あなたの夢が雨に溶かされ アスファルトに吸い取られた あの夏の日 僕は孤独になった ふたりで笑い 泣き 喜びあう思い出は もう増えることはない ただ …
不気味なものたちが 僕の横を通り過ぎてゆく それは 無表情な人の列 誰もが俯いたまま 都会のベルトコンベアーに載せられて 組織の一角へと 運び込まれてゆ…
昔から学校の勉強というものは好きではないが、いろいろなモノゴトを“知る”コトは好きであった。庭で虫を捕り、図鑑で調べる……etc.。 本を読む。話を聴く。観察す…
民族同士の争いは“価値観”の違いによって引き起こされる。ホンの些細な違いでも、紛争を何千年も続けさせる“力”をもっている。不気味な力を。 そして、一度でも不…
最近、世界情勢を伝えるニュースに触れるたび感じるのは、「1人の富豪を味方にする為政者より、100人の労働者を味方にする為政者の方が国家に強い影響力を及ぼす」とい…
松風冬来
2024年9月19日 06:22
2024年9月15日 06:34
あなたの夢が雨に溶かされ アスファルトに吸い取られた あの夏の日 僕は孤独になった ふたりで笑い 泣き 喜びあう思い出は もう増えることはない ただ 哀しむべきことは ひとつずつ年老いてゆく 僕の記憶から あなたとの思い出が ひとつずつ消えてゆくこと ただ 哀しい哉 ただ 哀しい哉 そして 僕の消滅とともに すべてが“ゼロ”になる
2024年9月11日 04:48
2024年9月8日 20:59
不気味なものたちが 僕の横を通り過ぎてゆく それは 無表情な人の列 誰もが俯いたまま 都会のベルトコンベアーに載せられて 組織の一角へと 運び込まれてゆく 無口な人波は 皆 手元から流れ出る 無味乾燥な文字の羅列に 瞳を塞がれている だから 君は 足元に咲くちいさな花の 気高き美しさに 気付けずにいる それは 情報禍 「情報」という怪物が 人々の感情を喰い尽
2024年9月4日 06:13
2024年8月30日 16:39
2024年8月29日 06:22
2024年8月27日 19:50
2024年8月21日 16:42
2024年8月18日 09:16
2024年8月13日 06:12
2024年8月12日 09:22
昔から学校の勉強というものは好きではないが、いろいろなモノゴトを“知る”コトは好きであった。庭で虫を捕り、図鑑で調べる……etc.。 本を読む。話を聴く。観察する──モノゴトを“知る”とき、常に心掛けているコトがある。それは知識の扱い方。「あつめる」「みつける」「くっつける」の3つのコト。 あつめる。──知識は好奇心の趣くままに収集する。まったくの自由に。発信者の肩書きに惑わされずに収集す
2024年8月3日 06:11
2024年7月29日 22:00
2024年7月24日 06:16
民族同士の争いは“価値観”の違いによって引き起こされる。ホンの些細な違いでも、紛争を何千年も続けさせる“力”をもっている。不気味な力を。 そして、一度でも不信感を抱いた者同士は、相互理解を毛嫌いする。“歩み寄り”というモノを拒絶するのダ。 これは世界規模の現象ではない。狭いクニの中でも起こっている。例えば、“おらがムラ”と“隣のムラ”とでは“しきたり”が異なっているではないか。 故郷を失
2024年7月12日 05:22
最近、世界情勢を伝えるニュースに触れるたび感じるのは、「1人の富豪を味方にする為政者より、100人の労働者を味方にする為政者の方が国家に強い影響力を及ぼす」という現実。まさに、「数」こそが“真の力”であるという政治が世界各地で展開している。 「数」の“力”とは恐ろしい。 小早川秀秋の寝返りが歴史を動かしたのは、1万5000という「数」があったからに他ならない。もしアレが100や200の小人数