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なんとなくいいな、の世界
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#毎日note

偶然同じ電車に乗り合わせた人たち

偶然同じ電車に乗り合わせた人たち

アカウント削除しちゃおうかなぁ
なんかもういいや。

あと1ヶ月ちょっとで毎日更新一年達成になるのにそんなふうに思ったのは初めてだ。

書くことがすこし怖くなっていた。

ここは私の庭なので
とことん自由に書いているが

好き勝手自由気ままに書いた文章やつぶやきが
誰かの思いとリンクして
共感という形でその人の心に花を咲かせることもあれば、その逆だってある。

嬉しいことも嫌なことも
その時の思い

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短編小説:夜を歩く

短編小説:夜を歩く

一、23時

 寝返りをうつのはこれで何度目だろうか。形の合わない箇所にむりやりパズルのピースをはめ込んでいるような気分だった。
「寝れねえ」
 俺は誰に言うでもなくそうつぶやいた。しかし狭い部屋で独りそんなことをぼやいてみても余計に目が冷めていくだけだというのは嫌というほど分かっていた。ただそのことをはっきりと確認したかっただけなのかもしれない。つまりある種の諦めだ。
 目を開けて上半身を起こし

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離婚。~親の無い子~

離婚。~親の無い子~

離婚するひとが多い
世の中です
増える片親世帯

ようするに
親の無い子

ようするに
どちらかの親に
見切り付けられた

そういうことなんです

誰が何と弁解しても
ボクら子供からしたら

片方の親に
見切られたんです

見切られた
子供たちの集まる
団体の中にいます

ボクのように
親が生まれたときから
いない子供たちもいます

ボクたちは
兄弟、姉妹で仲間です
何でも話します

好きに産んで

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エッセイ | 私にとっての『書く』と言うこと

エッセイ | 私にとっての『書く』と言うこと

書き出しはこうだ。
「改まったタイトルにしてしまったが、難しい話でも暗い話でもない。本記事で50回目の投稿となるため、私にとって『書く』ということの位置付けをしておきたい」磯森照美はキーボードをたたく。以前から始めていたnoteに投稿する記事を書いているようだ。

磯森はnoteを知ってから始めのうちは人の書いた記事を読む専門だった。それは彼が人の話を聞くのが好きであったからだ。彼自身から話をする

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田舎で車が無い暮らし。

田舎で車が無い暮らし。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

69歳、YouTuberの良子です。
本日も、よろしくお願いします。

本題に入る前に、少しだけ自己紹介させてください。わたしは、東北地方の秋田市在住、年金暮らしです。家族と同居しているため、生活が苦しいわけではありませんが、「お金に余裕がある」とは言えません。

田舎暮らしの人には驚かれるのですが、わたしは、車を持っていません。田舎で、車がない生活を都会暮

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苦手なものの話。

苦手なものの話。

小説の作り方を勉強していると「キャラクターの設定」という要素によく遭遇する。

『キャラクターには、欠点や苦手なものを設定しましょう! そうすれば読み手が親しみやすいキャラになります!』

まあ僕はこういったマニュアルが嫌いな天邪鬼なので、これはむしろ『やってはいけないこと』にしている。

登場人物の苦手なものなど、わざわざ設定しなくても、書いていればそのうち出てくる。

でも、ふと『自分の嫌いな

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