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もしもの備え その4.3 海外駐在員向け保険の考え方を知って貰いたい 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 もしもの備えとして保険は外せない話題…

考え方が変遷したので…その面白い流れをご紹介しますね…

学生時代から社会人独身時代まではこちらを…

 結婚を機に吾妹の希望を尊重し”自分で自分の保険会社になる“という発想を転換。
死亡保険5000万円
年金保険 終身型
という感じでの契約をしました。

 今回は、家族帯同での米国駐在となった時のお話をしようと思います。

建付けとしては、3本建て
①鉄鋼会社の標準的駐在員保険
(従業員に許諾を得て受取人は会社として掛ける総合的な保険)
②出向という形で入社した現地半導体開発·製造会社の社員保険)
③私が個人的に入っている保険
です。①②は私の保険料支払いは無く、専ら鉄鋼会社が直接及び出向先会社経由で契約していたものです。一方で③は渡航前に生命保険会社に確認を入れて、米国の場合は保障内容に特段の変更はないとのこと。また、犯罪行為など違法なことを恣意的にしない限り、企業が掛ける総合的な駐在員保険が殆どの問題を解決してくれるとのことでした。

 会社がしてくれた私個人の契約の内容に関する書類も自宅に取って有ります。まぁてんこ盛りな契約なんですがコンフィデンシャル扱いの書類なので…

 取り敢えずこんな感じ…というのは以下でご容赦ください。当時のものではありませんが、寧ろこちらの方が参考になると思います。

 この辺りは、再掲になってしまいますが、以下の大事な考え方と同様です。海外駐在して得た肝の知見なので…

 こちらの納税関連書類はコンフィデンシャルの記載が無いので差し障り無い範囲で少しだけ実名で書きました。
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転職体験記 シリコンバレーのベンチャー企業に その1 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 納税を含めた辺りはアーンスト・アンド・ヤング (Ernst & Young、略称EY)さんを使って居ましたので安心でした。因みに同社は、ロンドンを本拠地とし世界各国で会計、税務、コンサルティングなどのプロフェッショナル・サービス事業を展開するサービス企業であり、Big 4の一角を占める名門です。
 国内でもそうですが、特に海外でも

兎も角多めに納税して後で必要に応じて還付を受ける形にすると、脱税、追徴課税等の面倒なトラブルを回避できます。

 これは海外駐在員として学んだ最大の人生のノウハウの1つです。

 視点は若干異なりますが…

“減税制度とか給付金とか利用せず満額税金を納める”

(税金から逃れるとか、そこから何か給付して貰うのではなく、全く逆の発想で十二分に税を納める…
国とかお世話になっている地方自治体に寄付する感じ…
だって社会貢献なんですもの…)
というのも大人のお作法の1つなのかと。

という発想もその原点は、この転職で学んだ事。その発展型かと感じています。

出典

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 とまぁもしもの備えという意味では、

海外駐在員向け保険というのはとても参考になると思います。

 駐在ではなく例えば海外旅行に行くときにも、駐在員はこんな感じでもしもの備えをしていると知っていれば、より深い想像力が働くと思います。


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