアウェル」アメリカに住む中国からの移民家族の映画を、中国語話者と観た時のこと。

「フェアウェル」アメリカに住む中国からの移民家族の映画を、中国語話者と観た時のこと。

日本で、10月2日に公開されるようで、是非みなさまに観て頂きたいのでここに宣伝する事にする。原題はThe Farewell(2019)

とても興味深いストーリーである。

実は、私、この映画を二回、映画館で観た。

思えば3月以前は、日常的に映画館に足を運んでいた。ある日、この映画のポスターを観て「ふーん、アジアのどこかの作品かな」と通り過ぎたのだが、その後、映画館で貰えるフリー雑誌を読んでいて

もっとみる
映画 vs. ミュージカル「キューティー・ブロンド」

映画 vs. ミュージカル「キューティー・ブロンド」

実は、今週、初めて観ました。ロマコメの王道的作品、キューティー・ブロンド。そう、ピンクピンクしてるやつです。原題は「Legally Blonde」

映画を観終わって、思ってたより良かったな、と思ったのでミュージカル版もチェックしてみた所、

今、私は

ミュージカル派!です!!!

いや~、オススメ!映画をお好きな方は是非チェックしてはいかがでしょうか。本当にキャッチーな曲たちで、踊りまくり、ポ

もっとみる
「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」私は愛だと思う。

「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」私は愛だと思う。

原題は「Harold and Maude」1971年の映画です。

ボーイミーツガールのストーリーなんだけど、それよりもっと深い何かがある…。

この作品を語る人は、「幻想」だとか「オカルト」だとか「愛じゃない、恋でもない、ただの憧れ」とか言うけど、私はただの恋愛映画だと思う。

映画なんだけど、素直に「もっとこの2人の話を聞きたいな」「この二人の人生覗いてみたいなと」いう感覚に陥入る。

1時間

もっとみる
「ポンヌフの恋人」美しいパリと恋人たち

「ポンヌフの恋人」美しいパリと恋人たち

私が初めてこの映画を観たのは、中学生の時だった。いわゆる中二病をこじらせ、サブカルを己の住処と認識して楽しく生き始めた頃。

原題は「Les Amants du Pont-Neuf」(1991)

この映画、というより監督のLeos Caraxとの出会いも、好きだったバンドのフロントマンが「好き」といったので、だ。彼が言うなら観てみよう、と、気になって観てみた。

このバンドマン、幼少期にニルヴァ

もっとみる