戸田周公(とだ なりたか)
対話で重ねていく他者との安心な交流で、自分や社会の安心感が回復していくといいなと思います。フィンランドの対話でお互いの安心を感じる場を「りすにんぐファーム」で提供しています。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー。公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士。
最近の記事
以前参加した「複雑性PTSD」をテーマにした、「こころとからだ・光の花クリニック8周年記念講演会&シンポジウム」の感想です。
今年も参加させていただきました。私にとってとても貴重な時間となりました。何人かの登壇者の方がおっしゃっていたことが、私の中で混ざって残っています。 広い意味でのトラウマが、日本の戦争体験と戦後の社会生活の中で、目に見える暴力、命令や支配性、監視、束縛、管理などによって、家族関係や地域社会、会社組織、支援者と当事者の関係、行政と市民の関係など色々な所で生じてきており、程度の差こそあれ、そのコントロール性という価値観に誰もが身を置いてきたということを改めて感じました。 加害者
フィンランドの対話でお聴きする『不登校無料相談会』@YMCAみどりのセンター本館「子育ち相談センターぶどうの木」にて開催致します!ご参加お待ちしております!
話を聴いてもらうことで、今まで見えていなかった子どもや自分の気持ちに気がついたり、不安や心配でいっぱいな心が癒されたりします。 話すことで思いを放ち、言えることで癒されることがあります。話すことにも勇気がいるかもしれませんが、不登校の子どもの親や話を聴くプロがお話しを伺いますのでゆったりした気持ちでいらしてください。 「オープンダイアローグ」というフィンランド発祥の対話の方法を参考にしてお話をお聴きします。話し手の心のスペースを大切にしながら、話し手と聞き手がゆる
実際のオープンダイアローグ(OD)とりすにんぐファームのODを参考にしたピアサポート的なグループワークの比較をしてみました。
この比較検討は、ふと自分の中で整理してみたくなり、あくまでも仮の意見として、私の感覚的な視点で作ってみたものです。 【比較してみて気が付いた点】 ・ODの方が、顧客(ネットワークメンバー)として参加できるので、自由が保障され、したくないことは何もする必要はない状態で参加できると思います。一方で、ピアサポート的なグループワークでは、お互いの安心を補償する一定のルール的なものが必要になってくると感じます。 ・ODでは、専門家チームが、今まさに危機的な状況にあるコミュニティ(