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僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブランドを立ち上げ、誰もの身近にある「ロンT」を中心に頑張っています。 誰でも、どの年代でも気軽に着て頂けるものを今後ともお届けできるようにと日々奮闘中です。 このnoteは、僕の物語です。

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最近の記事

  • 固定された記事

僕の名前は「おさる」です。

僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。 体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。 「ゴホッゴホッ」 いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背中をさすってくれる。 「苦しいねぇ~」 「苦しい」 先生に「この子は喘息だね」と言われた。 お母さんは 「お兄ちゃんたちは何にもなかったのに・・・」 とても不安そうに言った。 おばあちゃんも心配してくれた。 だけど、僕に、たくさんの愛情を注いでくれて嬉しかったよ。 だから、咳なんか気にせず、元気

    • タローの散歩

      病院の先生から僕はプールの許可をもらった。 「調子を見ながらね」 「はい」 もちろん、そのつもりだ。 バイトは、相変わらずできない僕だけど何とか続けてる。 ただ、気になるのが・・ チビ貧弱だから仕方ないなぁ~ みたいな感じが伝わってくるのが辛い。 「タロー散歩いくぞ」 バイトの時はなかなかタローと散歩に行けないけど・・ そういえば、僕がバイトの時は誰がタローの散歩に行ってるの? 気になる。 僕は、今はまだ週に3日~4日がバイトだけど5日は入りたいって言

      • あいつと再会した僕

        僕は、病院に向かっていた。 この夏にプールに入る為に先生に確認を取るためだ。 僕の気持ちは決まっていたが一応、先生に聞こう。 いつもように自転車で走っていると向こうから誰かが自転車走ってくるのが見えた。 近くまで来てすれ違いざま 「あっ」 向こうも確かに「あっ」と言った。 すれ違って僕は少しして止まった。 振り返ると、その自転車はフラフラと電柱にぶつかって倒れた。 スピードは出ていなかったけど、無残にも自転車ごとその子も倒れてしまっていた。 あいつだ・・

        • 僕はたくさんの目標を決めていった

          何か目標を持つことは大切だ。 なぜなら辛くても頑張れるからだ!! 僕は、中学校まで1度もプールに入ったことがない。 全力疾走もない。 それは幼い頃から喘息が酷く病院の先生から止められていたから。 でも、僕は近くの公園が入れなくなったことでタローと少しずつ走るようになっていた。 高校生になった僕はまだ発作が出ていないこともあって体力に少しずつ自信もでてきたからだ。 いつか全力疾走をしたい。 絶対に気持ちいいことは分かる。 風邪を引くからとプールも入れなかったけ

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        記事

          僕は、友達が妙に気になった

          とりあえずは、今日はバイトが休みでホッしていた。 緊張と全くできない僕に疲れ果てていた。 しかし、気になる。 友達も最近バイトを始めた。 僕みたいに悩んでないのか・・・ 「おはよう」 「おう」 「ところでバイトどう?」 「あぁ、なんか楽しいかな」 「へぇ~」 「おさるは?」 「うん、まぁまぁかな」 僕は曖昧にごまかした。 楽しいのか・・・少しショックだった。 一応、もう一人に聞いてみた。 「メチャクチャ大変だったけどご飯が豪華でラッキーやった」

          僕は、友達が妙に気になった

          バイトという仕事

          僕は、バイトを簡単に考えていた。 お父さんの仕事とは違うもっと責任のないもの。 多分、間違ってない。 だけど、僕はもっと安易に考えていたのかもしれない。 昨日言われたことが頭から飛んでいた。 それが当たり前になっていた。 「覚えられないならメモをとったほうがいいよ」 「はい」 決して怒鳴られたわけじゃなかったけど何故か恥ずかしかった。 親に 「昨日も言ったでしょっ!!」 「覚えてないし」 こんな状態のまま僕はバイトに挑んでお金を貰おうと考えていた。

          バイトという仕事

          負けられない僕

          「今日はバイト?」 お母さんが心配そうに聞いてきた。 昨日の僕の素振りを見てのことだ。 「うん」 僕は、そう返事したけど気持ちはどんよりしてた。 バイトの作業がイヤなんじゃない! その周りの人が僕をどう思っているのかが気になった。 こいつ使えねぇ~ なんて思っていたら最悪だ。 初日だからって問題じゃなくて、その作業が僕には慣れるというかできる自信が完全に喪失してた。 重いし、棚が高すぎる。 身長は、そんなすぐ伸びないにしても力が・・・ない。 「大丈夫?

          負けられない僕

          高校生になってまた弱い僕が出現した

          「どうだった?」 「何が?」 「何がってバイトがに決まってるでしょっ」 やっぱりだ。 僕の帰りを今か今かと待ち受けていたお母さんの第一声だ。 もし、楽しかったなら僕は帰るなり話してるに決まってるのに 空気ぐらい読めって思う。 「別に」 「あ、ダメだった?」 心配そうに顔を覗き込んでくる。 何がダメだったと思っているのか? 「別に、普通」 僕も意味が分からないことを言ってるのは分かってるけど・・・ 今さら家族でもチビだからとか体力ないからとか言えない。

          高校生になってまた弱い僕が出現した

          初めてのバイト

          僕は、バイトを自分で見つけたことに有頂天になっていた。 しかも、バイト先は家からも近く、毎日通る場所にあった。 前日は少しの不安とワクワク感で寝れなかった。 初日 「お願いします」 「今日から宜しくね」 やっぱり優しそうだ。 従業員の人たちにも紹介してもらって 「お、小さいなぁ~」 「頑張れよっ」 うん、みんなも気さくに接してくれる。 安心だ。 和菓子屋さんの裏方作業で最初は簡単な指示に従って箱を移動さすことをやった。 「あっちに運んで」 「はい」

          初めてのバイト

          「忙しい」を体験したかった僕

          僕は、ずっと前から思っていやことをやろうと思っていた。 それはバイトだ! 兄たちがバイトを始めて好きな物を買ったりしてたからもあったけど 「忙しい」 っていう言葉に憧れを実は持っていた。 文句いいながらも何故か自慢気にアピールしてくる、その言葉。 僕も体験して使ってみたかった。 体力もだいぶついてきたし実態のない自信があった。 だけど・・・どうやって見つけるかだな 本当は友達と行きたかったけど、ここは男だ。 自分で探して決めないと。 毎日、通る場所にうっ

          「忙しい」を体験したかった僕

          僕は自信というものが何かわかった気がした

          僕は、チビはいつか克服するとして 体力は、自分から鍛えていかないとダメだと思った。 なにもかも怖かった自分がいたが走ることもその一つだった。 喘息が怖かったし、病院からも止められていた。 「タロー行くぞ」 僕は、近くの公園が閉められて入れなくなったことがいい機会となって道をただ歩くだけの散歩になってしまっていた。 だけど、軽くタローと走るようになっていた。 学校の先生に「喘息を持っているので激しい運動はできないけど、できることはやります」と言った。 「そうか、

          僕は自信というものが何かわかった気がした

          好転していくと一気に流れることを知った

          僕は体も弱くチビで得したことなんて今まで無かった。 ところが、前も少し思ったことがある。 女子には、何故か可愛いがられたこと。 高校生になると僕は女子から何かと話しかけられるようになった。 まるで前から知り合いだったみたいに。 「おさる、これ知ってる?」 「知らん」 「えぇ~マジ?」 「ねぇねぇ、これは?」 そうなると僕の口数も次第に増えて行った。 校庭で遊んでると2階の窓から 「おさるぅーーー」 と女子が手を振ってきた。 「こけてみてよ」 僕は、

          好転していくと一気に流れることを知った

          僕は、人といることがやっと好きと思えた

          高校に入っも背が伸びて何とか150㎝台になった。 これは、僕にとってかなり喜ばしいことで もう、一生チビのまま終わるのかと諦めていたが、まだ伸びしろがあるってことだ。 高校になれば女子の背も止まってくるはずだ。 いつか追いつき追い越す日がそう遠くはなさそうだ。 しかし、まだまだ甘くなく僕よりデカいやつは多い。 「おさるぅ~」 「何?」 僕はチビのせいか女子には人気があった。 顔に怪我をしてる時は寄り付きもしなかったのに今では何かとかまってくる。 警戒心がな

          僕は、人といることがやっと好きと思えた

          男の勲章を初めて味わった日

          もともとコンプレックスの塊の僕は自分から何かをするのが苦手だった。 「できないんじゃないか」が先にきてしまい 手も足もでなくなるのが今までの僕。 高校では、1番前の席でいつも前だけを向いていた。 しかし、高校は見たこともない変わった奴も多くて むしろ僕は普通の人。 となりの奴がやたらと喋りかけてきて仲良くなった。 クラスで行動的な奴と一緒にいると僕もなぜだか行動的になってしまう。 僕は、中学に比べると自分でも驚くくらいお喋りになっていってた。 自転車でどこへ

          男の勲章を初めて味わった日

          タローはコロの分身?

          最近、思うことがある。 タローはコロと似てるって。 ジローは白でコロは茶色で親子だったけど なぜかタローも茶色だった。 少し薄かったけど。 でも、それよりも性格が似ていた。 コロは大人しくて賢いし全く吠えなかった。 タローもまだ子犬だけどお大人しくて全く吠えない。 ジローは・・・吠えないけど食べ物には卑しかったなぁ~ 少し器を食べやすいように動かすと盗られると思って怒っていた。 僕にだ。 盗るわけがない。 やんちゃでもあったし、誰にでも寄っていってしま

          タローはコロの分身?

          お前は「タロー」だ

          兄が雨の中、連れてきた子犬。 名前は「タロー」 意味なんて深く考えてなくて、コロの子供がジローで その次がタローだった。 僕はの心は複雑だったけど、側で見ると可愛くて嬉しくて・・・ ジローはブサイクだと言われていたけど 「コイツ可愛いなぁ~」 人懐っこいところがコロとかぶる。 とにかく、親とはぐれたのか人の側ばかり来て離れようとはしない。 最初は、2人の兄もかまいたくて仕方がない様子だったけど、数日もすれば自分の事ばかりで お父さんは帰ってきた時に撫でるだ

          お前は「タロー」だ