【路上観察】 秩父博物誌 ⑤ 29 松風冬来 2024年9月11日 04:48 秩父鉄道上長瀞駅の駅舎。 (埼玉県長瀞町) そんな上長瀞駅のホームには、“踏切”がある。 この踏切を渡って反対側のホームに行くのじゃ。 ある意味、土地の有効活用。アッタマイイ〜ぞ、秩父鉄道! (埼玉県長瀞町) 上長瀞駅前の道端に咲いていた色鮮やかなちいさな花。 君の名は? (埼玉県長瀞町) 長瀞町のマンホールの蓋。 絵柄はもちろん“長瀞ラインくだり”! (埼玉県長瀞町) そんでもって、長瀞はラフティングも盛んな土地らしい。 「エッサ エッサ エッサホイ サッサ♪」 「特大ホットドッグ持って ホイ サッサ♪」 (埼玉県長瀞町) だから、「川をきれいにしましょう」と、カエルの親子(?)。 昔から、水は“命のお母さん”と呼ばれる優しい存在だけど、 付き合い方を誤ると、生命を奪う恐ろしい存在に豹変するのダ。まさに“鬼婆ぁ”と化すのじゃ! 良い子のみんなは、“命のお母さん”の機嫌を損ねないよう、 注意して水遊びをしましょうネ。 (埼玉県長瀞町) そして、「秩父」と言えば、古代哺乳類・パレオパラドキシア! 『埼玉県立 自然の博物館』の前で復元模型がお出迎え。 細身のカバみたいだけど、偶蹄目のカバと異なり、 絶滅して今はいない“束柱目”に属していた哺乳類。カバよりも、 ジュゴン(海牛目)やゾウ(長鼻目)に近い生き物なんだって。 (埼玉県長瀞町) 『自然の博物館』で大口を開けて来館者を待ち受ける 巨体サメのカルカロドン・メガロドン。ガォーッ! 発見された化石は「歯」が殆どだけど、その大きさは桁外れ。 高さが15cm以上もあるから凄い! 人間の掌ぐらいある。 そんな歯から推定された巨大サメの全長は11〜20m。 研究者によって、かなりの幅がある。 『自然の博物館』には全長12mの復元模型が展示されている。 (埼玉県長瀞町) 「束柱目や巨大サメが棲息していた太古の秩父地方って、 いったい、どんな世界だったンだろう?」と思いながら、 宝登山山頂から“秩父盆地”を遠望する。 秩父盆地は、昔から海の底になったり陸地になったり、 沈降・隆起を繰り返してた忙しい土地なンだって。 海の底だったから山の中でもサメの化石が見つかるのか。納得。 ただただ、地球の“生命力”を感じずにはいられないのでした。(埼玉県長瀞町) #川 #路上観察 #秩父 #マンホール #ラフティング #長瀞 #地殻変動 #宝登山 #メガロドン #博物誌 #パレオパラドキシア #埼玉県立自然の博物館 #秩父盆地 29 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート