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僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブランドを立ち上げ、誰もの身近にある「ロンT」を中心に頑張っています。 誰でも、どの年代でも気軽に着て頂けるものを今後ともお届けできるようにと日々奮闘中です。 このnoteは、僕の物語です。

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僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。 体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。 「ゴホッゴホッ」 いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背…

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高校生になって僕の喘息はほとんど治まったきた。 あんなに肌もガサガサしてたけど、石鹸であまり擦らないこと。 最初は、がむしゃらに擦っていたことで皮膚が悪化してポ…

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何か失敗をすると落ち込むけど それ以上に親に言いたくない。 バイトの失敗も当然だけど言わなかった。 これが思春期なのか恥ずかしいことは言いたくなかった。 「何か…

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僕はバイトで失敗をした

生きれいれば失敗はつきものだ。 恥をかくこともある。 だれでも完璧なやつなんかいない。 ガッシャ-ーーン あ・・・ 小麦粉が宙に煙のように舞った。 大きなアルミ…

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たまに振り返る

幼いことから咳をしてて苦しかったことは覚えてる。 多分、喘息がひどいほうだったのか小学2年までは学校にもあまり行った記憶がない。 いつも、おばあちゃんが心配して…

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3日前
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僕の反抗期の日常

あれから家族とは何やら気まずい。 情けないことに家を出たものの、1時間もせず家路にたどり着いてしまった。 親に心配して探してもらう作戦はまんまと失敗に終わったか…

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家族との距離

タローを連れてあてもなく彷徨っていたけど やはり僕は途中から怖くなってきた。 もう何時だろう・・・ 放り出されたものの偉そうに出ていったしまった僕は何気に親が探…

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自由って何だろう?

「うるさいなぁ~」 「何がうるさいの!!!」 僕の反抗期が目を覚まして行った。 当然、親はガミガミ言うことが子供の為だと思っていることは間違いない。 あんなに小…

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6日前
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僕は色々知識を覚えた

高校生になった僕は友達が増えたし広がった。 当然、バイトもしているので社会人の辛さも何となく目に耳に入ってくる。 今まで喘息で小さな殻に引きこもっていた自分。 …

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僕はプールへ挑戦した

「何かあったらすぐに言えよ!」 「はい」 先生は僕の体調を心配しながらも僕のやる気を見守ってくれた。 高校生になって初めて入るプール。 ちょっと怖いなぁ~ 喘息…

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13日前
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タローの散歩

病院の先生から僕はプールの許可をもらった。 「調子を見ながらね」 「はい」 もちろん、そのつもりだ。 バイトは、相変わらずできない僕だけど何とか続けてる。 ただ…

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あいつと再会した僕

僕は、病院に向かっていた。 この夏にプールに入る為に先生に確認を取るためだ。 僕の気持ちは決まっていたが一応、先生に聞こう。 いつもように自転車で走っていると向…

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僕はたくさんの目標を決めていった

何か目標を持つことは大切だ。 なぜなら辛くても頑張れるからだ!! 僕は、中学校まで1度もプールに入ったことがない。 全力疾走もない。 それは幼い頃から喘息が酷く…

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2週間前
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僕は、友達が妙に気になった

とりあえずは、今日はバイトが休みでホッしていた。 緊張と全くできない僕に疲れ果てていた。 しかし、気になる。 友達も最近バイトを始めた。 僕みたいに悩んでないの…

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2週間前
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バイトという仕事

僕は、バイトを簡単に考えていた。 お父さんの仕事とは違うもっと責任のないもの。 多分、間違ってない。 だけど、僕はもっと安易に考えていたのかもしれない。 昨日言…

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負けられない僕

「今日はバイト?」 お母さんが心配そうに聞いてきた。 昨日の僕の素振りを見てのことだ。 「うん」 僕は、そう返事したけど気持ちはどんよりしてた。 バイトの作業が…

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2週間前
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僕の名前は「おさる」です。

僕の名前は「おさる」です。

僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。

体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。

「ゴホッゴホッ」

いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背中をさすってくれる。

「苦しいねぇ~」

「苦しい」

先生に「この子は喘息だね」と言われた。

お母さんは

「お兄ちゃんたちは何にもなかったのに・・・」

とても不安そうに言った。

おばあちゃんも心配してくれた。

だけど、僕

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僕の新たな決心の始まり

僕の新たな決心の始まり

高校生になって僕の喘息はほとんど治まったきた。

あんなに肌もガサガサしてたけど、石鹸であまり擦らないこと。

最初は、がむしゃらに擦っていたことで皮膚が悪化してポロポロと皮がむけてしまい、それをまた汚れと勘違いしてて最悪だった。

体調によって悪化したりもするけど、以前に比べたら悩むことも少なくなってきている。

何より走れたりすることが大きい。

学校に行ってからバイトしたり遊んだりと行動範囲

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夕暮れを見つめる僕

夕暮れを見つめる僕

何か失敗をすると落ち込むけど

それ以上に親に言いたくない。

バイトの失敗も当然だけど言わなかった。

これが思春期なのか恥ずかしいことは言いたくなかった。

「何かあった?」

「別に」

親の直感はするどい。

何かを察知して母親は僕の顔を覗きこんだ。

「タロー行くぞ」

何かあれば、いつもタローを呼んで散歩と言って連れ出す。

何の疑いをもつこともなくタローはいつも嬉しそうについてくる。

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僕はバイトで失敗をした

僕はバイトで失敗をした

生きれいれば失敗はつきものだ。

恥をかくこともある。

だれでも完璧なやつなんかいない。

ガッシャ-ーーン

あ・・・

小麦粉が宙に煙のように舞った。

大きなアルミの容器を重さに耐えきれず落としてしまった。

大事な商品が床に転がった。

「あぁ、何してんの!!」

「す、すいません」

僕は顔を上げることができなかった。

「大丈夫?」

おばさんが駆け寄ってきて僕の顔を見た。

「重か

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たまに振り返る

たまに振り返る

幼いことから咳をしてて苦しかったことは覚えてる。

多分、喘息がひどいほうだったのか小学2年までは学校にもあまり行った記憶がない。

いつも、おばあちゃんが心配して夜中でも背中をさすってくれた。

おばあちゃんが出て行ってから犬たちが僕の心の支えだったような気がした。

いつも傍にいる友達みたいなもんだったのかなぁ~

学校に行けるようになってもチビで体の弱い僕はいつも一人だった。

もう、記憶も

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僕の反抗期の日常

僕の反抗期の日常

あれから家族とは何やら気まずい。

情けないことに家を出たものの、1時間もせず家路にたどり着いてしまった。

親に心配して探してもらう作戦はまんまと失敗に終わったからだ。

タローも一緒に出たのに、お前は相変わらず何も無かったかのように日常を満喫している。

僕だけが孤立か・・・

兄たちに

「恥ずかしいぃ~」

と散々に言われようだ。

しかも、その日は晩飯抜きだった。

タローだけ僕に振り回

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家族との距離

家族との距離

タローを連れてあてもなく彷徨っていたけど

やはり僕は途中から怖くなってきた。

もう何時だろう・・・

放り出されたものの偉そうに出ていったしまった僕は何気に親が探しにくるのを期待していた。

何度も立ち止まって後ろを振り返るけど誰もいない。

僕が立ち止まるたびにタローも立ち止まって僕を見つめる。

最初は速足だった僕の歩幅はみるみる小人のような幅になって行った。

10歩くらい進んで振り返る

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自由って何だろう?

自由って何だろう?

「うるさいなぁ~」

「何がうるさいの!!!」

僕の反抗期が目を覚まして行った。

当然、親はガミガミ言うことが子供の為だと思っていることは間違いない。

あんなに小さくて弱虫だった僕がこんなに反抗するなんて夢にも思っていなかったのかもしれない。

だけど、僕も立派な高校生で世間知らずな上に意味もなく反抗するという普通の高校生に成長したんだ。

僕は部屋のドアを思いっきりバタンと怒っているのをア

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僕は色々知識を覚えた

僕は色々知識を覚えた

高校生になった僕は友達が増えたし広がった。

当然、バイトもしているので社会人の辛さも何となく目に耳に入ってくる。

今まで喘息で小さな殻に引きこもっていた自分。

弱いからできないと親の囲いの中で守られていた壁が高いと思っていたけど、いつの間にか挑戦というものに背中を押されて破っていける僕を発見して驚きや辛さも味わったけど・・・

なんか、それ以上に冒険したくなってきた。

小学校2年までは、ま

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僕はプールへ挑戦した

僕はプールへ挑戦した

「何かあったらすぐに言えよ!」

「はい」

先生は僕の体調を心配しながらも僕のやる気を見守ってくれた。

高校生になって初めて入るプール。

ちょっと怖いなぁ~

喘息の発作は命取りだ。

でも、体力がついてきた僕は高校生になってから1度も起こっていなかった。

泳ぎ方を教えてくれる先生と一緒に必死に練習をした。

だけど、なぜか沈んでしまう。

「何で沈むんだ?」

ヒィ~僕にだって分からない

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タローの散歩

タローの散歩

病院の先生から僕はプールの許可をもらった。

「調子を見ながらね」

「はい」

もちろん、そのつもりだ。

バイトは、相変わらずできない僕だけど何とか続けてる。

ただ、気になるのが・・

チビ貧弱だから仕方ないなぁ~

みたいな感じが伝わってくるのが辛い。

「タロー散歩いくぞ」

バイトの時はなかなかタローと散歩に行けないけど・・

そういえば、僕がバイトの時は誰がタローの散歩に行ってるの?

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あいつと再会した僕

あいつと再会した僕

僕は、病院に向かっていた。

この夏にプールに入る為に先生に確認を取るためだ。

僕の気持ちは決まっていたが一応、先生に聞こう。

いつもように自転車で走っていると向こうから誰かが自転車走ってくるのが見えた。

近くまで来てすれ違いざま

「あっ」

向こうも確かに「あっ」と言った。

すれ違って僕は少しして止まった。

振り返ると、その自転車はフラフラと電柱にぶつかって倒れた。

スピードは出て

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僕はたくさんの目標を決めていった

僕はたくさんの目標を決めていった

何か目標を持つことは大切だ。

なぜなら辛くても頑張れるからだ!!

僕は、中学校まで1度もプールに入ったことがない。

全力疾走もない。

それは幼い頃から喘息が酷く病院の先生から止められていたから。

でも、僕は近くの公園が入れなくなったことでタローと少しずつ走るようになっていた。

高校生になった僕はまだ発作が出ていないこともあって体力に少しずつ自信もでてきたからだ。

いつか全力疾走をした

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僕は、友達が妙に気になった

僕は、友達が妙に気になった

とりあえずは、今日はバイトが休みでホッしていた。

緊張と全くできない僕に疲れ果てていた。

しかし、気になる。

友達も最近バイトを始めた。

僕みたいに悩んでないのか・・・

「おはよう」

「おう」

「ところでバイトどう?」

「あぁ、なんか楽しいかな」

「へぇ~」

「おさるは?」

「うん、まぁまぁかな」

僕は曖昧にごまかした。

楽しいのか・・・少しショックだった。

一応、もう

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バイトという仕事

バイトという仕事

僕は、バイトを簡単に考えていた。

お父さんの仕事とは違うもっと責任のないもの。

多分、間違ってない。

だけど、僕はもっと安易に考えていたのかもしれない。

昨日言われたことが頭から飛んでいた。

それが当たり前になっていた。

「覚えられないならメモをとったほうがいいよ」

「はい」

決して怒鳴られたわけじゃなかったけど何故か恥ずかしかった。

親に

「昨日も言ったでしょっ!!」

「覚

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負けられない僕

負けられない僕

「今日はバイト?」

お母さんが心配そうに聞いてきた。

昨日の僕の素振りを見てのことだ。

「うん」

僕は、そう返事したけど気持ちはどんよりしてた。

バイトの作業がイヤなんじゃない!

その周りの人が僕をどう思っているのかが気になった。

こいつ使えねぇ~

なんて思っていたら最悪だ。

初日だからって問題じゃなくて、その作業が僕には慣れるというかできる自信が完全に喪失してた。

重いし、棚

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