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スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー

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#不登校

寝屋川(ねやがわ)市のいじめ対策がとても進んでいると感じました。

寝屋川(ねやがわ)市のいじめ対策がとても進んでいると感じました。

(あくまでも私の主観で、現時点での仮の意見でございます。何か価値観を押し付ける意図はございません。)

先日の、「不登校・多様な学びネットワーク 茨城」のいじめをテーマにした勉強会に参加しました。

具体的には、「大阪府寝屋川市の取組み」を紹介してくれました。



私としては、かなり進んでいる取り組みがあるんだと驚きました!

例えば、教育委員会や市を訴える際の弁護士費用も負担してくれるとのこ

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スクールカウンセラーの時に、不登校支援で意識していることを一覧で整理してみました。

スクールカウンセラーの時に、不登校支援で意識していることを一覧で整理してみました。

スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの立場で、不登校の相談を受けています。小学生から高校生です。

最近になって、不登校の相談件数がだいぶ増えていると感じます。
夏休み明けに学校に来られない状況が続き、これからどうすればいいのか、どう本人と接すればいいのかという相談が多い印象です。

保護者の方(母親と、ご両親と)、保護者の方とご本人、ご本人となど色々なパターンでの面談があります。

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『2021年のスクールソーシャルワーカーの活動の振り返り』~フィンランドのダイアローグの活用~

『2021年のスクールソーシャルワーカーの活動の振り返り』~フィンランドのダイアローグの活用~



スクールソーシャルワーカーの活動で自分が意識していたこと生徒児童本人もそうですし、保護者や先生においても、何らかのトラウマ症状(※1)が起こっていると想定して取り組んでいたと思います。

お互いにトラウマ反応を反射し合う状況があると、いじめや不登校、基本的な信頼関係の喪失が起こると感じており、自分もその渦の中に入っていく感覚があります。

そんな中で、自分も反射して、自分自身が加害者にならな

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不登校支援についての私の考え方の整理~大人が抱える困難性について~

不登校支援についての私の考え方の整理~大人が抱える困難性について~

スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの活動の中で、不登校の支援をする時に、どういった状態を目指し、何を重視して、どう取り組んできたのかを整理してみたいと思い、文章にしてみました。
(※あくまでも私の視点を置いた文章です。他の人から見ると、色々なズレを感じられるかもしれません。この視点を受け入れていただけるかどうかはお任せ致します。)

不登校で目指す状態

・本人が自分や周りに安心を

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